愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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ディポルティーボ-R・マドリー

2007-01-09 22:23:14 | リーガエスパニョーラ
観戦日 1/9(火)       
 
愛丸’s チェック        
この休暇でマドリーの選手はリフレッシュすることなし。
なす術なくディポルにやられた。
この試合、注目のガゴがデビュー。
いきなりのスタメンにびっくりした。
エメルソンとのドブレピボーテ。
かなり期待して見てたが、ボカでの輝きを放つことはなかった。
それよりミスばっかりが目立った。
マドリーでのデビュー戦ってことで気負う部分も多少あっただろうが、それにしても醜かった。
パスミスは多いし、トラップミスも目立つ。
ディポルはこの穴をしっかりついてきた。
集中して狙われボロばっかり。
あんなガゴを見たのは初めてだった。
まだまだこれからの選手なだけに長い目で見守っていきたい。
そんなに早くフィットするわけがない。
悪かったのはガゴだけじゃない。
マドリー全体の動きが悪かった。
オフザボールの動きが皆無。
足元にしかボールを要求しないためディポルは守りやすかったはず。
ラウルが顔を出すシーンはほとんど見られなかった。
このままの状態が続くようだとCL圏も危うくなる。
守り重視のカペッロサッカーも披露できないと何を売りにしていくのか。
結果が全てってことでファンタジーを捨ててるはずなのに・・・。
監督解任の話がそろそろ浮上してきそう。
マルセロも後半15分ぐらいから登場したが、何の印象もなし。
こちらもガゴ同様長い目で見守ろう。
ディポルはこのウインターブレイクがかなりいい方に出た。
中盤でのチェックがかなりよかった。
連動してボールを取りに行き、そこでしっかりボール奪取に成功。
マドリーの動きが悪かったのもあるが、このディポルの激しさがマドリーをダメにしたのかも。
攻撃ではアリスメンディにつきる。
得点こそなかったが、動き自体は文句なし。
あの長身であの身のこなしには驚いた。
やっと秘めてるもんが開花したか。
粘りもあって、今後のディポルはこの男にかかってきそう。
バレロンがやっと戻っていた。
スタメンではなかったが、ベンチに入っただけでも喜ばしいこと。
これで前半戦のようなディポルからは脱却するだろう。
リーガで暴れてくれそうなチームが復活した。

スコア 2-0
<得点者> 
ディポルティーボ   カプテビラ、クリスティアン       
~愛丸's MVP~
アリスメンディ(右にいるよりトップの方が輝きが増す。はなっからリキと2トップを組ませてればよかったのに)

サラゴサーセビージャ

2007-01-09 19:13:17 | リーガエスパニョーラ
観戦日 1/9(火)       
 
愛丸’s チェック        
好調で攻撃的なチーム同士の激しい試合に。
アイマール、ダレッサンドロとテクニックを重視したサラゴサとサイド攻撃が破壊力ばつぐんのセビージャ。
どちらもいいとこ満載だった。
アイマールはいつも以上に切れてた。
左サイドでいい感じでボールキープができ、攻撃の起点になってたためD・アウベスがなかなか攻撃に転じれず。
ここを1つ押さえるだけでセビージャは攻撃力がかなり低下。
右はJ・ナバス頼みに。
右サイドはダレッサンドロとディオゴがうまく絡んでいい攻撃をしてたためアドリアーノが守備にまわることが多かった。
前半はボールキープ率はセビージャが多少上回ってたが、チャンスと得点はサラゴサ。
サラゴサの守備面ではピケがかなり効いてた。
本職のCBではなくてピボーテでいい味を出してる。
ボールの捌きもまずまずでここで一花咲かせそう。
今後、この若手は注目。
後半、2点ビハインドになってセビージャが変わった。
今までお目にかかることのなかった3-4-3。
ポウルセンとJ・ナバーロ、エスキュデの3バック。
前はカヌーテがちょっと引き気味でチェバントンとL・ファビアーノの3トップ。
やった初めはパッとしなかったが、サイドで攻撃に専念できるようになったD・アウベスとアドリアーノにボールが集まり出してから機能し出した。
機能したというよりは爆発した。
この攻撃、かなりの迫力。
これで1点を返して、さらに迫力が増した。
サラゴサはほとんどボールに触ることができなかった。
それでも集中して守りきった。
攻めたセビージャも誉められるが、守りきったサラゴサも賞賛に値する。
このウインターブレイクはセビージャにはにはいらないものだったか。
あの調子で突っ走りたかったはず。
サラゴサはいい方に向いた。
これで更にリーガをひかっきまわしてもらいたい。
最後にディオゴとL・ファビアーノの殴り合いはいかんかった。
どちらにも重い処分が下るはず。

スコア 2-1
<得点者> 
サラゴサ   ディオゴ、D・ミリート
セビージャ  L・ファビアーノ       
~愛丸's MVP~
ディオゴ(2得点に絡む活躍。守備でもあの猛攻を耐えた。が、あの殴り合いは・・・。いい右だった)

リバプール-アーセナル(FA杯3回戦)

2007-01-09 11:10:30 | プレミアリーグ
観戦日 1/9(火)       
 
愛丸’s チェック        
この段階でこの両チームが対戦するとは。
負けた方はもう終わり。
年末年始のハードスケジュールでほんとはメンバーを落としたいと考えただろうが、そうもいかない。
GK以外はほぼベストメンバー。
この両セカンドGKが鍵だった。
アルムニアはまったく問題なくしっかりこなしたが、デュデクはしょっぱかった。
もう終わった。
3失点のうち2つはGKでなんとかやれた。
PK戦でくねくね動くしか能がないGKに。
攻撃に関しては両チームにそんなに差はなかったように思う。
決定力には差があったが。
守備は完全にアーセナルの方が上。
特にバイタルエリアでの人に対してのディフェンス。
アーセナルはここでしっかり守れてた。
ジェラード、X・アロンソがフリーでミドルを打てた場面はほぼ皆無。
そうなるとサイドから崩しにかかったが、トゥレ、センデロスがしっかり跳ね返した。
クラウチ狙いなのはわかるが、こいつは周りを活かせない。
自分でなんとかしようとしか考えてない。
それならカイトにボールを集めた方が良かった。
スピード勝負になればセンデロスのとこに穴が開いたかも。
前掛りだったせいもありリバプールのDF陣には集中力が欠けてた。
ロシツキにやられたのは目をつぶるにしても、アンリにやられたシーンはどうにもこうにも。
あのディフェンスはざる。
センターサークルからスペースに自分でボールを出し、それに追いつきDFをかわし、あとはドリブルで中に切れ込んでシュート。
万全ではないアンリにここまで好き放題やられてては。
今シーズン、リバプールは間違いなく何のタイトルも取れない!
アーセナルはここにきてチーム状態がかなりアップ。
魅力的なサッカーを披露し、なんかしらのタイトルが取れるのでは。

スコア 1-3
<得点者> 
リバプール   カイト
アーセナル   ロシツキ×2、アンリ       
~愛丸's MVP~
センデロス(危うくオウンゴールのシーンは目をつぶって、高さ勝負は完勝。やっと状態が上向きに)