冨士小御嶽神社

2023年08月11日 | 
富士山五合目(吉田口)に鎮座する冨士小御嶽神社は、承平七年(937)に創建された、磐長姫命を祭神とする神社です。

小御岳は、今の富士山の土台となる古い火山で、約10万年前までに先小御岳火山と、それに重なる成層火山として小御岳火山が活動していました。

小御岳山の活動が休止したのち、側火山として古富士山の噴火が始まり、その噴出物が小御岳山を覆い、より高く成長しました。

新富士火山としての活動期に、更に山体崩壊やテフラによって小御岳山の山体は多い隠されましたが、現在でも小御嶽神社付近の尾根などに、小御岳山の山体や噴火堆積物の一部が露頭しています。




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