五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

マーキュリー

2020年11月27日 | 天文
先日23日の明け方、東南東の超低空にポツンと光る星が。
大急ぎでカメラと三脚を持ち出して撮影。

金星は割と高い位置に輝いていたけど、一番内側を公転する水星はいつも太陽のそばにしか見えないので、観測が難しい惑星であります。
丁度ベランダ観測所から見て、低空が開けた方角だったのでラッキーだった。
写真中央の、やや上部の星がそれ。

有名な天文学者、コペルニクスも実際に水星を見たことがなかったと言われているけど、本当だろうか…
望遠鏡で見ると、半月状に見えることもあるとか、でも高度10度にも満たない低空では大気の影響で鮮明に見るのは難しいと思われ。

水金火木土天海…天文歴37年で全部見ることができたなー。