愛丸のサッカー観戦記

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ボカ-エトワール・サヘル(クラブW杯セミ・ファイナル)

2007-12-12 23:04:03 | その他
観戦日 12/12(水)       
 
愛丸’s チェック        
国立で生観戦。
ボカを生で見れるなんてなんてしあわせなんだろう。
ボカ側のスタンドに陣取り、目の前で繰り広げられるボケンセの応援に感動を覚えた。
ボカはここで負けるわけのにはいかんだろう。
エトワールはあのパチューカを破った侮れないチームだが、ここは70パーセントぐらいの力で軽く捻りつぶしてもらいたい。
スタメンにグラシアンの名前がなかったのは残念だったが、パラシオ、バネガ、カルドソあたりに奮起してもらおう。
エトワールは失点をしないことが一番。
スコアレス・ドローでPK戦に持ち込めれば、もしかしたら・・・。

試合はボカが一方的な展開にってわけではなかった。
これが来日しての初試合だし、1試合こなしてるエトワールとのコンディションの差は感じられた。
中盤でしっかり動けてたのはエトワール。
自分たちのチームがやることをしっかり忠実にこなしてた。
激しくいって中盤でなんとかボカの攻撃を食い止める。
とにかくFWにボールを入れさせないような守備が目立った。
パレルモはほぼマンマーク状態。
効果的な落とし、パラシオとのコンビプレー、流れからのフィニッシュ、全く見ることはできなかった。
後半、やっとフリーでカベッサでシュートってシーンはあったが、これは枠に行かなかった。
こういうのをしっかり決めれるのが、パレルモなのに、まだアルゼンチンでやてるようなコンディションにはない。
注目していたバネガも目立った活躍はできなかった。
パラシオに一発で決定機となるロングのパスは1度もでなかった。
サイドに散らすパスに終始。
こちらもまだまだコンディションに問題が。
生で観戦してて、誰かがドブレで退場になったが、それが誰だかわからず、ポジション的にバネガと思い込んでしまってた。
一番の注目株がファイナルで見れないと、凹んだが、ドブレをもらったのがバルガスだってわかった一安心。
これでファイナルはグラシアンかレデスマがスタメンで出てくるだろう。
この試合、よかったのはふたり。
トップのパラシオと右のラテラルイバーラ。
このふたりでボカはしっかりチェンスが作れる。
パラシオはエトワールの左が弱点と判断し、こちらの流れてのプレーで局面を打開してた。
ドリブルでの仕掛けはほぼ全て成功。
エリア内まで入り込んでくるシーンも多々見られた。
ここで仕掛けて、中に入ってきたカルドソにラストパスを出してのゴールがこの試合を決めた。
イバーラも積極的に攻撃参加。
こっちのサイドはイバーラひとりで攻撃を担ってた。
あまり本気を出さないイバーラだが、この試合では90パーセント本気のイバーラが見られた。
パラシオを一番見ていたのはこの男。
ここからの大きいサイドチェンジは見事だった。
まだボカは完璧な仕上がりではない。
ここから日曜のファイナルに向けてコンディションを上げていくことだろう。
パレルモ、バネガ、このふたりがいつものプレーを披露し、パラシオ、イバーラがこのぐらいやってくれれば、ミランにもしっかり勝つことができる。
まだミランはファイナルの相手だと決まったわけではないが、まあ、ミランだろう。
リケルメみたいに、前線と中盤の間でボールさばける選手が不在なのは気になるが、グラシアンに頑張ってもらおう。
あのボケンセの声援に応えるように、ファイナルもしっかり勝ってもらいたい。
がんばれ、ボカ!!

スコア 1-0

<得点者> 
ボカ   カルドソ
~愛丸's MVP~
パラシオ(パレルモがだめでもこの男がいる。スピード、テクニックさすがアルゼンチン代表経験者。世界トップクラスのプレーだった)