凡そ、平凡。-ohyoso,heibon.

副業的サラリーマンの競馬バカが、そんなコトとは全く関係なく、日々のうつらうつらしたことをあーだこーだと語る、趣味の駄文。

拙者は武士。

2009年10月27日 | テレビドラマ
てぇと、どーしても西森博之さんの漫画「道士郎でござる」を思い出してしまいますが…

まあ、近いものはあるか。
てなわけで、本日二回目のネタでありますが…

日テレ土曜ドラマ
サムライハイスクール
ですな。

出演:三浦春馬 杏 城田優 岸谷五朗 ミムラ 室井滋 金田浩 喰いタンに出てた…誰だっけ? 加藤雅也 GTOに出てた…誰だっけ? マイボス・マイヒーローに星野くんで出てた…誰だっけ? 桜田通 などなど。

細かく観ているといろんなトコロにいろんな人が出ておりまして、ある意味すごいんですけど、ゴーカかと言われると違う気がする。

えー、一回目を悩みつつ録画しまして、先週二回目まで収録いたしました。
観てませんでした、さっきまで。
で、このまま観ないとまた「アタシんチの男子」や「白い春」のように大変なメに遭いますので(2作ともつい最近観終えました)、今のウチに観よう、と。


えー、最近の子はなんでもこなすんだなぁ、と。
ダテに「クローズ・ゼロ」とか出ている訳じゃないんだなぁ、と。

…三浦君の「殺陣の良さ」に感心しました。


まあ、話的には…

うーむ。
どう評価していーんだか。

要するに、とある私立新設高校の三年でヘタレな少年・小太郎君。ひょんなことから同姓同名のご先祖様に憑依される体質になってしまう。
…で、憑依するのが、戦国時代・大坂夏の陣で若くして散った真田軍の武士…。
な、もんですから、曲がったことも腐ったことも大嫌いな性格。


ぶっちゃけますと、前述しました西森氏の漫画「道士郎…」で、

憑依前のヘタレ高校生が、小坂健助君。(作品の主人公)
憑依後の侍少年が、道士郎。(勘違い武士)

とまあ、まんまな感じであります。


で、個人的にはワタシ、
「『道士郎』をドラマ化すりゃいんぢゃね?(ミムラ風)」
とも思えてしまい、ただ、それだと
「ネタ的にワンパンチ足りないんだろーな」
とも思えてしまい…

で、ストーリーとしては、
「ある意味『マイボス』と変わらんよなぁ、これ」という気がしてならない。


悪くないんだけど、
「全部どっかで観た気がしてしまう」
ドラマであります。

ううむ。
この先どう展開するにしても、
「勘違い武士に触発されて、ヘタレ主人公がたくましくなってゆく」本筋は変わらないでしょう。
…って、まんまですわ、やっぱ。


それにしても、杏ちゃん。
こないだまで「華麗なるスパイ」で「三流新聞記者」役だったのに、今回は高校生。

いやぁ、ちょっと無理があるような…

誰もが通る道。

2009年10月27日 | 音楽
ええ、一杯かどうかわかりませんが、皆様お運び、有難うございます。

世の中には、「誰もが一度通る道」てぇのがあります。
これ、川崎から東京に行くのに環八やら246号通る、ってぇ「道」じゃございません。
例えば漫画家目指すのに手塚治虫さんの漫画読んだり、演歌歌手の方々が美空ひばりさんの歌に聴きほれたり、芸能界の方々が和田アキ子さんに逆らえないとか、そういうようなことと同じかどうかわかりませんが、「音楽」を志す方が「ビートルズ」を避けて通れない、てぇ道でございます。

てなワケで、本日のネタ。

LOVE LOVE LOVE ビートルズコンピレーションアルバム

日本を代表する15のアーティストが、「自分なりに」ビートルズを演る。・・・・まぁ、そういうアルバムでございます。

布袋寅泰兄貴、GLAY、忌野清志郎様&チャボ様、原田知世ちゃん、高橋幸宏さん、吉井ロビンソン、アルフィー、坂本冬美さん、高中正義さん&ユーミン・・・・などなど。

それぞれのアーティストさんが、それぞれの好みでしょうかね、それらしいビートルズの名曲を選びまして、それぞれの「特徴」を出しつつビートルズを演っております。

が・・・・

これ聴いて、つくづく思いました。

ビートルズってなぁ、どこまで行ってもビートルズなんだな、と。

結局のところ、誰がやってもビートルズの原曲を超える感じがしない。
言ってしまえば、「カバーの域を超えない」ワケであります。
例えば、アマチュアバンドが「何かカバーやろうかな、・・・・そーね、ビートルズやってみる?」てぇ感じ。
これ、どんなに一流のアーティストがやっても同じなんでありますな。

ぶっちゃけて言いますと、

「これだったら、変にアレンジする必要なく、普通に演奏すれば良かったんじゃないの?」って感じるところは多々あります。

ちなみに、かくゆうワタシも若かりし頃にバンドでビートルズの曲をやったことがあります。
布袋兄貴がこのアルバムで演っている、「BACK IN THE U.S.S.R」。
懐かしいなぁ。

もしかしたら、このアルバム、違うメンツで2枚目が作られるかもしれませんが・・・・
多分、結果は一緒でしょう。

なんつうか、・・・・どんなに頑張っても意外性はない・・・・てぇか。

でも、「ビートルズでアルバム作りませんか?」言われて集まった方々の気持ちはわからないわけではありません。

もしワタシがその立場でも喜んで参加した気がします。

いや、ビートルズって、そんな位置なんですな、アーティストにとって。

まぁこれって、「競馬予想における故・大川慶次郎さん」みたいなモノですかね。

違う上にオチてません。