観戦日 5/2(月)
愛丸’s チェック
クアトロ・クラシコも3戦が終わって、マドリーは1勝1分け1敗。
五分の星で、残り1戦。
その前のリーガでのサラゴサ戦。
サンチャゴ・ベルナベウでの試合だし、なおかつ、バルサはこの前にラ・レアルに逆転負けを喫してる。
リーガの火を消さないためにも、ここはきっちり勝って勝ち点を5Pまでに縮めたい。
CLでのショックからどこまで立ち直れているか。
サラゴサは17位と降格圏に落ちてるわけではないが、19位のエルクレスとは3P差だし、18位のオサスナとは1Pしか離れてない。
まだまだ予断を許さない状況だし、上との差もそうないことから、ここで勝ち点1でも取れれば、上に上がることも可能。
勢いをつけるために、ここはいい試合をやりたいところ。
マドリーは、CLでのクラシコでバルサに打ちのめされ、かなりショックを受けてたんだろう。
この試合も、カーサでの試合だったが、マドリディスタの入りも悪く、どこか暗いムードが漂ってた。
コパ・デル・レイの勝利で、前節は、気持ちよくバレンシアをフエラで葬り去ったが、この試合でも、そんな明るい雰囲気はひとつも感じられなかった。
CLのクラシコに全てを賭けたと言っても過言ではなかったし、それが、ここ、サンチャゴ・ベルナベウで0-2の敗戦となると、ショックも大きいだろう。
まだカンプノウでの2legもあるし、なんとか、ここで勢いを取り戻したかったはず。
それが・・・。
ここまであまり見たことのないカシージャスのミスから先制点を許してしまった。
ウチェの抜け出しよりも早くボールに反応し、クリアしようとしたところ、なんと痛恨の空振り。
これをウチェがシュートミスしてくれたが、不運なことに、これが、ラフィタへのいいパスになってしまった。
こんなミスを犯すカシージャスを見たことがない。
それだけ、チームのムードが沈み込んでたんだろう。
5バックを敷いてきて、スペースを与えず守りに徹したサラゴサを自慢の攻撃陣も崩せずにもがいてた。
確かに控えのメンバーが中心だったが、それでも、ベンゼマ、イグアイン、カカ、カナーレスと他のチームからしたら、最高の布陣。
ペペ、グラネロがピボーテを務め、右のラテラルにはS・ラモスがいる。
これだけのメンバーだし、いくらサラゴサが引いて守ってきても、いくらでも点は取れる感じがした。
それが、効果的な攻撃が繰り出せず、厚い壁に跳ね返されるだけ。
前半は、ポセッシオンこそサラゴサを上回ったが、あれだけ引いて守ってたサラゴサの方がシュートの回数は多かった。
ボールは持ててもフィニッシュまでいけなかった証拠。
それでいて、R・カルバーリョがラフィタをエリア内で倒してPKを献上し、これをガビに決められ、後半の早い時間に2点のビハインド。
攻撃的な選手交代をした途端の失点で、これまた落胆は大きかったはず。
なんとか、エジル、ディ・マリア、マルセロと投入し、2点のビハインドから1点を返したが、またまたカウンターから失点してしまい、この後のベンゼマのゴールまで精一杯。
バルサが負けた今節、ミッドウイークのCLを考えたら、ここはきっちり勝ってカンプノウに乗り込みたかったはず。
それが、この結果になってしまっては、逆転でのファイナル進出も夢に終わってしまいそう。
C・ロナウド、X・アロンソを休ませたことはプラス材料だが、チームとしてのメンタルの部分で不安な点が多すぎる。
サラゴサは残留に向けて、かなり大きい勝ち点3をゲットした。
サンチャゴ・ベルナベウでの勝利だし、これには勝ち点6でも上げたいところ。
サラゴサはこの試合、4-3-3の布陣で、勝ち点を奪いにいくと宣言してたらしいが、蓋を開けてみたら、5バックを敷いて、まずは守ることに専念してきた。
この策が見事にはまり、マドリーに点を許さなかった。
その上、カウンターが見事にはまり、マドリー相手に3得点。
サラゴサはCLで沈んだチームからうまく勝ち点を奪うことができてる。
バレンシア相手にも意気消沈してるチームに圧勝したし、ここもバルサに敗れて打ちひしがれてるマドリー相手にジャイアント・キリング。
残留争いをしてて、気持ちもこもってたんだろうが、この勝利で、ぐっと残留を手繰り寄せた。
この試合、最後まで集中した守備陣もさることながら、ラフィタのカウンターでの貢献度がばつぐんだった。
ドブレーテに加え、PKをゲットしたのもこの男のスピードがあったから。
サラゴサが残留を決めたら、間違いなくこの男がチームのMVPだろう。
スコア
2-3
<得点者>
R・マドリー S・ラモス、ベンゼマ
サラゴサ ラフィタ×2、ガビ
~愛丸's MVP~
ラフィタ(中盤のサイドで守備にも手を貸すのではなく、ウチェとの2トップ気味でいかんなく自慢のスピードとテクニックは発揮。この男、セカンドトップ的に自由を与えれば、これぐらいのことはやってのける選手)
愛丸’s チェック
クアトロ・クラシコも3戦が終わって、マドリーは1勝1分け1敗。
五分の星で、残り1戦。
その前のリーガでのサラゴサ戦。
サンチャゴ・ベルナベウでの試合だし、なおかつ、バルサはこの前にラ・レアルに逆転負けを喫してる。
リーガの火を消さないためにも、ここはきっちり勝って勝ち点を5Pまでに縮めたい。
CLでのショックからどこまで立ち直れているか。
サラゴサは17位と降格圏に落ちてるわけではないが、19位のエルクレスとは3P差だし、18位のオサスナとは1Pしか離れてない。
まだまだ予断を許さない状況だし、上との差もそうないことから、ここで勝ち点1でも取れれば、上に上がることも可能。
勢いをつけるために、ここはいい試合をやりたいところ。
マドリーは、CLでのクラシコでバルサに打ちのめされ、かなりショックを受けてたんだろう。
この試合も、カーサでの試合だったが、マドリディスタの入りも悪く、どこか暗いムードが漂ってた。
コパ・デル・レイの勝利で、前節は、気持ちよくバレンシアをフエラで葬り去ったが、この試合でも、そんな明るい雰囲気はひとつも感じられなかった。
CLのクラシコに全てを賭けたと言っても過言ではなかったし、それが、ここ、サンチャゴ・ベルナベウで0-2の敗戦となると、ショックも大きいだろう。
まだカンプノウでの2legもあるし、なんとか、ここで勢いを取り戻したかったはず。
それが・・・。
ここまであまり見たことのないカシージャスのミスから先制点を許してしまった。
ウチェの抜け出しよりも早くボールに反応し、クリアしようとしたところ、なんと痛恨の空振り。
これをウチェがシュートミスしてくれたが、不運なことに、これが、ラフィタへのいいパスになってしまった。
こんなミスを犯すカシージャスを見たことがない。
それだけ、チームのムードが沈み込んでたんだろう。
5バックを敷いてきて、スペースを与えず守りに徹したサラゴサを自慢の攻撃陣も崩せずにもがいてた。
確かに控えのメンバーが中心だったが、それでも、ベンゼマ、イグアイン、カカ、カナーレスと他のチームからしたら、最高の布陣。
ペペ、グラネロがピボーテを務め、右のラテラルにはS・ラモスがいる。
これだけのメンバーだし、いくらサラゴサが引いて守ってきても、いくらでも点は取れる感じがした。
それが、効果的な攻撃が繰り出せず、厚い壁に跳ね返されるだけ。
前半は、ポセッシオンこそサラゴサを上回ったが、あれだけ引いて守ってたサラゴサの方がシュートの回数は多かった。
ボールは持ててもフィニッシュまでいけなかった証拠。
それでいて、R・カルバーリョがラフィタをエリア内で倒してPKを献上し、これをガビに決められ、後半の早い時間に2点のビハインド。
攻撃的な選手交代をした途端の失点で、これまた落胆は大きかったはず。
なんとか、エジル、ディ・マリア、マルセロと投入し、2点のビハインドから1点を返したが、またまたカウンターから失点してしまい、この後のベンゼマのゴールまで精一杯。
バルサが負けた今節、ミッドウイークのCLを考えたら、ここはきっちり勝ってカンプノウに乗り込みたかったはず。
それが、この結果になってしまっては、逆転でのファイナル進出も夢に終わってしまいそう。
C・ロナウド、X・アロンソを休ませたことはプラス材料だが、チームとしてのメンタルの部分で不安な点が多すぎる。
サラゴサは残留に向けて、かなり大きい勝ち点3をゲットした。
サンチャゴ・ベルナベウでの勝利だし、これには勝ち点6でも上げたいところ。
サラゴサはこの試合、4-3-3の布陣で、勝ち点を奪いにいくと宣言してたらしいが、蓋を開けてみたら、5バックを敷いて、まずは守ることに専念してきた。
この策が見事にはまり、マドリーに点を許さなかった。
その上、カウンターが見事にはまり、マドリー相手に3得点。
サラゴサはCLで沈んだチームからうまく勝ち点を奪うことができてる。
バレンシア相手にも意気消沈してるチームに圧勝したし、ここもバルサに敗れて打ちひしがれてるマドリー相手にジャイアント・キリング。
残留争いをしてて、気持ちもこもってたんだろうが、この勝利で、ぐっと残留を手繰り寄せた。
この試合、最後まで集中した守備陣もさることながら、ラフィタのカウンターでの貢献度がばつぐんだった。
ドブレーテに加え、PKをゲットしたのもこの男のスピードがあったから。
サラゴサが残留を決めたら、間違いなくこの男がチームのMVPだろう。
スコア
2-3
<得点者>
R・マドリー S・ラモス、ベンゼマ
サラゴサ ラフィタ×2、ガビ
~愛丸's MVP~
ラフィタ(中盤のサイドで守備にも手を貸すのではなく、ウチェとの2トップ気味でいかんなく自慢のスピードとテクニックは発揮。この男、セカンドトップ的に自由を与えれば、これぐらいのことはやってのける選手)