こんにちは、ひろみです。昨日の春のパーティーは、いかがでしたでしょうか❓おでんタイムや発表会の他、学生りぼんちゃんとのダンスタイムや男性会員の方もたくさん参加していただき、ダンスパーティーでたくさん踊っていただきありがとうございました。

今回は、社交ダンスの技術講習ということで、中級者中心の内容だったかもしれませんが、初心者の方もヒールターンという言葉だけでも覚えていてもらえれば、いつか、ダンスを続けていくと習うことのあるステップですので良いかなあと思います。
では、講習のテーマは、【ヒール・ターン】で、私のヒールターンへの理解を述べたいと思います。
スロー・フォックストロットの女子リバースターンや、ナチュラルターン前半などでも頻繁に出てくるステップで、ただのウォークやスウィング、ライズ&ロアーとも違ったダンスの技術がいるので、上達の上で女子必須のステップです。また、男性のリードも大切ですので、男性もヒールターンを練習することで、女性へのリードの理解も深まり、ワルツでしたら、ダブルリバーススピン、男子のヒール・ターンは、インピスターンなどで行われます。
また、ヒール・ターンによく似ているステップで、【ヒール・プル】というものがあり両者の違いは、【ヒール・ターン】はライズを含みますが、【ヒール・プル】は、横への移動を含み、ロアー&ロアーで、最後、体重が乗っていない方の足は、インサイドエッジで抑えます。
【ヒール・ターン】Heel Turnは、直訳すると、 、かかとの回転で、女子が、右、または左への回転をしながら後退しヒールを支え足まで後退し続けて引き寄せた後、男性がライズしてステップする方へ、重心軸を合わせながステップしていくと、かかとが、自然と回転します。コツは、かかとで回転しようとするのではなく、回転&後退ウォークの結果、かかとが回転するように、支え足は、しっかり床を捉えて女子は、支え足後退、軸足後退をやり切ることが大切です。また、軸足で床を押してステップした後は軸足の足首、股関節は適度にリラックスさせて柔軟に使うことも大切です。そして、ヒール・ターンを女子が一人でも踊れるように何度も練習することは必須ですが、男性のリードも、とても大切です。男性は、回転前進ですが最初の回転で早くに急激に全身の先回り込みすぎないように前進の先に回転のイメージで女子が後退から後退できるように助けます。又、その後、右横前に女子を保ちながら女子がライズして前進できるよう最終歩のステップを素早く決めます。1歩目前進&回転スイングし2歩目のライズから3歩目までの流れがスムーズにできるように何度も練習することで、綺麗なヒールターンをさせることができるようになります。
【ヒール・プル】Heel Pull は、直訳すると、かかとを引き寄せるですが、軸足から支え足の方へ、かかとを引き寄せるのではなくて支え足の横へ、後退&回転です。後退&回転で横への移動、ステップして重心が移動した後は、体重が乗っていない方の足は、インサイドエッジで抑えて、後退した人の右横前に保ちます。この時は、ロアー&ロアーで、ヒール・ターンのようにライズをしません。
言葉にして書くと、何が何だかわからないかもしれませんので、自分の習っている先生に習って練習を積み重ねてみてください。健闘を祈ります。



