フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

小が大を超えるマーケティングの法則

2012年04月02日 18時51分16秒 | 店舗経営
小が大を超えるマーケティングの法則
クリエーター情報なし
日本経済新聞出版社



大きな企業には大きな企業の、
小さな企業には小さな企業の、
「長所」と「短所」があります。
本書では、いたずらに大きな企業の真似をせず、
小さな企業の「強み」を生かすことを説いています。

大規模店と同じ土俵で戦ってはならない。
小規模店が戦える土俵をつくることが肝要。
発想はランチェスターと似ています。

キーワードは
「全国」から「地域」、
「総合」から「専門」、
「画一性」から「個性」、
「量」から「質」、
「無難」から「本物」、
「効率性」から「感性」

この観点から、自分の店を見直してみると
何か違ったものが見えてくるかもしれません。

地域に根差した専門性を身につけ
こだわりのある個性を発揮して
提供サービスの質を高める。
無難でありきたりな対応を排して
成果の上がる本物のサービスを提供する。


そして、小規模を「強み」に変える力が
著者の言う
「ほんもの力」
「きずな力」
「コミュニケーション力」
という3つの力の力です。

ほんものの力とは、個性・こだわり・専門性から
導かれる力です。ここでは低い価格で
顧客を惹きつけようとする戦略を
取るべきではないと説かれています。

きずな力とは、地域や顧客との密接性をいいます。
きずな力の解説の章で「絶え間ない変化」を
説いている点がポイントです。
顧客に飽きられない変化を絶えず続けることが
きずな力を高めるポイントなのかもしれません。

コミュニケーション力とは、
顧客への情報伝達を確実にしていく力を言います。
売り手と買い手の間の情報ギャップを解消するため
情報発信・情報受信がポイントになります。



本書は、小さな企業にとって
進むべき道を間違えない羅針盤になるでしょう。

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1 コメント

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きづな (たけさん)
2012-04-03 23:44:31
ディズニーの教えではクレームさえも顧客との絆に変えてしまうそうですね。今後の日本は絆ビジネスです!!
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