徳丸

2012年05月23日 | 徒然
板橋区の北西部、高島平と隣接する一帯を
徳丸といいます。

江戸時代には志村ヶ原に続く幕府の鷹狩場でしたが、
荒川の後背湿地であったことから
高島秋帆がこの地で砲術訓練を行いました。
これが高島平の地名の由来でもあり
徳丸ヶ原は全国的に認知されるきっかけでありました。

そんな徳丸に爽風庵 槙という蕎麦屋があります。
隣接して茅葺屋根の粕谷家住宅もあり
「徳丸ヶ原」の風情を感じさせるロケーションです。

開発で湿地も原っぱもほとんどなくなった板橋区。
わずかに残された、「郊外」の景色です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする