フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

古事記を旅する (文春文庫)

2011年09月10日 02時02分52秒 | 書評 その他
このごろは、自分の時間が確保できるようになり、
好きな本を読んだり、
ブログの更新も何とかできるようになりました。

例年この時期はシーズンオフで、
現在の状況は嵐の前の静けさといったところです。
夏の疲れがどっと出てくる時期でもあり、
気をあまり緩めすぎると
不意打ちをくらうのでご用心、ご用心(笑)

今は秋のキャンペーンに向けて準備中です。

さて、開業後3年ぐらいはまともに休みはとれない
と覚悟していますが、それでも気持ちは
ふっと遠い旅の空に向いていたり・・・。

歴史と旅の組み合わせは、自分の趣味にあっているので
「古事記を旅する」という本書を見つけたときは
すぐに購入してしまいました(苦笑)
企画が良いですね。

著者はベストセラー「口語訳 古事記」の
著者でもある三浦佑之氏です。

本書では、古事記ゆかりの地を
著者本人がめぐり、旅行記を書いています。
古事記研究者として有名な氏ならではの
訪れた土地の選定とその描写が特徴的です。

第一部 対馬海流とともに―旅する神々
    1 女神のいます島―沖ノ島
    2 ワタツミを祀る―志賀島
    3 空中神殿と異界―出雲
    4 海洞と母子―潜戸と佐太
    5 船を漕ぐ人びと―美保神社
    6 ワニの棲む海―鬼の舌震と白兎海岸
    7 アメノヒボコの来た道―丹後半島と出石
    8 寄り来る海の幸―敦賀と塩津
    9 ヒスイの郷の女神
    10 湖水にいますタケミナカタ

第二部 東へ向かう海道―王権の神と人
    1 神の降りた山―高千穂
    2 神と人との狭間に―日向
    3 イハレビコはなぜ東に向かうのか―瀬戸内
    4 隠れ棲むオケとヲケー志染と三穂
    5 二つの火祭り―熊野
    6 アマテラスを祀る―神風の伊勢
    7 天翔ける御子―杖衝坂から能煩野へ
    8 剣を祀る祭り―熱田神宮
    9 タチバナの女を追って―走水から房総へ

第三部 ヤマトをめぐる街道―栄光と敗北
    1 オノゴロ島を求めて―沼島
    2 大王たちの時代―河内と難波
    3 陰謀うずまく里―近つ飛鳥
    4 常世の国へ行った男―宝来山古墳
    5 初代天皇を祀る―橿原神宮
    6 潔い男と滅びの美学―葛城
    7 マラ立つ飛鳥―飛鳥坐神社
    8 メドリの逃避行―三輪から曾爾へ
    9 山辺の道を歩く―大神神社から石上神社へ
    10 境界を越える―幣羅坂と宇治川

多くは、出雲地方や九州各地が主ですが
ヤマト政権とのかかわりから後半は
畿内各地の紹介が多くなっていました。


訪れたい土地への想像が膨らみますが、
まだ当分、遠出はできそうにありません(涙)



古事記を旅する (文春文庫)
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