ツイッターにも写真をあげましたが、20日のウメキチの様子です。
「雑食デー」ということで、午後からマレーグマに特別メニューが与えられました。
※去年の雑食デーはこちらの記事です
あらかじめお詫びを…ガラスの写りこみがひどい写真が多いですがご容赦ください。
去年の雑食デーを想定して撮りに行ったら、時間も光線状態もまったく違ったもので…
すっかり忘れてましたが去年は秋にやってたんですね
昼ごろにアジアゾーンを訪ねてみると、ウメキチは外でまるくなってお休み中。
寝ているなんてめずらしい。
マレーグマの特別メニューは14:30から。
スイカやメロン、ヤシの実、パパイヤといった果物から、おなじみの食パン、ソーセージ、さらに牛のあばら骨まで用意されました。
去年ウメキチが衝撃を受けた「鶏頭」は、残念ながらなかったようです。
しかし、屋内運動場に用意されたごはんは1人分。
そして出てきたのはハッピー。
「ほかの2頭には、この後外で特別メニューを与えます」とのこと…
2頭??
外の運動場にも、同じようにごはんが用意されました。
そして出てきたのは―
ウメキチとウッチーでした!
数日前から、ついにウメキチがメスと同居訓練を始めたと聞いてはいたのですが、いざ一緒の空間にいるのを見るととてもびっくりです。
見慣れない食べ物に興味津々のウッチーと、ウッチーが気になって仕方ないウメキチ。
実は、扉が開いてからも5分ほど寝室と通路を行ったり来たり逡巡している様子が見えていました(ウメかウッチーかはわからず)。
果たして同居はうまくいくのか…?
ウメキチ(奥)は、ウッチーが少しでも移動するとずっと後を追っています。
とにかく気になるのか、どうしていいのかわからないのか。
ごちそうも目に入らないようです。
一方のウッチーは、たくさんのごはんに、どれから食べようか思案している様子。
その間にも、お互いのにおいチェック?
…ところが。
2頭が屋外に出てきてから10分ほど経ったころ。
ウッチーがごはんを食べようとしたのを遮ったから?
ウメちゃんが後をついてきて、あまりにしつこかったから?
きっかけが何だったのかはわかりませんが、一気にケンカに発展してしまいました。
しかしさすがは若いオスだけあって、ウメキチが優勢に。
ウッチーを力任せにがぶがぶと噛んでしまいます。
興奮を抑えるために、壁際のスプリンクラーから水が出されましたが、2頭にはまったく届かずあまり意味なし。
あとは、ウメキチがマウントする姿勢を何度か取っていたように見えました(見間違えではないと思いたい…)。
戦いは7~8分で終結。
水場でちょっとだけクールダウン。
ウッチーが屋内に入ろうとする(扉は開いたままだった)ところを、ウメキチが噛みついて再燃か!?と思いきや、再び扉のまわりで膠着状態に。
ウッチーはすこし出血したようです。
ウメキチにも、ウッチーの血がついていました。
ウメキチ(手前)が膠着状態を割ってウッチーに近づこうとすると、口を大きく開けて威嚇していました。
15時すぎ、ウメキチが屋内に入ったタイミングで扉が閉まり、収容。
ウメキチはそのまま屋内運動場へ、入れ替わりにハッピーが屋外に出て、いつもの男女別々の展示に戻ったのでした。
屋内に入ってすぐのウメちゃん。もうぐったり。
土の上でごろんごろんと転がっていたので、顔も体も真っ黒です。
メロンやスイカにちょっと手を付けて、でも食べなくて、ウロウロして、水をパシャパシャして、仰向けでごろごろして…
ウメキチにしても、何があったかわからないという感じで呆然とした様子でした。
もしかしたら、直前までここにいたハッピーのにおいも影響したのでしょうか。
ようやくいつもの調子に戻ったのは、屋内に入ってから1時間ほどしたころでした。
あばら骨についてお肉をこそぎ取って食べたり、
ヤシの実を崩して、中身を食べたり。
食べ物に気が回るということは、もうだいじょうぶかな、と思いこの日は円山を後にしました。
一方のウッチーは、ずっと運動場の隅で固まっていました。
ハッピーもなかなかいつものようには近寄りがたいという感じに見えました…
マレーグマについての知識があるわけではありませんので、一連の事態がどういう意味を持つのかについて詳しくわかりませんが、
見ていた中には怖がっていたお子さんもいましたし、いろいろと驚いた一件でした。
初めて同居させるならバックヤードとか営業時間外の方がよいのでは、イザというときに引き離す用意はあったのか、などなど…
いずれにしても、動物園の公式ブログには「始まったばかり時々激しい力比べがある」旨書かれているので、今は動物園の方々を信じて同居がうまくいくことを祈るばかりです。
個人的には、最近のウメキチを見ているとオトナになったなと感じていたのですが、これを見て「やっぱりまだ変わってないなあ」と思い直した次第です。
全力で力任せにガブガブやっている様子は、上野でモモコお母さんとじゃれあっていたのを思い起こさせました。
もっとも低い声で野生のクマさながらに「グオー」と吠えているのは、上野時代にはなかったことですが。。。
初めて女の子といっしょになって、混乱してしまったのでしょうか。
<おまけ>
反省して頭を抱えるウメキチ?
あとでウッチーに謝りなよ!と心の中で話しかけました
「雑食デー」ということで、午後からマレーグマに特別メニューが与えられました。
※去年の雑食デーはこちらの記事です
あらかじめお詫びを…ガラスの写りこみがひどい写真が多いですがご容赦ください。
去年の雑食デーを想定して撮りに行ったら、時間も光線状態もまったく違ったもので…
すっかり忘れてましたが去年は秋にやってたんですね
昼ごろにアジアゾーンを訪ねてみると、ウメキチは外でまるくなってお休み中。
寝ているなんてめずらしい。
マレーグマの特別メニューは14:30から。
スイカやメロン、ヤシの実、パパイヤといった果物から、おなじみの食パン、ソーセージ、さらに牛のあばら骨まで用意されました。
去年ウメキチが衝撃を受けた「鶏頭」は、残念ながらなかったようです。
しかし、屋内運動場に用意されたごはんは1人分。
そして出てきたのはハッピー。
「ほかの2頭には、この後外で特別メニューを与えます」とのこと…
2頭??
外の運動場にも、同じようにごはんが用意されました。
そして出てきたのは―
ウメキチとウッチーでした!
数日前から、ついにウメキチがメスと同居訓練を始めたと聞いてはいたのですが、いざ一緒の空間にいるのを見るととてもびっくりです。
見慣れない食べ物に興味津々のウッチーと、ウッチーが気になって仕方ないウメキチ。
実は、扉が開いてからも5分ほど寝室と通路を行ったり来たり逡巡している様子が見えていました(ウメかウッチーかはわからず)。
果たして同居はうまくいくのか…?
ウメキチ(奥)は、ウッチーが少しでも移動するとずっと後を追っています。
とにかく気になるのか、どうしていいのかわからないのか。
ごちそうも目に入らないようです。
一方のウッチーは、たくさんのごはんに、どれから食べようか思案している様子。
その間にも、お互いのにおいチェック?
…ところが。
2頭が屋外に出てきてから10分ほど経ったころ。
ウッチーがごはんを食べようとしたのを遮ったから?
ウメちゃんが後をついてきて、あまりにしつこかったから?
きっかけが何だったのかはわかりませんが、一気にケンカに発展してしまいました。
しかしさすがは若いオスだけあって、ウメキチが優勢に。
ウッチーを力任せにがぶがぶと噛んでしまいます。
興奮を抑えるために、壁際のスプリンクラーから水が出されましたが、2頭にはまったく届かずあまり意味なし。
あとは、ウメキチがマウントする姿勢を何度か取っていたように見えました(見間違えではないと思いたい…)。
戦いは7~8分で終結。
水場でちょっとだけクールダウン。
ウッチーが屋内に入ろうとする(扉は開いたままだった)ところを、ウメキチが噛みついて再燃か!?と思いきや、再び扉のまわりで膠着状態に。
ウッチーはすこし出血したようです。
ウメキチにも、ウッチーの血がついていました。
ウメキチ(手前)が膠着状態を割ってウッチーに近づこうとすると、口を大きく開けて威嚇していました。
15時すぎ、ウメキチが屋内に入ったタイミングで扉が閉まり、収容。
ウメキチはそのまま屋内運動場へ、入れ替わりにハッピーが屋外に出て、いつもの男女別々の展示に戻ったのでした。
屋内に入ってすぐのウメちゃん。もうぐったり。
土の上でごろんごろんと転がっていたので、顔も体も真っ黒です。
メロンやスイカにちょっと手を付けて、でも食べなくて、ウロウロして、水をパシャパシャして、仰向けでごろごろして…
ウメキチにしても、何があったかわからないという感じで呆然とした様子でした。
もしかしたら、直前までここにいたハッピーのにおいも影響したのでしょうか。
ようやくいつもの調子に戻ったのは、屋内に入ってから1時間ほどしたころでした。
あばら骨についてお肉をこそぎ取って食べたり、
ヤシの実を崩して、中身を食べたり。
食べ物に気が回るということは、もうだいじょうぶかな、と思いこの日は円山を後にしました。
一方のウッチーは、ずっと運動場の隅で固まっていました。
ハッピーもなかなかいつものようには近寄りがたいという感じに見えました…
マレーグマについての知識があるわけではありませんので、一連の事態がどういう意味を持つのかについて詳しくわかりませんが、
見ていた中には怖がっていたお子さんもいましたし、いろいろと驚いた一件でした。
初めて同居させるならバックヤードとか営業時間外の方がよいのでは、イザというときに引き離す用意はあったのか、などなど…
いずれにしても、動物園の公式ブログには「始まったばかり時々激しい力比べがある」旨書かれているので、今は動物園の方々を信じて同居がうまくいくことを祈るばかりです。
個人的には、最近のウメキチを見ているとオトナになったなと感じていたのですが、これを見て「やっぱりまだ変わってないなあ」と思い直した次第です。
全力で力任せにガブガブやっている様子は、上野でモモコお母さんとじゃれあっていたのを思い起こさせました。
もっとも低い声で野生のクマさながらに「グオー」と吠えているのは、上野時代にはなかったことですが。。。
初めて女の子といっしょになって、混乱してしまったのでしょうか。
<おまけ>
反省して頭を抱えるウメキチ?
あとでウッチーに謝りなよ!と心の中で話しかけました
ここ一連の同居訓練の話は色々な方からの記事で知っていましたが、ウメキチ&ウッチーの件はとても心配していました。
いつもはウメキチの面白おかしい姿した見てなかったので、ウッチーを攻撃する姿はとても衝撃的でした。
そしてかわいく見えてもやっぱりクマさんなんだな、と認識が変わりました。
21日、22日もウメキチ&ハッピーの様子もアップしてくださる方の記事を読んだ限りでは、衝突はあるものの、流血する事態まではいっていないみたいで、ウメキチはとりあえず大丈夫なのかな?と思っています。
今はウッチーがとても心配です。ウッチーはもうかなりの高齢のはず。今回のことがきっかけで体調を崩し、寿命が縮まることになったら、、、と思ってしまいます。
(かの件以降は元気なさそうですし。。。)
早くウッチーには元気になってほしいです。
詳細に記事にしてくださって、ありがとうございました。
お返事が遅くなってしまいすみません。
こちらこそご覧いただきありがとうございます。
ウメキチ&ウッチーの同居訓練は、この後もまた行われたようです。
仰る通り高齢ですから、大事にならなければいいのですが…
円山動物園は信用してはいけません。断固厳しい処分を望んでいます。
道民としてとても残念で、恥ずかしいです。