中身を読まずに何が書いてあるか想像できる本です
この本には例えに茶道が多く使われ、体験したことのない私には違う意味の面白さもあります。
若い頃の私は大酒のみでタバコも無制限に吸ってました
酒飲みの仲間内では沢山飲むのがエライこととされていたからです。
禁煙してる不良ってのもおかしな話ですから・・
喧嘩も大食いもやってました それも不規則に体のことなんか考えずに。
でも。
なぜか私は全てにおいて、歳とともにシンプルなものを望むようになりました
今は、美味しいお料理と上品なお酒をしみじみと味わいたいと思うようになってます
味わいが大切だと気がついたからです。
勝手なもので
テレビの娯楽番組などで大食い競争をしているのを見て、今は嫌な気分になります
なにも必要以上に無理して食わなくてもいいだろうと
欲張りという言葉がある
ブランド物のバッグを何十個ももってるとか
贅沢とはグレードの高いことですが
はたして沢山持つことは贅沢なのでしょうか?
エコが流行ってる
ここ数年ですが私も断捨離をしてきました
人には誰しも欲望がありますから
今の時代何も持たないことは難しいのです。
むしろ何も無いというのはおかしな話で、たくさんあるほうが普通なのです。
しかし今までしがみついていたたくさんの”物、そんなもの本当は必要ないものなのではないでしょうか。
たしかに そう言われれば そうなんです
う~ん
只、よく考えたなら私の場合は「持たない贅沢」ではなくて、「持てない贅沢」かも 知れませんね。
そもそも私の場合は貧乏ですから
やっぱ・・・「持たない贅沢」ではなくて、「持てない贅沢」でした(笑)。
本当に大切なものは何か?
いらない人間関係もある
本当に求めているものは何なのか?
いらない物をどんどんと捨てていくと
時間とともに最後には自分にとって大切で貴い物が必ず残ります。
実は、自分にとって。
・・・それはとても大切な物です。
それだけ残すのです。
とても難しいことですが、それこそが究極のシンプル生活なのかなと思います。
「無事是貴人」という言葉がある
当たり前のことを当たり前に、と言う意味らしい。
当たり前のことを当たり前にできなくなったら幸せから外れてしまう
自分の分を守って生きていく以上のものを望むのは不幸で
平凡が幸せの核であると
最後に
自然のまま淡々とかつ粛々と生きることが出来る人が、人生を悟った人であると
この本には書いてあります。