愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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アーセナル-ミドルスブラ

2009-04-28 17:11:13 | プレミアリーグ
観戦日 4/28(火)       
 
愛丸’s チェック        
前節、リバプールと死闘を演じたアーセナル。
アルシャービンを使えるプレミアでは強さが戻ってきた。
ただ、それは攻撃面で、守備面ではけが人の影響か、ちょっと失点が多くなってる。
おそらく、CLに全てを賭けてきそうで、プレミアでは選手の状態を見ながらの起用になってくるはず。
それでも無様な試合はできない。
ボロはノースイーストのライバル、ニューカッスルと同様、降格圏で喘いでる。
この2チームが降格ってことになると、あの熱いダービーがプレミアの舞台から消えてしまう。
ロンドンでも、これは問題になってるらしい。
ただ、ボロもニューカッスルもまだ上の順位のチームとそう勝ち点差が離れてるわけではない。
ここから全てをトーナメントの決勝と考えて戦うしかない。

アーセナルが省エネサッカーでボロを撃破。
ボロのためを考えたら、もうちょっと手を抜いてもよかったんだろうが、本気度はそう高くなかったはず。
ただ、少ないチェンスをきっちり点に結びつけての勝利。
CLを考えれると、ここで流れを変えるわけにもいかないんだろうから、この勝利は当然か。
前節、4得点を挙げ、アーセナルの新しい顔になりつつあるアルシャービンはこの試合も要所でいい動きを披露。
リバプール戦ほどのインパクトがあったわけではなかったが、1点目のアシストは絶妙。
セスクのパスにうまく抜け出してからの仕掛け。
エリア内までドリブルで進入し、ここで自分でいく素振りを見せながら、上がってきたセスクへ見事な戻しのパス。
これをきっちり決めてみせたセスクもすごいが、アルシャービンのプレーも見逃せない。
先制点を決めたセスクは貴重な追加点もゲット。
ロングのスルーパスに抜け出て、前に出てきたGKを交わして慌てずにゴール。
セスクの2得点なんていつ振りなんだろう。
この男にはCLでもこれぐらいの活躍をしてもらわないと。
ナスリが目立たなかった印象もあるが、ここで輝かなくても、やるべきところでしっかりやってくれれば。
アデバイヨールは途中出場だったが、スタメンからの起用ではなく、これはプラン通りだったのか?
セスクが途中けがかもってシーンがあり、早めの交代だったが、これが大事をとって、アデバイヨールも試運転って意味があるのならいいが・・・。
アデバイヨールに関しては心配がないが、セスクはちょっとだけ不安が。
せっかく2ゴールを挙げ、状態も上向きになってきたところで、離脱となると痛い。
そこまで深刻なものでもなさそうだから、ユナイテッドとのセミ・ファイナルにはちゃんと出場してくるだろう。
チームとしてはいい状態でCLに挑めるはず。
ボロは時折いい攻撃を見せ、これはって思わせるシーンを作り出すんだが、これが点に繋がらなかった。
アリアディエールは古巣相手にいつものように燃え上がってたが、リバーサイドスタジアムでのようにはいかなかった。
貴重な点をゲットできたが、エミレーツで点を取ることができず。
この試合、アリアディエールのパートナーをM・キングが勤めてたが、この男がどうもできがよくなかった。
流れがどうもここで止まってしまう。
サイドからダウニング仕掛けても、ここにボールが入ったら、周りの動きを連動できてないし、楔が入っても同じ。
もっと中でどっしり構えてるだけでよかった。
アリアディエールが動けるFWだし、中盤センターにはFWもできるトゥンジャイがいる。
このことを考えたら、トゥンジャイがFWに入った方がアーセナルも嫌だったかもしれん。
高さはアリアディエールで補えるし、スピードでトゥンジャイが仕掛ける。
運動量も豊富だし、やっぱりもっと前でやるべき選手。
中盤センターでほかに選手がいないのかもしれんが、もう点を取ることだけを考えないといけない状況にある。
取られて取り返す。
そうしないと、ほんとにプレミアの舞台から消えることになってしまう。
まだまだ諦めずに戦ってもらいたい。

スコア 2-0

<得点者> 
アーセナル   セスク×2
~愛丸's MVP~
セスク(復帰してすぐはさすがと思わせるプレーだったが、ここ最近はちょっと元気がなかった。それを払拭するかのような2ゴール)

ヘタフェ-ビジャレアル

2009-04-28 14:10:43 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/28(火)       
 
愛丸’s チェック        
前節、サンチャゴ・ベルナベウでいい試合を展開し、おしくも敗れたヘタフェ。
バルサ戦もそうだったが、いい試合はできるが、結果が伴わない。
ここで落とした勝ち点のせいで、降格圏まであと一歩のところまで来てしまった。
マドリー第3のチームとして、まだプリメイラでがんばってもらいたい。
ここでは、いい試合をして、結果も伴わせてもらいたい。
ビジャレアルは4位の座から転落し、けが人も多く出てきて、チーム状態は最悪。
CLでの敗戦がそうとうショックだったのか。
ここからビジャレアルはアングリル峠に入っていくし、その前になんとかいい形ってのを思い出したいところ。
M・セナ、S・カソルラの離脱がどれだけ大きかったか、それを物語ってる。

ヘタフェは試合の主導権を握って戦うことができた。
ペースは完全にヘタフェ。
ゴール前で危険シーンを多く作りだしたのもヘタフェ。
それなのに、ここ数試合のトレンドなのか、またまたいい試合をしながら勝つことができなかった。
ストイコビッチのミスからの失点に、前がかりになったところを完璧なカウンターで取られた2点目。
ただ、ヘタフェは全てのチャンスをとまではいかないまでも、つくり出したチャンスのいくつかをゴールに結び付けてれば、2点ぐらいどうでもなった。
エリア中央で、アルビンががんばってキープし、右からオーバーラップしてきたコルテースに完璧な叩き。
これをダイレクトで叩くまではよかったが、クロスバー。
ゴール前フリーで待ってたソルダードが強くシュートしすぎてクロスバーを越えていったシーン。
これでもうエンパテにはなったはず。
それにあのPKが加われば、逆転勝ちもあった。
防戦一方で、やられたってことなら、ヘタフェも諦めがつくだろうが、これがそうでもないわけで、悔やんでも悔やみきれないだろう。
左のガビラン、中央のカスケロ、アルビン、トップのソルダード、途中出場のマヌ、イケチク・ウチェ、誰もがしっかりしたパフォーマンスができてた。
これに、ピボーテのポランスキとチェレスティーニがしっかり守備をし、バランスの取れたチームであることには変わりはない。
何か流れが変われば、この順位からは簡単に抜け出すことができるはず。
アンヘルがドブレアマリージャで退場になって数的優位な状況になったのに、ラファが時間が経たないうちに一発ロハで退場。
こういうチャンスをものにしないと・・・。
お付き合いしてるようだと、この結果になってしまう。
残り5試合、アングリル峠を越えたヘタフェがどういった試合を展開してくれるか。
ビジャレアルは、なんとか勝つことができた。
とても、流れるようなポセッシオンサッカーで相手をねじ伏せたとはいい難い展開。
やっぱり、M・セナ、S・カソルラの不在はでかい。
ピレス、カニの攻撃的な中盤も、悪くはないんだが、なかなか相手に脅威を与えられない。
ピレスはいいときはいんだが、消えてる試合では一銭もいらない選手。
試合を落ち着かせることはできても、ここってところの勝負どころで、この試合は目立たず。
カニも2点目に繋がるニハトへ出したスルーは見事だったが、キックミスは目立つし、守備での貢献も薄い。
ここにS・カソルラがいてくれれば・・・。
自分で仕掛けてくれる選手が必要。
ピボーテからの展開も少ない今のビジャレアル。
エグレン、ブルーノだとどうしても守備面に意識がいってしまう。
ここからアングリル峠に入っていくビジャレアルだが、まずは最初のセビージャ戦をどう乗り越えていくか。
UEFA杯が目標じゃないだろうし、CLを狙うのであれば、このアングリル峠でどれだけ勝ち点を稼げるかどうかにかかってくる。
バルサ、マドリーがまだ優勝争いをしてたら、かなり手ごわい相手になるし、バレンシアももうデルビーで恥はかきたくないはず。
終盤戦に強いビジャレアルとは言え、かなり厳しい状況ってことに変わりはない。

スコア 1-2

<得点者> 
ヘタフェ   マヌ
ビジャレアル カプテビラ、J・ジョレンテ
~愛丸's MVP~
J・ジョレンテ(G・ロッシの働きの捨て難いが、ここってところでのインパクトはこの男の方が上。この試合も貴重な2点目をゲット)

A・マドリー-S・ヒホン

2009-04-28 12:46:24 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/28(火)       
 
愛丸’s チェック        
ここ最近の不調で、UEFA杯圏内からも脱落したアトレチコ。
サポーターとの関係もぎくしゃくしてるみたい。
ここは降格を気にしてるヒホン相手に、全てを払拭するような勝利を挙げたいところ。
CLで負けるシーンを見せなかった実力はあるわけで、その部分がしっかり出てくれれば。
黄金のカルテットがしっかり仕事をすると、負けるはずのない試合。
ヒホンは開幕当初のできの悪さがここで出てきてしまった。
大事な時期にこれだと1シーズンでセグンダに舞い戻ることに。
ここまで5連敗と、出口の見えないトンネルに入ってしまった。
誰かがってチームでもないし、全体で魂全開でいかないと、ここでも厳しい試合になってしまう。

アトレチコがアトレチコらしい試合展開でしっかり勝ち点3をゲット。
攻撃に関しては申し分なかった。
あのカルテットがいいところで仕事をした。
ここまで4人が爆発してくれれば、楽に勝つことはできる。
アグエロが前線でポスト、裏へ飛び出す動きでチャンスをつくり、サイドのM・ロドリゲス、シモンは果敢に中へ切れ込んでくる。
フォルランはちょっと下がってのチャンスメイク、機を見てのミドルで相手を混乱させた。
ここまで役割をきっちこなしてくれれば、どこのDF陣も苦労する。
これぐらいやれて当たり前のチームなのに・・・。
これがひとつ歯車が狂えば、前節みたいなことに。
守備でリズムを作るチームではないから、この4人がうまく連動して、自分たちの流れに持ち込まないと。
うまくいけば、これぐらいのことは簡単にやってのける。
フォルランが相手のミスを逃さず、ダイレクトで放ったミドルが口火を切った。
ここまで目立たなかったフォルランがここから輝きだした。
結果というのがどれだけ大事なことか。
引いてからのパス出しもいいものがあるし、左右両足で精度の高いキックができる。
フィニッシュもきっちりしてるし、今シーズンのフォルランはさらに一回り大きくなった印象が。
アグエロとのコンビもいいし、このメンバーが来シーズンも残るのであれば、是が非でもヨーロッパ戦の権利は取りたい。
シモン、M・ロドリゲスも依然好調だし、アグエロの動きも申し分ない。
アグエロは自分での仕掛けもいいんだが、前線でのスマルカルメントがこれまた素晴らしい。
メッシとはまた違った部分だし、小さいけで、このふたりのFWはアルゼンチンを高みへ導いてくれるはず。
攻撃がこれだけよくても守備の崩壊で、勝ち点を落とすケースが多かったアトレチコだったが、この試合ではなんとか踏みとどまった。
ペレアがビリッチにしっかりついてディフェンスできたのがよかったか。
ペレアはこういった守備をやらせると、まだまだ一線級で活躍できる。
3点目を取って、直後に失点したのはいただけないが、結果は出せたので、これは大目に見よう。
ヒホンはいい攻撃を見せながらも1得点しか奪えず、6連敗。
この時期での6連敗はかなりでかい。
もう残留も確定させてる状況ならいいんだが、この6連敗で降格圏に脱落してしまうかも。
あの攻撃がコンスタントにできれば、同じレベルのチームにはそうそう負けないはず。
それがこの6連敗ってことは、守備がどれだけ酷いかってこと。
アトレチコのカルテットが破壊力抜群とは言え、簡単にやられすぎ。
仕掛けられるとずるずる下がってしまうし、ボールフォルダーへのプレッシャーが少なすぎる。
フォルランへのケアがしっかりできてたら、もうちょっと失点は減らすことができた。
ここってとこをしっかり見極め、強くいかないと、この結果に。
この連敗で、チームから自信ってのが消えてきた。
バルサ、マドリーに連敗し、開幕早々から降格決定みたいなことになってたころのできに戻ってしまった感じ。
ほんとにビリッチ、左のD・カストロとなかなかの攻撃を見せることができたが、これが活かされなかった。
なんとか残留したいって気持ちが強くならないと、このままセグンダへ舞い戻ってしまう。

スコア 3-1

<得点者> 
A・マドリー   フォルラン、シモン、アグエロ
S・ヒホン    ビリッチ
~愛丸's MVP~
フォルラン(先制点も見事だったが、この試合はチャンスメイクって部分で見せてくれた。これができるってのがアトレチコにとってでかい)

バレンシア-バルセロナ

2009-04-28 11:04:10 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/28(火)       
 
愛丸’s チェック        
現在4連勝中で4位に食い込んできたバレンシア。
CLストレートインの3位までもあと一歩。
ここはメスタージャでの試合だし、リーガをおもしろくするためにもバルサを叩きのめしてもらいたい。
今の状態だとそれも可能かも。
モチベーションは高いだろうし、バレンシアサポーターもあの冷たさがなくなってきた。
チーム、サポーター一丸になってバルサに立ち向かってもらいたい。
バルサは厳しい日程の真っ只中。
相手がバレンシアでも休ませる選手は休ませたいところ。
ミッドウイークにはCLのセミ・ファイナル、来週にはクラシコと、ここはまだまだ通過点。
ここでいい勝ち方でもできれば、勢いに乗っていけそうだが、今のバレンシアはそう簡単にやれる相手ではない。
サスペンシオン、けがには十分配慮して戦いたいところ。

バレンシアはあと一歩のところで金星を逃してしまった。
ここでバルサに勝ち点を与えないと、まだまだリーガの火は消えなかった。
ただ、勝ち点3を奪われたわけではなく、なんとかエンパテには持ち込めた。
この試合のバレンシア、あのバルサと互角に渡り合えたし、今後に繋がる展開に持ち込めた。
あれだけのサッカーをシーズン通してできてたら、あの2チームを走らせることはなかったはず。
全員に守備の意識もあり、攻撃も効率のいいものだった。
ここで誰かがさぼったりするようなことがあったら、この展開にはならなかったはず。
D・シルバ、P・エルナンデス、マタと攻撃で目立つ選手たちが、しっかりゴールエリア付近まで戻って守備してる姿が印象的だった。
闇雲に下がるだけではなく、バルサの攻撃を封じるような守備ができてた。
守備で目立ったのが、左のラテラルに入ったアルビオル。
前節もラテラルでの起用だったが、攻撃を度外視したら、この起用は当たり。
メッシにサイドで攻撃をさせなかった。
中に切れ込んでいってもしっかり付いていけてたし、この守備は合格点を与えられる。
ただ、狭いエリアでメッシに仕事をされ出すと、ちょっと連携がうまく取れなかったか。
あのイニエスタとのワン・ツーはどうにもできなかった。
エリア内だったし、これを耐えれるDF陣ってのが世界にいるかどうか・・・。
ここもしっかり守れたら、完璧な試合運びだったのに。
攻撃では、消えてたP・エルナンデスが中で異彩を放った。
右のサイドアタッカーが、左のマタとの中央でのワン・ツーからバルサのあのDF陣を翻弄し、一時は逆転となるゴールを決めた。
あんな流れるようなバレンシアの攻撃はいつ振りだっただろう。
まだまだこれから、このチームを支えていく選手ふたりがバルサ相手に点を決めたってことはでかい。
D・シルバ、ビジャの状態もよさそうだし、まだまだバレンシアは止まるわけにはいかん。
この試合でのできが続けば、3位まであるはず。
残り5試合、このチームを信じて、最後まで応援していきたい。
バルサはここで勝ち点1しか獲得できず。
先制したのに、それを守りきれないとは・・・。
なかなか逆転されるバルサってのを拝むことはできない。
あのちょっと状態が落ち込んだ時期のサッカーに通じるものが・・・。
あれはイニエスタがいなかったって言い訳もあったが、この試合には元気に出場してたし。
それに輝いた場面もあった。
ただ、前節のセビージャ戦ほどの輝きはなく、この男に追随するように、チャビもエトーもメッシもいつもの活躍ができず。
セビージャに大勝し、気が抜けてたってこともなさそうだが、この状態だとCLもクラシコも危ないものになりそう。
アンリ、マルケスを休ませたスタートだったが、追いかける展開になってアンリは投入するはめに。
この投入でなんとか追いついたわけだが、ほんとなら、最後まで休ませたかったはず。
それだけバレンシアがよかったってこと。
バルサはしっかりした気持ちの切り替えが必要。
あのときみたいに、ここでズルズルいくようなことがあると、これだけ勝ち点を稼ぎながら2位に終わるってことも。
ただ、マドリーが今節勝ち点3を挙げたにしろ、勝ち点差は4あるし、クラシコは気持ち的な余裕を持って挑めそう。
このクラシコがかなり重要な意味を持ってきそう。

スコア 2-2

<得点者> 
バレンシア   マドゥーロ、P・エルナンデス
バルセロナ   メッシ、アンリ
~愛丸's MVP~
アレクシス(左のラテラルという本職じゃないプレーエリアでしっかり仕事を全うした。メッシのマーカーとしては及第点のでき)

チェルシー-エバートン

2009-04-23 14:18:57 | プレミアリーグ
観戦日 4/23(木)       
 
愛丸’s チェック        
FA杯ファイナルの前哨戦。
勢いに乗ってる両チームの戦い。
チェルシーはまだトレブルの可能性を残してる。
ユナイテッドは消化試合が1つ少ないが、このユナイテッドとの勝ち点差は4。
実質7差と考えていいが、まだ優勝が狙えないわけではない。
そうすると、ここでエバートンに手の内を明かさず勝つってことは難しいかも。
どちらを優先してるかわからないが、ホームだし、全力で行くこと間違いない。
エバートンは6位ってのがもう安泰だし、プレミアより、FA杯に全てを賭けてくるだろう。
そうすると、ここで全てをさらけ出すことはない。
自信がなくなるような戦い方はしたくないだろうが、大敗しなければ負けてもいいと踏んでるはず。

リバプールがアーセナルと引き分け、ここでチェルシーも足踏みするようになると、ユナイテッドが俄然優位になってしまう。
そうしたくはなかったはずだが・・・。
CL、FA杯セミ・ファイナルと同じ布陣で挑んできたが、ユナイテッドを完封したエバートンDF陣を最後まで崩すことはできなかった。
痛恨のスコアレス・ドロー。
前半は、ここまで疲れが出たのか、全くいい形を作れなかった。
エバートンには決定機が訪れるんだが、格上のチェルシーには・・・。
悪い攻撃ではなかったが、CL、FA杯で見せたような攻撃は鳴りを潜めた。
ちょっと前のチェルシーみたいに、なんとかドログバでって形が多くなってきてるのも事実だが、そのドログバが調子がいいからそれでいいはず。
そのドログバになかなかいいボールが入らなかった。
中盤の3人がぱっとせず、両サイドもダメ。
これではどうにも・・・。
後半はかなりチェルシーの時間を作り出すことができたが、エバートンの堅いDFを崩せなかった。
惜しいシーンはいくつも作れた。
それがゴールにならないってことは、これまであった運に見放されたってことか。
ATにドログバが見事なトラップから反転してシュートってシーンがあったが、これはクロスバー直撃。
これが決まってれば、まだチェルシーにもプレミア制覇の夢が残ったのに。
テリーのミドルだったり、カルーのフリーでのシュートだったり、決まってもおかしくないシュートはいくつかあった。
これが決まらないようでは、どうにもならない。
イバノビッチの神通力も通用しなかったし、ランパードも輝けず。
エッシェン、バラックは存在感すらなかったし、あの強いチェルシーではなかった。
今節、ユナイテッドを追う2チームがどちらも勝ち点1しか挙げられなかった。
ユナイテッドの結果がわからないが、相手はポーツマスだし、オールドトラッフォードでの試合。
まあ、勝ち点3が堅いだろう。
ここでプレミアの火が消えてしまうかも。
揃ってドローってのはいただけなかった。
エバートンはFA杯のファイナルに向けて、いい試運転になったはず。
ジェギエルカ、フェライニと攻守の要を使わなくても、勝ち点1をゲット。
なによりもあのチェルシー相手に無失点ってのが自信に繋がるだろう。
からだを張ったディフェンスが目立ったし、マークを怠ることもなかった。
ドログバにはそこまでの仕事をさせなかったし、これでCBにジャギエルカが戻ってくればさらに強固になる。
モイーズはこの試合で何かをつかんだはず。
チェルシーはおそらくこのメンバーでファイナルを戦ってくるんだろうから、対策は十分。
ひょっとしたら、エバートンがFA杯を制するかもしれない。
リバプール、ユナイテッドを撃破してのファイナル進出で、ファイナルでチャルシーを破るようなことがあると・・・。
取らぬ狸のほにゃららって言葉があるから、まだ先の話はするまい。
ケイヒルの調子も上がってきたし、ピーナールもまずまず。
中盤のコンビがどうなるかわkらないし、トップはおそらくサハなんだろうが、今のエバートンは誰が出てもしっかり仕事をするはず。
FA杯のファイナルが楽しみになった。

スコア 0-0

<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
レスコット(ドログバとのフィジカル勝負にも負けず、カバーリングも的確。からだを張ってのディフェンスもよかったし、気持ちが伝わってきた)

バルセロナ-セビージャ

2009-04-23 12:06:56 | リーガエスパニョーラ
観戦日 4/23(木)       
 
愛丸’s チェック        
ここからかなりタイトな日程が続くバルサ。
このセビージャ戦を皮切りにバレンシア、チェルシー、クラシコ、チェルシー、ビジャレアル。
どれも週2試合ペース。
さすがのバルサもどこかで躓くはず。
そうあってもらいたいが、今は、かなり質の高いターンオーバーもでき、イニエスタさえいてくれれば、なんとかなる。
クラシコにどう挑むかが鍵で、ペップはそこを中心にメンバーを組んでくるはず。
セビージャは前節バレンシアに敗戦を喫した。
アルビトロに振り回された感があり、パロップがその餌食になり、この試合サスペンシオン。
控えのGKが心もとないだけに、中盤を含め、チームでしっかりディフェンスしないと・・・。

厳しい日程の始まりをかなりいい形でスタートさせたバルサ。
相手がそれなりになってくると、強さをより増してる印象が。
メッシ、プジョルをベンチに置いてても、あのセビージャ相手に4-0の圧勝劇。
まだまだバルサは成長してる。
この試合でも輝いてたのがイニエスタ。
メッシの代わりに右のFWに入ってたが、まあ、メッシとは全く違うプレーを披露。
右に開いてボールを受けるシーンはなく、中盤でのプレーをやりながら、ここってところではエリア内まで進出。
ここで決定的な仕事をいとも簡単にやってのける。
これがイニエスタのすごいところ。
先制点はこの男の技ありミドル。
ドリブルで仕掛け、前でエトー、アンリが動いてるもんだから、DF陣はズルズル下がる。
で、シュートチャンスができたら、GKの位置をしっかり確認しての芸術的なミドル。
豪快に叩き込むのではなく、GKの届かない高さとコースに置きにいった感じだった。
このシュートもよかったが、2点目のアシストが圧巻だった。
チャビとのワンツーで抜け出し、中をしっかり確認してダイレクトでエトーへ。
これをエトーがしっかり決めたんだが、一連の流れが全てダイレクト。
こんな攻撃、どのチームも止められないだろう。
チャビ、イニエスタのコンビは見てて惚れ惚れする。
3、4点目のアシストもイニエスタだったし、もうこの男をほっとくと何をしでかすかわからない。
今、バロンドールに一番近い選手かも。
でも、この過密日程、どこかで、この男も調子は落ちるはず。
休ませるべきとこは休ませなければならないし、それをどこにするか、ペップも頭を悩ませるかも。
セビージャの攻撃に迫力を感じず、DF陣はまたまたゆっくり守りきることができた。
ポッセシオンが70-30だったら、そりゃ、DF陣も楽できるだろう。
このバルサのポセッシオンサッカー、ドリームチームを超えたかも。
問題はセビージャ。
パロップ不在が響いた。
代わりのJ・バラスは明らかに力不足。
先制点時もいいポジショニングだったら、イニエスタも打ってこなかっただろうし、打たれても、なんとか対応できたはず。
2失点目もエトーのシュートは触ってるから、あとちょっと。
4失点目は明らかにアンリは中へのパスだった。
これにしっかり対応できてたら、決まることはなかっただろう。
ここでパロップだったらと思ってしまう。
前節のバスケスさんの判定がここに大きく影響してしまった。
この若いGKばっかり責めてもしょうがなく、ここに至らないようにしっかりディフェンスできてれば問題なかった。
ただ、そう簡単にバルサの攻撃を止めれるわけもない。
この結果から、セビージャとバルサには大きな差があることを実感した。
これでセビージャは3連敗。
ここらでしっかり切り替えないと、CLへのストレートインがかかる3位というポジションを明け渡してしまうかも。
バレンシアが好調なだけに、ほんとにうかうかしてられない。
L・ファビアーノ、A・コネのコンビもいまいちだったし、左右を入れ替えたウイングもD・カペルは右でなんとかやれてたが、J・ナバスはやっぱり右の方がいい。
ここにきて悩み爆発のセビージャ。

スコア 4-0

<得点者> 
バルセロナ   イニエスタ、エトー、チャビ、アンリ
~愛丸's MVP~
イニエスタ(全ゴールに絡む活躍。あの早い時間帯での先制点でこの試合は決まった。どこでもしっかり仕事してくれるし、世界ナンバー1のバイプレーヤー)

ローマ-レッチェ

2009-04-22 22:14:48 | セリエA
観戦日 4/22(水)       
 
愛丸’s チェック        
ローマデルビーで痛い敗戦を喫したローマ。
この敗戦で、4位以内って目標が遠のいてしまった。
CL出場ってのが最低条件だったんだろうが、ここにきて前半戦の躓きが響いてきた。
トッティがいない状態もなんとか乗り切ったが、ここにきてどうも息切れ。
そのトッティが復帰してきたが、まだ本調子になく、他の選手にけが人が続出。
サスペンションもあり、ベストの布陣で戦えない。
レッチェは降格圏の19位。
ただ、上のボローニャとは2差で、その上のトリノとは3差。
まだ1勝でこの順位は変わる。
傷心のローマ相手にここオリンピコで勝ち点1でも取れれば、勢いに乗ってくるはず。
いいサッカーを見せることがあったレッチェだけに、この順位は納得がいかない。
何度か見たあのレッチェがここでも出れば、勝ち点1は取れるはず。

ローマがデルビーの傷心から早い段階で立ち直ったように思えた立ち上がりだった。
格の違いを見せつけるようなできだった。
開始2分には先制レテも決め、このまま一気に試合を決めるはずだった。
この先制レテも、J・バチスタのFKのこぼれをトッティが押し込んだものだし、勢いがつかないわけがない。
この後もローマがペースを握り、ブリーギがベヌッシのミスをついてレテ。
3列目が飛び出してくるローマのサッカーでのレテ。
ここまでは完璧だった。
トッティもあのヒールが冴え渡ってたし、だいぶ調子も戻ってきてたし、それを追い越す選手の数もデルビーとは比べ物になんかなった。
それが、あのポジションの選手たちのおかげで、薄氷を踏むような試合展開に。
その選手たちってのが、CBのコンビ。
ディアムーティエとリーセ。
まあ、リーセは本職じゃないし、不安定なのもわかる。
このSBをここで使わなくてはならないぐらいDF陣は火の車。
前節のデルビーでいろんな選手がカルテッリーノをいたただきすぎた。
何かといいんじゃないかって言われてたディアムーティエが酷すぎた。
カバーリングは怠慢だし、読みの力もない。
フィジカルでの勝負になると、なんとか対応できてるんだが、これでは到底任せられない。
パートナーがメクセス、フアンだったらなんとかなるんだろうが、自分がリードそいなといけない状況だとまだ不安だらけ。
パヌッチでもいてくれたらなんとかなったんだろうが・・・。
このCBのおかげでなんと2-0のリードを守れなかった。
降格圏にどっぷり浸かってるチームに2点を守れないとは・・・。
気持ちが入ってるチームだから戦いづらいとは思うが、チームの格ってもんがある。
ただ、攻撃陣の奮起により、なんとか勝つことができた。
J・バチスタが得たリゴーレをトッティが豪快に叩き込んだ。
これでトッティはドッピエッタ。
やっと攻撃陣に光が差してきたが、4位はまだ遠い先。
奇跡を起こせるかどうか・・・。
レッチェには魂を感じることができた。
必死で戦い、2点のビハインドを追いついたまではよかった。
ここで終わらせれば万々歳だったんだろうが、そううまくは事が運ばなかった。
1点を追う展開になっても、あのローマの不安定なCBコンビをうまくつくサッカーができてたが、アリアッティの一発ロッソが響いた。
ローマ相手に数的不利になったら、いくら魂のこもったサッカーをやっても厳しいものがある。
ただ、トップの選手たちはがんばった。
ティリボッキは高さ勝負には絶対の自信を持ってたし、同点に追いつくパパドプーロスのレテはこの男のおしゃれなパスから。
柔軟性も持ち合わせてる。
この男がこの調子で活躍できれば、この順位から這い出せるかもしれん。
ティリボッキに代わって入ったのが、コナン。
前にAの舞台にいるときからいた選手。
そのときからなかなかスピードのある選手だと思ってたが、ここでもしっかりプレーできてた。
ただ、運に見放されレテには至らず。
このふたりがコンビを組めば、もっと魅力的な攻撃ができそう。
守備も重要だが、攻撃陣が仕事をしてくれれば、結果はついてくるはず。

スコア 3-2

<得点者> 
ローマ   トッティ×2、ブリーギ
レッチェ  ムナーリ、パパドプーロス
~愛丸's MVP~
トッティ(だいぶいいときに近づいてきた。まだ完調ではないが、ヒールでのパスも披露してたし、もうちょっとであのトッティが帰ってくるはず)

ジェノア-ラツィオ

2009-04-22 19:43:38 | セリエA
観戦日 4/22(水)       
 
愛丸’s チェック        
前節、ユーベに劇的な勝利を収めたジェノア。
D・ミリートを欠いてもあの強さ。
勝負強さがここにきてさらに増してる。
4位という順位がそれを証明してる。
まだ、この順位で安泰という勝ち点でもなく、CL出場のためには、ここからホームではしっかり勝たなくてはならない。
インテルにしか負けてないホーム戦だし、ここもしっかり勝つことができるだろう。
ラツィオはデルビーでの勝利で勢いに乗ってるはず。
順位的にはまだまだヨーロッパ戦が狙える順位ではないが、勝ち点ではローマと5P差。
勢いを考えると、このままローマと入れ替わることも可能。
ここにきてサラテに当たりが戻ってきたのも好材料。

ジェノアがここで痛い黒星を喫してしまった。
あのユーベ戦はなんだったのかと思わせるようなできだった。
あそこまで必死で戦った姿はここで見られなかった。
立ち上がりのジェノアの時間帯に点が取れなかったのは最後まで響いた。
これまで、何試合も観戦してみたが、やっぱり取れるときに取れないって怖さはどの試合にも当てはまる。
4位という順位のプレッシャーなのか、ユーベに勝ったという慢心からなのか、いい攻撃ができなかった。
ときおり、スクッリが魂を見せてたが、これが点につながることはなかった。
ヤンコビッチに切れが感じられず、パッラディーノも目立ってたのは守備でだけ。
この前の3人がうまく連動しないと、ジェノアはつらい。
ここにユリッチやら、T・モッタやら、メストやらがさらに絡んできて攻撃の厚みを増すんだが、これがなかった。
誰もが個人での仕掛けのみ。
これではラツィオのDF陣も怖くなかっただろう。
ムスレラが必死でセーブするシーンは見られなかった。
ここまでセリエをおもしろくしてきたジェノアだが、このホームでの敗戦でどうなってしまうのか。
ヴィオラの結果はわからないが、もしヴィオラが勝ってるとしたら順位は入れ替わってしまう。
前半のいい時間以外はほとんどがラツィオにペースを握られ、危ないシーンばっかり。
あのユーベ戦みたいに最後はって思ってたティフォージもだんだん声が小さくなってしまった。
あれだけできてたジェノアがこうも1試合で変わってしまうのか。
サッカーの怖さが存分出た試合に。
D・ミリートが戻ってきたら、独力でなんとかしてチームを助けることもあるんだろうが、このままでは4位でフィニッシュということが難しくなる。
それに引き換えラツィオは前節のデルビー勝利の勢いのままに、難敵ジェノアをアウエーで撃破。
耐える時間をしっかり耐え、後半、カウンター一発でジェノアを沈めた。
けがで選手交代枠を全て使うというエマージェンシーも、なんてことなく乗り切った。
代わりの選手がそれなりに働けてたし、これが選手層ってことだろう。
コラロフに代わったデ・シルベストリなんかは、コラロフよりもいい状態だった。
この若いSBをもっと使ってもらいたい。
経験をもっと積めば、アズーリも夢ではない。
高齢化が騒がれるアズーリのDFに新しい風を吹かすことができる逸材。
この試合はなんといってもサラテだろう。
個人での仕掛けが目立ち、もっとパスを回せばいいのになんて思ってたが、この個人技で点は生まれた。
ロングボールをヘッドで突いてDFの前に出て、あとはスピードでDF2人を寄せ付けず、追いつかれたところでティロ。
しっかりファーサイドに蹴りこんだ。
簡単に決めてたみたいだが、これはそうとう高い技術を要するよな気が・・・。
アルゼンチンにはこういうタイプのFWばっかり。
これだけいプレーを見せてても、メッシ、アグエロ、テベスには追いつかないし、まだまだこの手のタイプは多くいる。
ただ、何が起きるかわからないから、この状態をキープしてもらいたい。
パンデフがけがで途中交代したのは気になるが、ラツィオのこの好調さはまだまだ続きそう。

スコア 0-1

<得点者> 
ラツィオ   サラテ
~愛丸's MVP~
サラテ(このレベルでは抜けた存在だが、まだまだ上がいるわけで、もっと個人技に磨きをかけてもらいたい)

ACミラン-トリノ

2009-04-22 17:45:51 | セリエA
観戦日 4/22(水)       
 
愛丸’s チェック        
現在3位で2位も狙えるミラン。
ただ、4位のジェノアとも勝ち点差が4しかなく、まだ予断は許されない。
今シーズンは3位までに入れば予備戦なしで、CLにストレートインできるし、なんとかここより上でフィニッシュしたい。
本来なら、スクデットを賭けて、この時期は戦ってるチームなんだが・・・。
ピッポの復帰でだいぶチームも引き締まってきてるみたいだし、ここはすんなりの試合だろう。
トリノはなんとか降格圏を脱したとは言え、18位のボローニャとは勝ち点差が1しかない。
まったくのんびりできない状況。
強豪相手のアウエー戦だし、厳しいのは重々承知だが、なんとか勝ち点1でも持って帰りたいはず。
ビアンキ、ロジーナ、アバーテあたりが奮起してくれれば。

ミランがミランらしい強さでトリノを寄せ付けなかった。
この試合のヒーローはピッポとベッカム。
このコンビ、ここ最近組み出したとはとても思えないような連動した動きだった。
ピッポの動き出しにぴったり合うクロスを供給するベッカム。
ベッカムのクロスをどんぴしゃで合わせることのできるピッポ。
このふたりがシーズン当初からやってくれてたら、ミランはこの順位にいなかったはず。
ここにきて、ピッポは最良のパートナーを得た。
このふたりが健在なら、いくらでも点が取れそう。
先制点、2点目と、どちらもベッカムのアシストから、ピッポのヘディング。
CKからもピッポのピッポらしい動きでマークを外し、ここにベッカムがピンポイントで合わせてきた。
練習の成果なんだろうが、ここまで完璧に決まるCKも珍しい。
2点目が圧巻で、かなり中央よりからの早いクロスだったが、これをピッポが見事にDFの前に入り込みヘッド。
ベッカムがここに入って来いって感じのクロスで、それにピッポが応えた形。
このコンビ、もっともっと見てみたい。
ただ、ベッカムは来シーズンもフルでいるわけではなく、アメリカにいつかは帰る。
今のミランには必要な選手。
ピッポはホナウジーニョのスルーに抜け出し、足でも決め、これでトリプレッタ。
ここまでピッポが輝いたのはいつぶりだろう。
これにカカ、アレッシャンドレ、アンブロジーニとまずまずの動きで、これが今のミランの形かも。
セードルフもいるし、この4-3-1-2で最後まで戦い抜くはず。
フラミニが右のSBを務めてたが、アーセナルでもやってたし、CBにセンデロスがいあたから、そう難しいミッションではなかったはず。
ベッカムこのコンビもまずまずだったし、使える目処はたった。
ホナウジーニョ、シェバと使えない選手もいるにはいるが、ここはもうそっとしておくのが一番。
ホナウジーニョはアシストしたとは言え、カカとは比べ物になんないし、相変らず守備はしいない。
意味のないノールックとはいらんし、的確なプレーが少なすぎる。
もうヨーロッパで輝くことはない。
これはシェバも同じ。
もっとレベルの下のチームでレギュラーでやれても復活できるかどうか・・・。
間違いなく来シーズンはミランにはいないだろう。
トリノは先制された段階で、この試合は捨てた感じ。
期待のロジーナも輝くことはなかったし、アバーテのスピードも封じ込まれたまま。
ビアンキもボールが収まっても孤立してるし、これでは攻撃になんない。
ボローニャの結果がどうなってるかわからないが、まだまだ降格の危機は続くだろう。
いつもはセレーニのがんばりでなんとか失点を最小限に留めてたが、そのセレーニもピッポの前になす術なし。
5失点は取られすぎ。
この試合結果は忘れて、次からまた新たな気持ちでやっていくしかない。
もうこれからプロビンチャのチームに負けは許されない。
アウエーでもしっかりドローに持ち込まないと、ほんとに降格してしまう。
あれだけの補強をしても何の意味もなしてない。

スコア 5-1

<得点者> 
ACミラン   F・インザーギ×3、カカ、アンブロジーニ
トリノ     フランチェスキーニ
~愛丸's MVP~
F・インザーギ(ひさびさのトリプレッタ。これもベッカムとの名コンビのお陰。いいパートナーをここにきて見つけることができた)

リバプール-アーセナル

2009-04-22 11:28:18 | プレミアリーグ
観戦日 4/22(水)       
 
愛丸’s チェック        
チェルシーに苦杯を舐めさせられた両チームの戦い。
リバプールはCLで壮絶な打ち合いの末に、一歩及ばず。
ただ、スタンフォード・ブリッジで4得点した事実をラファに自信に繋げようとチームを鼓舞してるらしい。
週末に試合がなかったわけで、ここはしっかりリフレッシュできてることだろう。
ここでの勝敗が今後のプレミアの覇権争いに響いてくる。
アーセナルはFA杯でチェルシーに逆転負け。
プレミアも狙える勝ち点、順位ではないし、残すはCLのみ。
それでも、ビッグ4同士の対戦だし、無様な試合はできない。
アーセナルにも意地ってもんがあるだろう。
水曜、土曜と試合をして、今度は火曜。
この過密日程をベンゲルはどの布陣で乗り切っていくか。
アンフィールドだし、そうメンバーを落としてくるとは思えないが、勝ちに行くサッカーではないかも。

リバプールの試合に外れなし!!
CLでのチェルシー戦に引き続き、壮絶な打ち合いになった。
ああいった試合は一発勝負のトーナメント戦でしか見られないかと思ったが、このプレミアの舞台でも見ることができた。
リバプールは残ったタイトルがプレミアだけだし、ここに全てを賭けてきてたはず。
その熱い気持ちは伝わってきた。
ただ、点は取れるが、どうも失点も同じようにしてしまう。
それもミス絡み。
ここがしっかりやれてれば、楽に試合を運べたはず。
とにかく、アルシャービンひとりにやられてしまった。
ひとりに4得点なんてこれまのリバプールの歴史にあったことだろうか。
乗ってる選手だったんだろうが、もうちょっとケアが必要だったかも。
あれだけ攻撃陣が奮起して何度も追いついてくれたからよかったが、アンフィールドで恥を晒すところだった。
先制され、逆転してくれたが、またまた再逆転。
で、一度は追いついたが、また突き放され、それでもまたまた追いついた。
4点目は攻めにいってのカウンターだったから仕方なかったが、2失点目のゴールは明らかにDF面での連携ミス。
アルシャービンはああいったボールカットを絶えず狙ってる選手。
それがわかってたら、カラガーもあんなスピードでパスは出さないだろうし、アルベオアももっと慎重にボールを受けにいったはず。
3失点目はカラガーのヘッドでのクリアミス。
この2失点はなんとかして防げたもの。
もうちょっとDF面が安定してくれたら、プレミア制覇も夢ではなかったはず。
ベナユンの魂、F・トーレスの高い技術で、攻撃に関しては申し分なかった。
カイトもいいところでいいクロスを供給してたし、リエラも交代の直前にしっかり仕事をした。
ジェラードがいなくてもなんとかなってる。
4点も挙げたのにドローって結果はどうだろう。
ただ、ATに追いついたもので、勢いが削がれたわけではない。
アーセナルにはユナイテッドを打ち負かしてもらいたい。
アーセナルはアルシャービンさまさま。
CLを使えないってことが、このプレミアでの好調ぶりに繋がってる。
この男がCLでも使えるようだったら、悲願のビッグイヤーってこともあるんだろうが・・・。
この男を冬に獲得できてほんとよかった。
アデバイヨールを休養させ、V・ペルシも使わず、ベントナーの1トップだったが、この男、前のふたりとかなり差がある。
エリア内で仕事してないし、高さを活かすサッカーを展開してないから、それも使えず。
足元の技術に長けてるわけでもないし、来シーズンはどこかで武者修行か?
この試合、ちょっと驚きだったのが、ナスリの守備。
ルーニー、テベス、パク・チソンみたいなフィジカル重視のディフェンスではなく、クレバーな守備が目立った。
ここってところではしれっとボールフォールダーに近づいていいカットができてるし、相手の攻撃を遅らせるディフェンスもできてる。
ここまで守備に貢献できる選手だったとは・・・。
アーセナルも4得点してドローってのがどうだかわからないが、ここはアンフィーロヅだし、満足のいくものだっただろう。
まだまだユナイテッド、チェルシー戦が残ってるし、CLでもユナイテッドと対戦。
ここでどこまでユナイテッドの夢を打ち破れるか。
やっぱりアーセナルが今後のキーマンなのは間違いない。

スコア 4-4

<得点者> 
リバプール   F・トーレス×2、ベナユン×2
アーセナル   アルシャービン×4
~愛丸's MVP~
ベナユン(4得点のアルシャービンも捨てがたいが、魂全開でなんとかしようと必死で戦ってたベナユンの方がインパクトがあった)