ペコポン。

…地球のことらしいですわ、ケロン星人いわく。

(￣▽￣；)

なんかですね、最近、増えつつあるのですよ、ワタシの家に。

…ケロロ軍曹。

まさか、ハマっちゃうとは。

王の帰還。

・・・・つうてもですね、「ロードオブザリング」じゃないんですよ。
大体がワタシ、あの映画全然観てないし。
いや、原作の「指輪物語」はね、全部読んだんですよ、中学生の時分に。・・・・いやー、面白かったけど、漢字が難しくって・・・・。
だから、そういう話じゃないっての。

いえね、世の中には、「あって欲しいけど、そりゃ―無理だよなぁ、・・・・つうか、やっぱ、あっちゃなんねぇよなぁ、やっぱり」なんて、『例え話』として聞いただけでも「葛藤」が生まれるようなことがあるもんです。

それがこれ。

クィーンの再結成、そして、再来日。
え？
どゆこと？

・・・・いや、それはさ、ブライアンのギターは改めて聴いてみたいよ。
つうか、クィーンそのもの、聴いて見たいのよ。
でもね、無理でしょ？
そらー、気持ちはわかりますよ、メンバー達だってやりたいでしょう。ブロードウェイのミュージカルだってヒットしたし。いまだに「ベスト盤」出しゃ売れるし。オファーだってあるでしょう。ファンだって、「望んでない」つうたらウソになりますよ。
でもね、物理的に不可能でしょ。
だって、フレディ・マーキュリーはいないのよ。
クィーンは「ディープ・パープル」や「ヴァンヘイレン」とは違うんですわ。・・・・フロントマンたる「ギタリスト」がいれば、ボーカルがダレだって、・・・・って、そんなワケいかないじゃないっすか。


ところがですね。
しちゃったみたいです。
いや、しちゃいました、再結成。

しかも、ヴォーカルに・・・・ポール・ロジャースぅ？！
あのー、ポール・ロジャースって・・・・６０年代に「FREE」、７０年代に「バッド・カンパニー」、８０年代にジミー・ペイジと組んで「THE FARM」結成した方？
・・・・どっちかつうと・・・・ブルースな方じゃないですか？
ワタシ、あの方が作った、「マディー・ウォーターズ・ブルース」つう、ブルースアルバム持ってますけど・・・・、いや、アレはアレで、結構好きなんですけど・・・・。
いやー、間違っても女装したり、上半身裸になってみたり、パッツンパッツンのタイツ履いたりしないでしょ、あの方。
いや、むしろ、して欲しくないけど。
いや・・・・「拳突き上げて」歌い上げている姿すら想像し辛い。

いやぁ、いくら「大御所ヴォーカルの加入」たって・・・・そりゃ、ねぇ。

まあ、はっきり言って、そう思ってたんですよ、ワタシ。「気持ちは解るけど、止めとけ」と。

でもね、発売日にHMVでこのCD見つけたら、・・・・数十秒後にはレジに持っていってましたわ、やっぱり。
んでもって、コレ書きながら、改めて「通し」で聴き直してますけどね。
「ボヘミアン・ラプソディー」・・・・やっぱ、「ホロッ」っときちゃいますね。
意外と合うんだ、ポール・ロジャースの声が。


ＲＥＴＵＲＮ　ＯＦ　ＴＨＥ　ＣＨＡＭＰＩＯＮＳ
＊２００５年５月、イギリス・シェ―フィールドにて、オリジナルメンバーのブライアン・メイ＆ロジャー・テイラーに、ポール・ロジャースを加えた再結成ライヴ。その模様を収めた２枚組ＣＤ。全２７曲のなかには、ポール・ロジャースの曲などもあり、「再結成」というより「セッション」という雰囲気でもあるが・・・・結構、泣いちゃうファンはいるかも。