土木オタクにとっても神様

2023年01月03日 | 東京のお散歩
日本において、砂防の重要性をいち早く説き、砂防の神様と呼び称された赤木正雄博士の像。

赤城正雄博士は明治二十年(1887)に現在の兵庫県豊岡市に生まれ、新渡戸稲造校長時代の東京帝國大農科大学を卒業しました。

このときの新渡戸の訓示から、治水砂防事業に生涯を捧げることになったと言われています。

内務省入職後、自費でウィーンに留学しヨーロッパの現場などで学び、帰国後は京都帝国大学農学部などで、教鞭も執っています。

昭和四十七年に亡くなりましたが、その際に死没日を以て勲一等瑞宝章が追贈され、従三位に叙されました。

これを記念して、砂防会館と生地豊岡市に、博士の銅像が建立されました。




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