五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

地球照

2021年12月03日 | 天文
11月19日に地球の影に入って月食を起こした月が、ぐるりと明け方の東天にまわりました。

12月3日の夜明け前の写真、糸のように細い月と、月の夜の部分がぼんやり光る「地球照」
文字通り、月の夜の部分を地球が照らしている現象。
月面から見る地球は、結構明るいのだと思う。

月面に立って見上げると、細く欠けた地球の夜の部分が月あかりでぼんやり光って見える…かもしれんけど、そんなの見たら人生観が変わってしまうかもなぁ。

12月4日には、この月が更に東へ移動して(写真だと左下)太陽と重なる「皆既日食」が起こりますが。
残念ながら見えるのは南極大陸、地球上に落ちる月の影は小さいから、見える地域がかなり限定されます。
日本から見ると、月が太陽の南側を通過してしまって日食にならず。

まぁこのコロナ禍では、観測に出かける人もいないと思うけど…

月食と日食はセットで起きることが多いです。
平たく言うと、太陽、地球、月が一直線に並んだときに起きる現象なんで(日食は太陽、月、地球の順)、月がぐるりと半周したときも一直線に並びがちだから。

日食、月食の周期は18年と11日(または10日)
2003年に、同じような食があったはずだけど覚えていないなぁ…


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