五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

月面着陸

2006年09月02日 | 天文

今宵は月面観望。

クレーターを見るには絶好の月齢です。
しかも月の高度が低く、我が家の居間から
望遠鏡を向けられます。

日が暮れてきたところで、10cm反射望遠鏡をセット。
極軸は、適当に赤道義の後ろを南に向けて完了。
それが結構合っていたらしく、きちんと追尾出来ました。

う~ん、高度が低いだけあって、大気のゆらぎが目立つ。
簡単に言うと、倍率を上げると風呂の湯船の底を見ている
ような「ゆらぎ」が見える。
あっ!
室内から見ていたことも関係あるなぁ。
外気温と室内温度の差で、ゆらぎが酷くなるのです。
やっぱり手抜きはダメだ。

ダメもとで、接眼レンズにデジカメの先を向けてみた。
おぉ!
これなら撮影できるかも。
デジカメを適当にズームにして、モニターを見ながら
よくピントを合わせる。
デジカメがピントOKの音を出す。
はい、チーズ。

で、撮れたのが画像の月。
やっぱり、欠け際はちょうど良い露出になるけど、
明るい部分は露出オーバーになるなぁ。
この画像はパソコンに取り込んであって(当たり前だ)、
拡大して見ると結構月面の細かい部分が写ってます。
安物のデジカメでも、なかなかやります。

この調子で、9月8日未明の「部分月蝕」の観測を・・・。
当日の晴れを祈ってます。

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