入谷の小野照崎神社向かいの法昌寺に奉安されている、たこ地蔵。
コメディアン由利徹や、漫画家赤塚不二夫らが発願主となって建立された、由利の弟子でもあるコメディアン、たこ八郎(元日本フライ級チャンピオン斎藤清作)のお地蔵さんです。
たこ八郎は昭和60年7月24日朝、真鶴の海水浴場で飲酒状態のまま海へ入り、「海へ還って」行きました。
その日の昼、曜日レギュラー出演していた「笑っていいとも!」で、司会のタモリからその訃報が視聴者に伝えられました。
お地蔵さんは、たこ八郎の座右の銘“めいわくかけてありがとう”が刻まれ、コメディアンになってからのトレードマークの“一本筋を通した”髪型、喧嘩で噛まれて欠けた右耳という、生前の本人を模した姿となっています。
背後には、ボクシンググローブの石像も奉安されています。