観戦日 3/17(火)
愛丸’s チェック
現在カンピオナート3連勝で順位を7位まで上げてきたラツィオ。
4位のヴィオラとは勝ち点差が5。
2試合の結果で、この順位まで引き上げることができる。
フォッジャをチームの核に据えてから、攻撃が機能してきた。
中盤も魅力的な選手たちで構成されており、あのトリデンテに頼らなくてもよくなった。
この状態を最後までキープできれば、結果は自ずとついてくる。
キエーボは降格圏にどっぷり。
勝ち点24で18位。
トリノとは同勝ち点だが、得失点差で順位はした。
16位のボローニャとは勝ち点差が2で、こちらもひとつの勝ちで順位は上げることができる。
残留という目標に向かっては、アウエーでも最低勝ち点1は必要。
ラツィオはここまで好調に戦ってきたが、この試合ではさっぱり。
引いて守ってくるキエーボを最後まで崩すことができなかった。
この前、ラツィオの試合を見たときは、サラテ、パンデフの2トップに、トレクァルティスタにフォッジャ、で、3センターハーフ。
この試合も、メンバーは変わらなかったが、構成が変わってた。
フォッジャを左サイドに配し、右はブロッキ。
このメンバーでやるなら、中盤はロンボにして、トレクァルティスタにフォッジャで、レジスタにレデスマ。
インサイドハーフにマツザレムとブロッキって形がしっくりくるはず。
D・ロッシはどうして、これをいじってきたのか。
キエーボとの噛み合わせなんだろうが、フォッジャが全く活きてこなかった。
前のふたりも孤立し、うまく絡んで、相手を崩すシーンは皆無。
個人技に優れてる3人だから、誰もが個人で仕掛けようと必死。
セリエのプロビンチャのチームが、この試合は守ると決めてかかったら、なかなかこれを崩すのは難しい。
ラツィオはまんまとこの術中にはまってしまった。
キエーボはただ引いて守るだけでなく、高い位置からのボール奪取も狙っており、高い位置でボールを浚われるシーンも目立った。
シュートカウンターはラツィオの得意技なはずなのに、この試合ではキエーボがその戦術を見事に活用した。
26、27分と立て続けに失点し、この段階で、どうもラツィオは諦めモード。
気持ちが伝わってこなかった。
ヴィオラが負け、ジェノアが勝ったことを考えると、CLを目指すなら、ここは是が非でも勝たないといけなかった試合。
フォッジャをもっと活かそうとするサッカーが展開できてれば、点は取れたはず。
サラテ、パンデフと全く顔を出さなかったし、これではラツィオの魅力は半減してしまう。
ロッキを後半投入したが、この男も最後まで活かされなかった。
レデスマがもっとボールに絡んで、いい展開をしないといけなかったし、マツザレムももっと前に出るべき。
やるべき選手が仕事をしないと、こんな結果になってしまう。
まだまだ諦めずに、4位以内を目指してもらいたい。
キエーボは残留に向かって、かなり大きな勝ち点3をゲット。
そうそうオリンピコで勝ち点3は取れるもんじゃない。
やるべきことを90分しっかり遂行できてた。
DF陣は無理せず守備に専念し、攻撃陣も、さぼることなく前線からプレッシャーを与え続けた。
これが功を奏し、中盤の高い位置でボールを奪うことが多く見られた。
ここでボールが取れると、かなりの確立でチャンスになる。
前線のボグダニ、ペリッシェルは、中盤以下の選手ががんばってつないだボールをきっちりチャンスに結びつけた。
こうやって全体でサッカーができてれば、結果は出てくる。
どの点も見事なものだった。
圧巻は2点目。
これも高い位置でボールをい奪い、センターサークルにいたペリッシェルへ。
ここでペリッシェルは全体が上がるのを待たず、自分で突破を仕掛けた。
華麗なドリブルってわけではなかったが、来るDFをなぎ倒しながら、3人をかわし、GKと1対1。
ムスレラが出てくるところを見て、落ち着いてレテ。
先制レテ後、1分でのこの得点で、ラツィオを意気消沈させた。
キエーボはこのサッカーができてれば降格はないはず。
スコア 0-3
<得点者>
キエーボ ボグダニ、ペリッシェル×2
~愛丸's MVP~
ペリッシェル(キエーボのカピターノがチームを残留に導くため、チームで繋いだボールをしっかりレテ。これぞエース)
愛丸’s チェック
現在カンピオナート3連勝で順位を7位まで上げてきたラツィオ。
4位のヴィオラとは勝ち点差が5。
2試合の結果で、この順位まで引き上げることができる。
フォッジャをチームの核に据えてから、攻撃が機能してきた。
中盤も魅力的な選手たちで構成されており、あのトリデンテに頼らなくてもよくなった。
この状態を最後までキープできれば、結果は自ずとついてくる。
キエーボは降格圏にどっぷり。
勝ち点24で18位。
トリノとは同勝ち点だが、得失点差で順位はした。
16位のボローニャとは勝ち点差が2で、こちらもひとつの勝ちで順位は上げることができる。
残留という目標に向かっては、アウエーでも最低勝ち点1は必要。
ラツィオはここまで好調に戦ってきたが、この試合ではさっぱり。
引いて守ってくるキエーボを最後まで崩すことができなかった。
この前、ラツィオの試合を見たときは、サラテ、パンデフの2トップに、トレクァルティスタにフォッジャ、で、3センターハーフ。
この試合も、メンバーは変わらなかったが、構成が変わってた。
フォッジャを左サイドに配し、右はブロッキ。
このメンバーでやるなら、中盤はロンボにして、トレクァルティスタにフォッジャで、レジスタにレデスマ。
インサイドハーフにマツザレムとブロッキって形がしっくりくるはず。
D・ロッシはどうして、これをいじってきたのか。
キエーボとの噛み合わせなんだろうが、フォッジャが全く活きてこなかった。
前のふたりも孤立し、うまく絡んで、相手を崩すシーンは皆無。
個人技に優れてる3人だから、誰もが個人で仕掛けようと必死。
セリエのプロビンチャのチームが、この試合は守ると決めてかかったら、なかなかこれを崩すのは難しい。
ラツィオはまんまとこの術中にはまってしまった。
キエーボはただ引いて守るだけでなく、高い位置からのボール奪取も狙っており、高い位置でボールを浚われるシーンも目立った。
シュートカウンターはラツィオの得意技なはずなのに、この試合ではキエーボがその戦術を見事に活用した。
26、27分と立て続けに失点し、この段階で、どうもラツィオは諦めモード。
気持ちが伝わってこなかった。
ヴィオラが負け、ジェノアが勝ったことを考えると、CLを目指すなら、ここは是が非でも勝たないといけなかった試合。
フォッジャをもっと活かそうとするサッカーが展開できてれば、点は取れたはず。
サラテ、パンデフと全く顔を出さなかったし、これではラツィオの魅力は半減してしまう。
ロッキを後半投入したが、この男も最後まで活かされなかった。
レデスマがもっとボールに絡んで、いい展開をしないといけなかったし、マツザレムももっと前に出るべき。
やるべき選手が仕事をしないと、こんな結果になってしまう。
まだまだ諦めずに、4位以内を目指してもらいたい。
キエーボは残留に向かって、かなり大きな勝ち点3をゲット。
そうそうオリンピコで勝ち点3は取れるもんじゃない。
やるべきことを90分しっかり遂行できてた。
DF陣は無理せず守備に専念し、攻撃陣も、さぼることなく前線からプレッシャーを与え続けた。
これが功を奏し、中盤の高い位置でボールを奪うことが多く見られた。
ここでボールが取れると、かなりの確立でチャンスになる。
前線のボグダニ、ペリッシェルは、中盤以下の選手ががんばってつないだボールをきっちりチャンスに結びつけた。
こうやって全体でサッカーができてれば、結果は出てくる。
どの点も見事なものだった。
圧巻は2点目。
これも高い位置でボールをい奪い、センターサークルにいたペリッシェルへ。
ここでペリッシェルは全体が上がるのを待たず、自分で突破を仕掛けた。
華麗なドリブルってわけではなかったが、来るDFをなぎ倒しながら、3人をかわし、GKと1対1。
ムスレラが出てくるところを見て、落ち着いてレテ。
先制レテ後、1分でのこの得点で、ラツィオを意気消沈させた。
キエーボはこのサッカーができてれば降格はないはず。
スコア 0-3
<得点者>
キエーボ ボグダニ、ペリッシェル×2
~愛丸's MVP~
ペリッシェル(キエーボのカピターノがチームを残留に導くため、チームで繋いだボールをしっかりレテ。これぞエース)