五十路男の失敗日記

生涯独身男の青春の挽歌

今だから見る「Yes! プリキュア5」

2011年12月15日 | Yes!プリキュア5
現在、東京MXテレビで好評再放送中の「Yes! プリキュア5」。
2~3回分まとめて、DVDに焼きがてら見ています。
本放送時はVHSで見ていたので、有難い限りです。
(以下、ネタバレ含むので注意)


「5 GoGo!」のせいで、闇に葬られた感のある本作ですが、今見直してみると
非常に胃が痛い…いや、リアルなのかありえないのかわからない。。

  

なんかもう、オープニングからしてラ○ホです(えー
というのはジョークですが、OPで5つのチョウが出るシーンはマジ格好いい。


敵さんは会社組織ナイトメア。
上司と部下、いびりいびられ…今見ても、女児向けじゃないよなー。

  

ブンビー上司も、後に良い人になるとは思えない悪っぷり。
ギリンマさんやアラクネアさんの胃に穴が開きそう。。
言い訳はいいわけよ。
ブンビーさんも、カワリーノ最高幹部にいびられている、中間管理職の辛さ(?)


先日は、ナッツが餓死寸前まで行くという現実的な厳しさを見せつけた。

  

何とかナッツが自活出来るように、店(ナッツハウス)の宣伝をして盛り上げてやる
夢原さんをリーダーとするプリキュアチーム。

それに対して、誰も応援してくれないガマオくん。

  

なんかガマオくんを見ていると切ないです。
そりゃ、やる気の無い彼が悪いのはわかりますが、社会の厳しさを伝えて余すところが無い。
彼には、バックで盛りたててくれる中学生女子様もいない。。
ナッツの境遇の方が稀なわけで、ガマオくんは若者の苦悩をよく表していると思ったり。


当時は夏木さんが大好きだった私ですが、見直してみると、……。
やっぱり突っ込み役よりもボケの方が受けるさだめなんだなぁ。。
いや、キュアルージュは格好いいと思いますよ。5人の中ではトップかも。
ボーイッシュだけど乙女な夏木さんに惹かれていたんだと思う。

  
  

春日野うらら。
水無月先輩とともに、トップクラスの人気を誇ったキャラです。
うららさんの、プリキュアチーム内での存在感を改めて感じている再放送視聴です。
空気を読んだ、絶妙なボケ。彼女の存在は、プリキュアチームの潤滑油として
不可欠だった。
ココやナッツを抱えて逃げる様子も、いかにも黄色ですね(ちょ

ココとナッツを見ていると、当時所謂「腐女子」の方々が熱中したのもわかる気がします。
私が見ても、どこか狙ってるようなところが見えたり。。

録画が溜まりがちなんですが、まとめて見るのも苦痛にならないのはさすが。
当時は、毎週待ちかねて見たものです。第二世代のプリキュアさんとして頑張った本作。
「きらりんレボリューション」等のライバル番組と、真っ向から戦った夢原さんたちの
健闘を讃えたいと思います。

絶望の仮面を被りつつ