まあ、そんなこともありますよ、ほんと。
発売というか、発表された時から「書こう」と思っていたネタでしたが・・・・。
「書く」より「読む」方にハマっちまいましたぜ、旦那。
どこの旦那だ?一体。
てなわけで今回は、「MASTERキートン」(ワタシの親父が大好き)、「YAWARA」(谷さんではない)、「Happy!」(相武紗季さんでしたっけ、・・・・映画になるそうで)、「MONSTER」(名作です、ほんと)、「20世紀少年」(まだ手が出ない)・・・・まだまだあるんでしょうけど、・・・・の浦沢直樹氏作、
「PLUTO」でございます。
・・・・3巻の帯に書いてありましたけど、「2005年度文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞受賞」「第9回手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞」だそうで。
・・・・こーゆーのみると、「トー○トのオー×レーズン」っていうお菓子を思い出すのはワタシだけだろーか・・・・。
えー、言わずもがなのヒットメイカー・浦沢直樹氏が「今度はあの、『鉄腕アトム』を描く!」なんつうんで、何だか連載する前から話題にはなってました。
日本人のいけないクセで、モーやる前から期待感を煽っちゃう。・・・・マンガや小説なんてぇメディアは、「続いていくもん」ですから、「読めば読むほど」ハマっていくのが楽しい、なんてェ側面が必ずある訳で、読み始める前から「面白いに違いない」なんてぇ言われますってぇと、「つまらないなんて、ちょっとでも感じる方が罪悪」だとか、「解らないと自分のセンスを疑っちゃう」なんてぇことになりかねない。
・・・・えー、メディア側の皆様、そこらへん、巨匠だろーが出たての新人だろーが、「踏み込み」は一緒ですから、まあ、ちょっと考えていただきたい。
で、この作品はどーなんだ?ってぇ話になりますと・・・・。
面白いです。・・・・これが手塚治虫様の描いた『アトム』をベースにして描いたモノだというのを忘れるくらい、浦沢直樹さんの作品となってます。
えー、「鉄腕アトム」という作品の中には、いろーんなロボットが出てきます。
アトムのライバルってぇのも、いろんな形で出てきます。
が、
多分、「史上最強」と冠されて出てくるのは、この「プルートゥ」だけでしょう。
そして、「高性能ながら、人間の子供となるべく作られた」アトムに対し、同じ製作者から「ただ、最強である事だけを求められた」プルートゥというのは、存在自体が「アトム」とは真逆。
手塚治虫様の原作は、この「真逆の存在」同士の戦いと、互いの「心」の葛藤を描いたもの・・・・だと記憶してますが・・・・(一昨年ぐらいにやってたアニメ「アストロボーイ・鉄腕アトム」の中でも、この話はありましたが)
なんせ浦沢さんですから、出だしから「MONSTER」になっちゃってます。・・・・つまり、サイドから始めているようで、ドンドン中心にもってって、またサイドに広がる、つう、・・・・なんかサッカーの解説のようですが。
大体、堅物風の中年ロボット刑事・ゲジヒトあたりが導入部の中心にいますってぇと、・・・・ほんと、ちょっと見た目に「MONSTER」の続編かいな?・・・・って感じ。
でもまぁ、そっからなんだ、どっちいっちゃうんだよって・・・・あー、アトムがまんま「子供」だぁーーーー。ってぇ持って行き方。(解り辛いな、おい)
なんつうか、もー、作品自体が「サイコサスペンス」じみています。
・・・・って、何が言いたいかと申しますと。
えー、昨今、マンガでも「2」とかね、「新」とかね、タイトルにつけてまで続編描いてるのがあります。また、「原作~」みたいな形にして「オマージュ」とか「トリビュート」なんてぇのをやってます。・・・・なんだか、商業音楽の世界と一緒です。
いや、素材は何でもいいんですよ。出来が良ければ。
そういう作品も沢山あります。
でもね、「どーやったら面白いか」「何が描きたいか」つうのは、オリジナルを描くのと一緒じゃないかと。
・・・・むしろ、「既存の作品に手をつける」ってぇのは、それだけでけっこーリスクを背負うはずで。
だって、既に「イメージ」はあるんですから。
まして、浦沢直樹氏が始めた「PLUTO」ってぇ作品、・・・・エンディングは知られてるんですから。
ある意味、すんごい「冒険」。
それでも「読み応えがある」つうのは、・・・・やっぱ、この人の世界観と表現力なんだろーなぁ、と。
そこいらの小説なんぞ読むより、ずっと引き込まれます、ほんとに。
PLUTO
発売というか、発表された時から「書こう」と思っていたネタでしたが・・・・。
「書く」より「読む」方にハマっちまいましたぜ、旦那。
どこの旦那だ?一体。
てなわけで今回は、「MASTERキートン」(ワタシの親父が大好き)、「YAWARA」(谷さんではない)、「Happy!」(相武紗季さんでしたっけ、・・・・映画になるそうで)、「MONSTER」(名作です、ほんと)、「20世紀少年」(まだ手が出ない)・・・・まだまだあるんでしょうけど、・・・・の浦沢直樹氏作、
「PLUTO」でございます。
・・・・3巻の帯に書いてありましたけど、「2005年度文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞受賞」「第9回手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞」だそうで。
・・・・こーゆーのみると、「トー○トのオー×レーズン」っていうお菓子を思い出すのはワタシだけだろーか・・・・。
えー、言わずもがなのヒットメイカー・浦沢直樹氏が「今度はあの、『鉄腕アトム』を描く!」なんつうんで、何だか連載する前から話題にはなってました。
日本人のいけないクセで、モーやる前から期待感を煽っちゃう。・・・・マンガや小説なんてぇメディアは、「続いていくもん」ですから、「読めば読むほど」ハマっていくのが楽しい、なんてェ側面が必ずある訳で、読み始める前から「面白いに違いない」なんてぇ言われますってぇと、「つまらないなんて、ちょっとでも感じる方が罪悪」だとか、「解らないと自分のセンスを疑っちゃう」なんてぇことになりかねない。
・・・・えー、メディア側の皆様、そこらへん、巨匠だろーが出たての新人だろーが、「踏み込み」は一緒ですから、まあ、ちょっと考えていただきたい。
で、この作品はどーなんだ?ってぇ話になりますと・・・・。
面白いです。・・・・これが手塚治虫様の描いた『アトム』をベースにして描いたモノだというのを忘れるくらい、浦沢直樹さんの作品となってます。
えー、「鉄腕アトム」という作品の中には、いろーんなロボットが出てきます。
アトムのライバルってぇのも、いろんな形で出てきます。
が、
多分、「史上最強」と冠されて出てくるのは、この「プルートゥ」だけでしょう。
そして、「高性能ながら、人間の子供となるべく作られた」アトムに対し、同じ製作者から「ただ、最強である事だけを求められた」プルートゥというのは、存在自体が「アトム」とは真逆。
手塚治虫様の原作は、この「真逆の存在」同士の戦いと、互いの「心」の葛藤を描いたもの・・・・だと記憶してますが・・・・(一昨年ぐらいにやってたアニメ「アストロボーイ・鉄腕アトム」の中でも、この話はありましたが)
なんせ浦沢さんですから、出だしから「MONSTER」になっちゃってます。・・・・つまり、サイドから始めているようで、ドンドン中心にもってって、またサイドに広がる、つう、・・・・なんかサッカーの解説のようですが。
大体、堅物風の中年ロボット刑事・ゲジヒトあたりが導入部の中心にいますってぇと、・・・・ほんと、ちょっと見た目に「MONSTER」の続編かいな?・・・・って感じ。
でもまぁ、そっからなんだ、どっちいっちゃうんだよって・・・・あー、アトムがまんま「子供」だぁーーーー。ってぇ持って行き方。(解り辛いな、おい)
なんつうか、もー、作品自体が「サイコサスペンス」じみています。
・・・・って、何が言いたいかと申しますと。
えー、昨今、マンガでも「2」とかね、「新」とかね、タイトルにつけてまで続編描いてるのがあります。また、「原作~」みたいな形にして「オマージュ」とか「トリビュート」なんてぇのをやってます。・・・・なんだか、商業音楽の世界と一緒です。
いや、素材は何でもいいんですよ。出来が良ければ。
そういう作品も沢山あります。
でもね、「どーやったら面白いか」「何が描きたいか」つうのは、オリジナルを描くのと一緒じゃないかと。
・・・・むしろ、「既存の作品に手をつける」ってぇのは、それだけでけっこーリスクを背負うはずで。
だって、既に「イメージ」はあるんですから。
まして、浦沢直樹氏が始めた「PLUTO」ってぇ作品、・・・・エンディングは知られてるんですから。
ある意味、すんごい「冒険」。
それでも「読み応えがある」つうのは、・・・・やっぱ、この人の世界観と表現力なんだろーなぁ、と。
そこいらの小説なんぞ読むより、ずっと引き込まれます、ほんとに。
PLUTO