愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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ブラックバーン-アーセナル

2007-01-16 22:45:49 | プレミアリーグ
観戦日 1/16(火)       
 
愛丸’s チェック        
ここにきて好調なローバーズをアーセナルは相手にせず。
エミレーツでは6得点で、このアウエーゲームでは完封勝利。
ローバーズを完全にカモにしてる。
サスペンションで出れなかったベントリーがいても結果は変わらなかっただろう。
この試合はアンリが全開バリバリ。
やっと本調子に。
ここからはこの男におんぶにだっこでいいのでは?
だいぶ休んだからしっかり働いてもらおう。
パスサッカーが魅力的なアーセナルだが、この試合の2点目みたいなカウンターからでもしっかり点を取れるのも魅力。
これもアンリだからか。
左サイドをドリブルで持ち上がり、セスクにいったん預けて、そこからのパスをダイレクトの技ありシュート。
このアンリの動きには惚れ惚れした。
ふたりで点を取った。
こんなシーンはなかなか見ることはできない。
今のアンリは世界一のFW。
トップ不在で苦しんでるバルサはこの男を取らなかったことを後悔してることだろう。
この試合でもうひとつアーセナルはすごさを見せた。
G・シウバが前半の早い時間にサベージの術中にハマり一発レッド。
ここで慌てることはなかった。
数的不利を感じさせなかった。
これはチーム全体がしっかりやることがわかってるから。
ひとりに頼るチームじゃない証拠。
この退場はこの試合ではそこまで響かなかったが、次節どうでるか。
次節はユナイテッド戦。
今シーズン、ダブルをやれるか。
セスクも足に違和感がありそうな交代をし、センターハーフに不安を残す。
好調同士なチームだけに点をやらないサッカーではなく、点を取りに行くサッカーをしてもらいた。
ローバーズはG・シウバを退場に追いやったまではよかったが、それ以外はさっぱり。
ダービシャーは途中出場の方がいい。
いくら点を取ってるからとはいえアーセナル相手だとそんなにうまくいかない。
リバプールを破った時の迫力は微塵もなかった。
ペデルセンにもちょっとがんばってほしかった。

スコア 0-2
<得点者> 
アーセナル   トゥレ、アンリ       
~愛丸's MVP~
アンリ(完全復活。これだけ切れてるともう誰も止められない。ユナイテッドDF陣をどう崩すか楽しみ)

ACミラン-レッジーナ

2007-01-16 20:07:21 | セリエA
観戦日 1/16(火)       
 
愛丸’s チェック        
ミラン、ここにきて負けないサッカーができるようになってきた。
カカを負傷で欠く厳しい展開だったが、ここはセードルフがしっかり穴埋めした。
いつものポジションより活き活きしてたように思う。
このセードルフの動きを見ると、カカが帰ってきても1トップ2シャドーでやってみたら面白いと思うが・・・。
こうなるとオーナーが嫌がるか。
ベルルスコーニは2トップを好むらしい。
この試合もその意向でかどうかはわからないが、ジラとピッポの2トップ。
これがまた想像通りいけてない。
何度もいけてなさっぷりを見せつけてきてたのに。
ふたりのコンビプレーは皆無。
それにプレーしたいエリアがふたりともかぶってるから、ふたりの位置が近すぎる。
これじゃチャンスは生まれない。
ピッポがハーフウェーラインからドリブル突破で敵陣深くまで進入したシーンがあったが、ジラにパスを出す気配は全くなかった。
ジラもピッポを気にしすぎてあたふた。
笑えたシーンだった。
ミランはちょっと前まではポゼッションサッカーを披露するセリエ唯一のチームだったはずだが、最近はカウンター主体のチームに。
ピルロからのいいパスが減ったのが原因か。
調子がなかなか上がらなかったピルロだが、この試合では今シーズン初の得点をゲット。
FKから。
あの無回転ボールじゃなく、弧を描いたかなり曲がったいいFKだった。
これでちょっとはいい状態になるか。
レッジーナはミランのお株を奪うポゼッションサッカーを披露。
中盤でのボールキープは明らかにミランより良かった。
が、クロス、ラストパスの精度が低く決定機を作れず。
ひとつでもいいクロスが上がってたらどうにかなったはず。
なにせミランのGKはカラチだから。
縦の動きも横の動きも更にキックもアマチュアレベル。
ミランは早くGKをどうにかしないと。
このGKではCLは絶対無理。
この試合でミランはレッジーナのポゼッションサッカーを目の当たりにしてどう思ったか。
ミランもできるはず。
あの頃のいいサッカーに戻ってもらいたい。
結果が出てるからこれでもいいかと思うが、ミランだよミラン。
アンチェロッティさん、お願いします。

スコア 3-1
<得点者> 
ACミラン   ピルロ、セードルフ、ジラルディーノ
レッジーナ   ビアンキ       
~愛丸's MVP~
セードルフ(カカの代役をしっかりこなした。チャンスの場面には必ずこの男が顔を出してた)

パレルモ-ウディネーゼ

2007-01-16 00:19:02 | セリエA
観戦日 1/15(月)       
 
愛丸’s チェック        
両チーム、いい休暇を過ごせたみたいで状態は良かった。
かなり攻撃的に。
パレルモは絶好調男アマウーリが昨年最後の試合で靭帯断裂の大怪我を負い今季絶望。
こうなるとカラッチョロ頼みに。
出場機会がどうのこうのって文句言ってた人間がどんだけのモチベーションで挑めるのか。
それに出た試合ではパッとしなかったのも気になる。
今季まだ無得点だし。
そのサッパリだったカラッチョロが化けた。
潜在能力はある選手だけにそれが花開いた。
周りがうまくカラッチョロを使ってた。
昨シーズン全く点を取れんかったクラウチに必死にボールを集めてなんとかゴールをと四苦八苦してたリバプールみたいだった。
そのカラッチョロはシンプリシオからの難しいクロスを見事にヘッド。
あのななめからのボールをゴール隅によく決めた。
すばらしいレテ。
そのあともあの身長からは考えられんような切れのあるドリブルを披露したりと、グイドリンがうまくこの腐ってた男を乗せた。
ディ・ミケーレ、ブレッシアーノは相変らず切れがあり、中盤も磐石。
それに加え、DFもしっかりしてる。
ザッカルドなんかはしっかり守備をし、なおかつ果敢にオーバーラップ。
余裕からくるものか。
ウディもいい攻撃はしてたように思う。
イヤクインタ、ディ・ナターレといいティロを放つもポストだったり、フォンターナのセーブにあったりとつきがなかった。
これでウディはアウエー6敗目。
もうちょっと対策を。
バレート、シケラといいドリブルを持った若いブラジル人がもっとチームにフィットしてくれれば。
あとはDF。
まだまだ若い。
サパタなんかは秘めたものはあるが安定感に欠ける。
もっとチーム力をアップさせんと。
ここがパレルモとの差。

スコア 2-0
<得点者> 
パレルモ   カラッチョロ、ザッカルド       
~愛丸's MVP~
カラッチョロ(いい感じで復活。これからが勝負。アマウーリの穴をどれだけ埋めれるか)