五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

ハートキャッチプリキュア! 第16話 「ライバルはえりか!演劇部からの挑戦状です!!」

2010年05月23日 | ハートキャッチプリキュア!
いきなりぶっちゃけますが、今週はサバーク博士の出番は全く無し。
ボスの出ない話が、今期は多い気がする。
砂漠の使徒が、勝手に出撃して勝手に敗れる。
サバーク博士の影の薄さが泣けるとともに、彼がラスボスではないということを
暗示しているような。。

…とまあ、深読みはいいとして。
どっちが服に精通しているか、張り合うファッション部部長・えりか様と
演劇部部長・高岸さん。

  

上手く乗せられて、演劇部の衣装を作ることになったファッション部。
ちなみに今週の花咲さんは、眼鏡をかけっぱなし。
えりか様主演回であることをきちんとわきまえる花咲さん良い子。

  

気合十分、販促らしきものもしっかりこなすえりか様。
このノートみたいなの、売るのか…?

ここから、ファッション部と演劇部の対比が描かれていくわけですが。

  

部員の意見をちゃんと聞き、褒めて褒めてホメ殺しな来海部長。
…おかしいな。第1話では、部員に逃げられて廃部寸前までいったファッション部なのに。
なんというか、えりか様らしくないというか、ウザくない今週のえりか様に
違和感を覚えたのは私だけだろうか。。

それに対し、部長がワンマンで厳しすぎる演劇部。

  

部員さん:「こんな部活、全然楽しくないよ!」
      「もう部長にはついて行けないよ!」
三行半をつきつけて、演劇部を去っていく部員たち。

駄目出しばかりして部員を失った高岸部長ですが、厳しいのは演劇に対する
情熱ゆえ…ということをちゃんと見抜いているえりか様。
…ここもやっぱり、いつもKYなえりか様らしくない。。
「部員がいなくなったぁ?じゃあファッション部に入りなよ!」くらい言いそうなのに。
主演回だからって、良い子ぶりぶりなえりか様は、いかがなものか。

まあとにかく、高岸部長のことを正当に評価している来海えりかなのであった。

  

落ち込んで心の花が萎れた高岸さんのところへ、KY男登場。
早速、高岸さんをデザトリアンに。
  
 「皆に本当の演劇の楽しさを知って欲しかった!」
 「皆どうしてついてきてくれないの?」
 「私は皆と演劇がしたいの!」

  

駈けつけた演劇部員さんたちに、高岸部長の心の叫びがしっかりと伝わりました。
それもこれも、コブラージャさんがデザトリアンにしてくれたおかげ。
彼は体育館を壊した以外、悪い事はしていません(それも有耶無耶)。
むしろ砂漠の使徒のおかげで問題が解決してる。

今回も例外でなく。

  

デザトリアンによって本音を知った演劇部員たちと部長との人間関係が修復された。
「プリキュアいらなくね?」
と言われる所以だと思いますが、あくまでプリキュアさんがデザトリアンを
浄化したことで問題解決にとどめが刺される、というのが今期の作風なのでしょう。

そこに違和感を覚えるかどうかは、「おジャ魔女どれみ」シリーズを見慣れているか
どうか、ということも無関係ではない気がする。
「どれみ」では、魔女や魔法が最低限のノルマでしかない話も多く、それによって
ドラマに厚みを与える…という技法が多用されてます。

スタッフの多くが「どれみ」経験者であるところから、こういう作風になるのかなーとも
思ってみた。
ただ、「プリキュア」はバトルが重要なわけで、それと高いドラマ性を両立させるのが
非常に困難であろうことは容易に想像出来ます。
迷走している(?)ように見えるのも、無理ないかと。

「ハートキャッチ」のもう一つの側面であるキュアムーンライトとダークプリキュアの
シリアスな話や、7月に予定されているであろうテコ入れも含めて、今後の展開に
大いに期待…というのは、私の贔屓目だろうか。。

何だかとんちんかんなことを語ってしまいましたが、

  

アンニョヌエボさんは下着(?)を描くのがあまり上手ではないと思うんだ(えー

次週は、月影さんが「つぼえり」にキツ~イ一発をかますらしいので、
またまた楽しみ。

  

「認めてくださいっ!私たちのプリキュア魂!!」

「魂」ときた。演歌じゃないんだからさぁ


■今週のなみなみ

  

一度保育園に妹さんを迎えに行って、それから部活でしょうか。
「毎日顔を出すのは無理」って言ってたけど、やっぱり部活は楽しいんだなぁ。
頑張れなみなみ。
え、えりか様への裏切りじゃないんですッ!!
ただ、なみなみが余りにも癒してくれるので(裏切りだそれは

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
最近、友人に毒され始めている私 (D・W)
2010-05-23 14:22:46
 どうも、最近友人とカラオケに行くと、友人らの歌った曲が普通に歌えるようになってしまったD・Wです……馬鹿な、私は仮面ライダーとKinKi Kidsしかレパートリーがなかったはずなのに、水樹奈々が歌える……だと!?

 閑話休題(最近この表現をよく多用するな)。
 とりあえず、あのアバンの珍獣どもと妹さんの寸劇は、誰も突っ込まないんですね。

>ちなみに今週の花咲さんは、眼鏡をかけっぱなし

 だが悲しいがな、変身バンクの時にはすでに取り去っている!!チィッ!!

>いつもKYなえりか様らしくない

 私は、最後の「演劇を見ているのにもかかわらず、演技ではなく自分の作った服を褒める」来海さんがちょっと……いえ、なんでもないです。

 というか、コブラ兄さんの「鏡で跳ね返したら、それが自分のデザトリアンに当たっちゃった」というのが、ツボに はまりました。なんか、あんな役が多いですね、あの人。
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花咲さんには「迷宮バタフライ」を歌ってほしい (三十路)
2010-05-23 14:59:45
>D・Wさん

どうもです。

水樹奈々が歌えることより、仮面ライダーとKinKi Kidsが歌える事の方がびっくりな変態です。。

>>アバンの珍獣どもと妹さんの寸劇
他ブログ様では突っ込んでおられますが、私はスルーしました。あんまり重要じゃないと判断したのですが、それなりに意味はあった(?)

花咲さんの眼鏡、バンクやバトルでは危ないので外したんでしょう。えりかさんの肘が顔面直撃して…ガクガクブルブル

>>演技ではなく自分の作った服を褒める
そうでしたっけ?そうだとしたら、いつものえりか様だヽ(´▽`)/

コブ兄は、まああんな人でしょう(えー
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演劇部の挑戦状 (紙粘土)
2010-05-23 15:37:50
こんにちは。

戦闘アクションとドラマの両立というのは、70年代からロボットアニメでも試みられていますが、このような番組は玩具会社がスポンサーですから、どうしてもどっちつかずになってしまう可能性があるんですよね。

先日、姪の玉木の誕生日プレゼントであるココロパフュームを渡してきたのですが、これ欲しかったと言われてホッとしました。

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ファッション部の挑戦状 (三十路)
2010-05-23 15:54:12
>紙粘土さん

こんにちは。

>>70年代からロボットアニメでも試みられていますが
そんなに古い歴史があるとは知りませんでした。プリキュアさんの場合は、アクション=販促ですしね。それ以外にも販促が沢山あるのだから大変です。

ココロパフュームって、けっこう高いんじゃないですか?ここはやはり、キュアベリーのコs(ry ←しつこい
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毎回視聴してます (通りすがりの人)
2010-05-23 16:03:50
こんにちは
1-16話を見る限りハートキャッチ!は、毎回出てくるゲストにスポットをあてた劇作りなようで(遠山の金さんみたいに、主人公が毎回困っているゲストの登場人物を助ける展開に近い)、その路線を続けるならそれはそれで良いと思うのですが(前作との差別化にもなるし)、追加メンバーや因縁のありそうな敵キャラに関する重要エピソードをどのようにそこに絡めるか、今後の見どころですね。東映さんだからそこはきっと巧く処理するのでしょうけどね
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裏切りですよ (クオルル)
2010-05-23 16:36:14
こんにちは。

あれ?今日はえりか様激プッシュ回=三十路さん萌え萌え回かと思ったら…そうですか…ウザ要素薄いえりか様はえりか様にあらずですか。確かに過去に廃部に追い込んだとおぼしきウザさは無かったですね。

そしてアンニョヌエボさんにも相変わらず手厳しい…クレジットに出た瞬間に、何か言われる予感がした私はココの中毒ですね…


先日お話した姪にあげたシール、マリンさんの扱いが気になったので聞いてみたところ、ブロッサムさんのもマリンさんのも両方広げて真剣に眺めていたそうです。今日の見てたらマリン株があがったかもしれません。
シール見つけたら剥がして即貼るヤツだったのに、成長したな…去年目覚めてない頃は父の携帯クリーナーにミキタン貼ってたのに。


うわー、来週月影さん…おおきなおともだちほいほいだ。
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Unknown ()
2010-05-23 17:04:28
ラスボスはななみさん・・・・
そんなわけないですよね(笑)
ま、それはそれで嬉しいのですが(笑)

おっしゃる通り、今作は敵がいい事しますね。
そもそも今までのは物を奪おうとしてましたからね・・・
といっても「5」時代からしか見てませんがね。

そういえば、戦闘シーンよりも最初あたりのコント(?)の方がいいなーと思うのは私だけでしょうか?

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サバーク博士の正体(偽造) (仮帯)
2010-05-23 17:58:43
実は心の大樹よりも
現実の人間関係のこじれを修復することが大事だということに気づいたムーンライトさんのお父さんなんじゃ。

心の大樹が枯れ砂漠になろうと、
砂漠の使徒のお三方のように喧しくやっているのが、その証拠ということで。

つまり最終的にはプリキュアはサバーク博士の正しさを認め、
ダークさんとムーンライトさんも仲良くなるという展開に……。

すいません。無理なこじつけっぽい妄想を並べました。
が、つぼみとえりかはデザトリアンが人間関係の修復に役立っている事実を真剣に考えるべきだと思います。
返信する
Unknown (Unknown)
2010-05-23 18:48:30
演劇部長をみて廃部寸前の頃を思い出して
「私、上手くやれてるかな」
的なことをいってたし
えりか様も成長したんだよ

えりか様も自信満々なキャラにみえて
内心で不安を抱いてるところが
いじらしくて可愛い
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まとめレス失礼します (三十路)
2010-05-23 22:21:46
>通りすがりの人さん
こんばんは。

ここまで見てきて、ほぼ毎回ゲストキャラがデザトリアンになる展開です。さすがにそろそろ何か考えた方が良いのでは…と思っていますが、仰る通り、東映アニメーション様のことですから、きっと何か策があると思います。



>クオルルさん
こんばんは。

そう…裏切り…。
えりか様はそれはそれで良かったのですが、どうしてもなみなみを画面の中に探してしまうのです、ファッション部が写ると。。。

アンニョヌエボさんが嫌いなわけじゃないんですけど、あの設定とはまるで違うスパッツの描き方は何とかならんのかなーと(助平

>>今日の見てたらマリン株があがったかもしれません
花咲さんが、脇役に徹してくれましたからね。花咲さんはよく出来る子(あれ?



>博さん

今作の敵さんは、心の花を奪ったらそのまま帰還すれば良いと思うのですが、それをやらない優しさ(?)が良いですね(やったら番組になりませんが

最初のコントというのは、なみなみ妹さんとシプレコフレの…?棒読みな花咲さんには笑えましたけど。。



>仮帯さん

博士=月影父という噂は、あちこちで出てましたが…。なーんか3年も行方不明とか、怪しいんですよね。釣りかもしれませんけど。

>>真剣に考えるべきだと
これはもう、そういう作風なのかなとも思ったんですが、月影さんあたりが一喝して(?)、二人が一皮剥けるという展開もありそうです。


>Unknownさん

>>えりか様も成長したんだよ
そうでしょうね。それが描きたかった内容のように思えます。演劇部長を通して。
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