五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

綺麗な夏の雨

2006年08月17日 | 雑記

空はどんよりと雲って、ときどき
ザーっと雨が落ちてきていた。

雨雲を見上げる私の瞳は、灰色で
何も見つめてはいないように見えるに
違いない。

私はまた、マリー・デケイルウのことを
思い出していた。

マリーは、大切な友だち。
それはずっと、変わらない。
変わりようがないのだ。

先日、マリーと会った。
もう、時の経つのも忘れるくらい楽しくて
嬉しかった。
もし、私とマリーの姿を知っている人がいたら
「あいつらは何でくっつかないんだろう?」
と思うに違いない。

なぜ?

友だちだから・・・としか言いようがない。
マリーもきっと、同じ事を考えているに違いないのだ。

 あなたを愛する資格は
 私にないね

ふいにこんな詞が口をついて出た。
私には、彼女を幸せに出来ないであろう。
悲しい目に遭わせるだけだ。

と、思っていたが、突然逆の考えが頭に浮かんできた。
マリーを悲しい目に遭わせるのが怖いのではない。
「自分が」悲しい、辛い目に遭うのが怖いのだ。
現実は、直視せねばならない。

私は、かつて彼女を傷つけた・・・。

その時のことが無かったら、おそらく今のように
何でも話せる友だちにはなれなかった、ということもまた
事実だ。
良い事なのか、悪い事なのか。

たぶん、良かったのだ、これで。
運命を恨んだことは、もう過去の話。
これから、マリーも私も、より良い「未来」を
作って行けば良いのだ。

マリーは、ずっと大切な友だち。
この先、苦しいことも辛いことも、たくさんあるに
違いない。でも、君が生きていてくれるだけで
きっと私は頑張れる。

綺麗な夏の雨に打たれながら、久しぶりに
ブルーになってみた。

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2 コメント

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「フハハ!脆弱なり、弟よ!」 (Z-1)
2006-08-18 14:42:40
三十路さんのブログは時々拝見しています。←日本語正しいです?

突然、私事ではありますが9~10月は人事異動の季節です。本社社長がギレン総帥とするならば、直属上長の部長はマ・クベくらいか。少そのまたずいぶん下のZ-1は大尉くらいなのでどこに行かされるやら・・・

「私の出世は部下の生活の安定に繋がる」←部下いないけど。お互いガンバ!(古)
返信する
「これでいいのか、アサム・・・」 (三十路)
2006-08-18 21:21:46
???

Z-1さんは・・・もしや。

・・・・

どうしてこういう恥ずかしい記事に限ってコメントしてくるんですか。。



大尉なら、将校なんだから良いではないですか。自衛隊なら一尉。

でもせめて、キシリア少将くらいになって、私を食わせてください。
返信する