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御田植祭と龍神祭

2023年04月04日 | 埼玉のお散歩
秩父神社に古くから伝わる御田植祭と、そこに迎えられる龍神様の祀られる今宮神社の龍神祭が、今年も両神社でそれぞれ執り行われました。

今宮神社から秩父神社へ迎えられた藁の龍神は、12月3日の秩父夜祭の際に大真榊を立てる榊樽へ巻きつけられ傘鉾や屋台などに御旅所へ供奉します。

これは冬になると武甲山へ帰ってゆき、春に再び里へ降りて人々へ水の恵みをもたらす、武甲山からの湧水の恵みを龍神に見立てた言い伝えのようです。


秩父今宮神社龍神祭



秩父神社御田植祭



八咫烏様からの御神託

2023年03月31日 | 埼玉のお散歩
川越熊野神社の「むすひの庭」には、紀州熊野本宮大社から拝領したサカキ(榊)とナギ(梛)の御神木が対で植えられ、
拝殿には同じく本宮で祈願された八咫烏のレリーフが祀られています。

このレリーフの前には3つの水晶玉が置かれ、それぞれの願いに応じて参拝すると、八咫烏様から御言葉を下賜いただけるようになっています。







神社で輪投げ

2023年03月30日 | 埼玉のお散歩
川越熊野神社の境内末社として食の神、宇迦之御魂を祀る加祐稲荷神社では、運試しとして輪投げができるようになっています。

お賽銭を入れて、遥拝の後に輪を3つ手に取り、自分の運試しをしたい事の的めがけて投げ、一つでも入れば運気上々とのことです。






川越熊野神社

2023年03月28日 | 埼玉のお散歩
川越熊野神社は、戦国時代の天正十八年(1590)、今も隣接して建つ連馨寺の二世然譽文應僧正が、紀州熊野から勧請し創建された神社で
その社紋に熊野神に仕えるとされる八咫烏を用いていることから、導きの神として信仰を集めています。

また主祭神として伊弉諾尊を祀っていることから、開運や縁結びのパワースポットとしても近年は多くの女性が訪れています。





調神社

2023年01月04日 | 埼玉のお散歩
さいたま市の調神社(つき神社)。

開化天皇の乙酉歳(欠史八代の天皇のため、推定としてBC156年)に創建されたと伝えられ
神宮(伊勢神宮)に献納する「調」(貢物・物納税)を納める倉を建て、関東一円の調の集積地とされました。
このため、運搬の邪魔にならないように鳥居や門が造られていないと考えられています。

この地には姉弟の神がいて、弟神(素戔嗚)は大宮(氷川神社)へ行ってしまい、姉神(天照大神)が帰りを待っても弟神は帰って来なかったため、待つことを嫌ったと言われています。
このことが、境内に松が無いことの由来ともなっています。

中世には調と月の読みがともに「ツキ」であることから、月待信仰と結び付けられ、兎が神の使いとされるようになりました。

現在も狛犬の代わりに狛兎が置かれ、手水舎もウサギの口から水が出る仕掛けになっています。








鳩ヶ谷氷川神社

2022年10月07日 | 埼玉のお散歩
川口市の鳩ヶ谷氷川神社は、鳩ヶ谷宿・辻村・里村の鎮守で、応永元年(1394)に造営され、天文14年(1545)と天正13年(1585)に修復が行われたと言われています。

明治6年に村社に列格、明治40年以降大字浦寺字落合の村社箱崎社・大字辻字稲荷の村社稲荷社・大字里字屋敷添の村社日枝社・村社浅間神社など18社を合祀しています。




三吉坂

2022年08月21日 | 埼玉のお散歩
江戸幕末期に、江戸湊の台場建造の際、石積み職人として活躍した通称「三吉」こと嶋田利左衛門が石垣を手掛けたことから名付けられた【三吉坂】。

飯能付近には今でも三吉が手掛けた石垣が遺されているそうです。





飯能河原の水天宮

2022年08月20日 | 埼玉のお散歩
飯能河原の段丘面に鎮座する水天宮。
ご利益は水難防止と安産で、入間川流域に31ある水神のひとつに数えられています。

祭神は安徳天皇とその母建礼門院平徳子、天御中主の3柱で、日本橋水天宮から分神勧請したと伝えられています。

大正初期にはすでにこの地に鎮座していたようです。





飯能河原のザクロの木

2022年08月17日 | 埼玉のお散歩
飯能河原のザクロの木は、飯能市がザクロの町になるようにという願いをこめて植樹されたものだそうです。

ザクロは、ペルシア周辺からシルクロードを伝って、平安時代に中国から渡来人によって飯能に伝わったとされ
平成十二年度から飯能の新しい名物として、青年会議所などが中心となって「ザクロの町」づくりを行っています。



柿本人麻呂神社

2022年07月26日 | 埼玉のお散歩
川越氷川神社の境内社のひとつである柿本人麻呂神社。

その名の通り、歌聖柿本人麻呂を祀る神社で、戦国時代に柿本人麻呂の直系子孫とされる綾部一族が川越(河越)に移って来た際に
氷川神社内に人麻呂を祀ったのが縁起とされます。

綾部家は、江戸時代以降「麻利」の屋号で御用商家として栄え、十代目綾部利右衛門は、今年市制100周年を迎える川越市の、初代市長も務めています。