フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎著 新潮社

2008年06月09日 10時46分13秒 | 書評 小説系
あちこちのブログで絶賛されていた本書。
時間があれば、読みたい、読みたいと思っていました。
そして、ついに読み終えることができました。

ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎著 新潮社



2008年本屋大賞受賞作です。

物語の展開としては荒唐無稽だし
作者もこの物語はあくまでも作り話で
読んだ方が真に受けないで下さればいいな
と書いてあるとおり
リアルな話ではありません。

細かなリアリティがあればもっと楽しめたかもと
思う読者がいてもおかしくはありません。





おこがましいかもしれませんが
創作の物語作品としては
秀逸です。


いろんな書評で指摘されているとおり
大なり小なりの伏線の起き方と
物語の展開が違和感なくつながる点が
見事です。

第5部まで読んで、ふたたび第3部に戻ったとき
なるほど~と腑に落ちました。


ただ、まだ分かっていない謎解きもあります。

最後に第5部に登場する「鎌田昌太」っていったい誰なんでしょう?

順当に考えれば「稲井」にあたるのでしょうか。
あるいは「鎌田昌太」が「稲井」に部屋を貸した?
「稲井」はやはり「いない」人?

でも
第4部では青柳が隠れていたのは稲井の「マンション」とあり
第5部では「アパート」と書かれているので
何か意味があるのかなと思ったり。


要するに、
空き家になっていたのも青柳を嵌める計画のうちだった
ということをいいたいのでしょうか?


う~む

どなたか謎解きをしていただけるとありがたいです。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
コメント、ありがとうございます! (なおぞう)
2009-10-30 01:23:25
>バセット様

コメント、ありがとうございます。

ゴールデンスランバーは、
物語のいろんなところに伏線が張ってあって、
それを後から知ることも楽しみの一つですね。

ゴールデンスランバーも
映画化されるらしいです。
楽しみです。
http://www.golden-slumber.jp/
返信する
ああ! そうか! (バセット)
2009-10-28 09:28:17
僕もてっきり稲井さんのことかと(笑)
何とか照合しようとするのですが、どうも辻褄が合わなかったんです。
さっそくその部分を読み返してみます。
ありがとうございました。
返信する
ほんとだ! (なおぞう)
2008-06-25 11:03:54
ご親切にありがとうございます。
読み飛ばしていました!
263頁に記述がありましたね。
返信する
鎌田は (Unknown)
2008-06-25 00:37:38
三浦と隠れていたアパートですよ
返信する

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