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cuminseed

ちょっとだけスパイシー

加油! 北京パラリンピック5

2008-09-25 | 加油! 北京パラリンピック
いよいよ、決勝戦。
アメリカ対ドイツ
この試合に勝ったほうが金メダルだ。









最初はドイツの方が優勢だった。
このまま逃げ切るのかと思ったが、
前半終わりにアメリカが逆転。
そのまま、点差が開き
50 Vs 38
でアメリカの金メダルとなった。







アメリカチームは金メダル獲得で喜んでいるが
私たち6人は、
金メダルの獲得した瞬間を見る事が出来て大喜び。
表彰式を見てから帰ることにした。

もう、金メダルの授与するシーンなど
テレビでしか見る事が出来ないだろう。











表彰式では、
負けたドイツ選手も、
銅メダルのオーストラリア選手も、
凄く良い笑顔をしている。
みんな輝いている。



興奮を残し、
夜の鳥の巣やウォーターキューブを見ながら、
会場を出た。






その時はすでに夜の11時40分。
またしてもタクシーが無い。
今回はタクシー会社の電話番号を調べていたので、
無線で呼び出してもらう事ができた。
それでもタクシーが到着するまで、
30分以上の時間を要した。
疲れた~~~


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加油! 北京パラリンピック4

2008-09-24 | 加油! 北京パラリンピック
電動バスを「北京国家体育館」の前で降ろしてもらい、
中に入るのだが、チケットの確認と荷物チェックがあった。


偶然にも、理事長の知り合いと玄関前でお会いした。
「北京国家体育館」で仕事をしているという。
私たち6人を特別に良い席へと案内してくれた。


女子車椅子バスケットボール3位決定戦の開始である。
相手はオーストラリア。



途中では2点差まで追いついたのだが、
53 vs 47 
で負けてしまい、惜しくも銅メダルを逃した。



私と理事長以外は、
車椅子バスケットボール観戦が初めてで、
大興奮!
負けたけど日本女子車椅子バスケットボールチームに
惜しみない拍手を贈っていた。












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加油! 北京パラリンピック3

2008-09-23 | 加油! 北京パラリンピック
お昼になって、食事を取る為、
「ウォーターキューブ(北京国家水泳センター)」
を出た。

出る前にボランティアに
「食事をする所はありますか?」
と訪ねたら、
「15分ほど歩いたところにマクドナルドがあります」
との事だった。

夕方から観戦予定の車椅子バスケットボール会場の
「北京国家体育館」の前を通りマクドナルドへ向かった。


広い敷地内では方々にコカコーラが、
ドリンクとアイスなどを売っている。

暑い中、いくら歩いてもマクドナルドが見えてこない。
足腰に障害を持つセンター長が根を上げ始めた。

一旦休憩の為、ベンチに座り、
コカコーラの売店で軽食を食べる事にした。
軽食と言っても辛い味付けのカップ麺と、
筍とミンチが入った丼の2種類しかない。
丼は容器が2重になっていて外側の容器の紐を引っ張ると、
化学反応で熱くなるようになっている。
ご飯は日本のパックご飯と同じだ。
その上にレトルトの具をかけるようになっている。





車椅子バスケットボールまでは時間がたっぷりある。
取り敢えずマクドナルドまで行く事になったが、
センター長の一旦痛くなった足はなかなか回復しない。
センター長を含む3人が休憩、
残り3人が会場内を走る電動バス乗り場を探しに行く事にした。

会場の中を電動バスが走ってはいるのだが、
人が多すぎて満席ばかりだし、
何処でどういう風に乗るのか、
案内も何も無い。

それにこの広い会場内で、しかもたくさんの人が集まる場所で
食事をするところが一つだけなんて、無茶である。
(妻に言わすとそれもマクドナルドなんて(?)

3人が障害者・老人用バスにお願いしたと帰ってきた。
バスに乗り込みマクドナルドまで向かったのだが、
私たちの歩き方では15分なんて到底無理。
30分はかかる距離にマクドナルドはあった。
しかも凄い混雑で椅子など空いていない。





こういうときに役に立つのが王さん。
何故か2階で席を6つ確保してきた。
さらに理事長。
普通に並んでハンバーグを買うと1時間はかかるのに、
何故か5分で6人分のビックマックセットを、
しかも店員に運んでもらって帰ってきた。
ふたりとも凄い特技である。

帰りは理事長が障害者・老人用バスの幹部に連絡。
時間になったらマクドナルドの前にまで、
迎えに来て貰うように頼んでいた。

私たちがバスに乗り込む時に偶然に知り合った
車椅子バスケットボールの応援に来たという
日本人車椅子障害者も別の車椅子専用バスに乗り、
会場内を案内してもらう事になった。




鳥の巣(北京国家体育場)やウォーターキューブ(北京国家水泳センター)を一周し、車椅子バスケットボール会場の「北京国家体育館」の前で降ろしてもらった。






















いよいよ、
女子車椅子バスケットボール3位決定戦の開始である。
コメント (3)
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加油! 北京パラリンピック2

2008-09-22 | 加油! 北京パラリンピック
15日は朝7時に北京市障害者総合センターを
タクシー2台でパラリンピック会場へ向かった。
午前中は水泳の予選。
夜は女子車椅子バスケットボールの3位決定戦と決勝戦の観戦だ。
車椅子バスケットボール3位決定戦は日本チームも、
銅メダルのかかった、大事な試合である。

パラリンピック会場付近も道路規制があり、
タクシーも入場ゲートから離れた場所で降ろしてもらった。




入場ゲートにはたくさんの人が並び、
中に入るには相当の時間がかかりそうだ。
一番端の、障害者・老人専用の入り口から入る事にし、
車椅子も貸してくれるようにボランティアにお願いした。
少し車椅子を借りるのに手間取ったが、
大学生ボランティアも優しく私たちの面倒を良く見てくれた。



中に入るとすぐに「ウォーターキューブ(中国語:水立方)」と呼ばれる、
北京国家水泳センターに向かった。





正面から入ってすぐ近くの入り口から中に入り
障害者専用シートに案内された。





すでに競技が始まっていた。
午前中は
男子・女子自由形予選
男子メドレー予選
の予定だ。

選手を見て胸が締め付けられた。

私のように障害を恥じたり悔やんだりせず、
自分自身の能力を受け止め、把握し、
前に向かって進む。

凄い!

選手の前向きなスピリッツに拍手を送った。




タオルを口で噛んでのスタート







自由形なのだが泳ぎ方は様々



予選から世界新記録も更新。
日本選手も頑張っている。



そしてもう一つの面で日本選手に拍手を送りたい。
競技が終わり退場するとき、
礼をしてから出て行くのだ。
日本選手だけである。



日本人の素晴らしい礼儀とスピリッツにも
メダルを贈りたいものだ。
コメント (4)
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加油! 北京パラリンピック1

2008-09-21 | 加油! 北京パラリンピック
加油(ジャーヨウ)とは中国語で「頑張れ」と言う意味だ。
9月14日、NPO関西障害者国際交流協会理事4名と
ハオ地域活動支援センター センター長夫妻、計6名が
北京パラリンピック応援と
北京障害者連合会や、他の国の交流活動のため北京に向かった。


2年前にも北京首都国際空港に来た事があるのだが、
第3ターミナルが新しく造られ、さらに大きくなっていた。
とにかく広い。動く歩道や電車など、
空港に着陸してから荷物を受け取るまで30分以上かかった。
(途中で写真を撮ったりしましたが・・・)






ここまででもう5分歩いていました。


ここからの方が長い!


これに乗って移動。





やっと荷物の受け取り


空港には妻の友人の、張さんと汪さんが迎えに来てくれていた。
駐車場までがまた遠い。
ドームのような天井の1階と2階が駐車場になっていた。


この下が駐車場

車2台に分かれ、宿泊予定の北京市障害者総合センターに直行せず
紫禁城で私たち6人を降ろしてもらった。
センター長夫妻は、北京の訪問は初めてで、
「紫禁城」と「万里の長城」の観光を予定していた。
6人のうち4人が障害者で、
車椅子1台を張さんに借りての「紫禁城」観光となった。


広い紫禁城を車椅子で・・・


紫禁城内では、パラリンピックに出場した選手や応援に来た人など
他の国から来た障害者が数多く見られた。




私は、紫禁城は3回目なのだが、天安門の上は初めて登った。
上から見る天安門広場と、赤い旗が中国らしい雰囲気だ。






紫禁城を出て、6時には
北京市障害者連合会副理事長 呂争鳴氏と
夕食の予定である。

タクシーに乗って・・・
という予定だったが、タクシーが停まらないのである。
オリンピック開催中は道路規制が厳しく、
天安門付近では、タクシーも停まってはいけないらしい。
少し歩いて幹線から裏道に入ってタクシーを待っていたのだが、
たくさんの人が同じ事を考えているようで、
道路両側には、タクシーを待つ人でいっぱいになっていた。
元気な人は、どんどん先の方に歩いてタクシーを捕まえるので、
私たちの前に来るのは、お客さんの乗ったタクシーばかり。
たまに空車のタクシーが来ても元気な人が走って捕まえてしまう。
先に待ってようが関係なしである。
1台では無理で2台必要だしたまに停まっても、
どういうわけか乗車拒否されてしまう。
後で分かったことだが、
車椅子があるため面倒なお客は乗せずに、
楽なお客を選んでいたようだ。

それにこの日は「中秋の名月」
中国のタクシー運転手は、
仕事より家族とお祝いする方が大事なのである。
日が暮れてきたので、お客さんをほっといて
家に帰るようだ。

たまたま公衆トイレに寄ったタクシーを1台捕まえて車椅子と3人を乗せ、
私と妻、王さんは20分も歩いてタクシーに乗ることが出来た。
北京市障害者総合センターに着いたのは7時前。
1時間以上もタクシーを探していた事になる。

センター隣にあるレストランには、
張さんに汪さん呂さんが待っていて、
すぐに宴会が始まった。















最後にサービスで「月餅」が出てきた。



「中秋の名月」の日に中国で食べる月餅は、
美味しかった!
コメント (1)
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