本日は早朝からテレキャスを弄っていたのだ
”早起きは三文の得・・・”
一日は短いのだ
何となく艶が無いヘッドが気になっていた
グロスほどピカピカではなくてもよいが・・
少々味気ない
当初はラッカーを塗るつもりでいたが軌道修正したのだ
いつもお世話になっている腕利きリペアマンのアドバイスなのだ
「木にラッカーを塗る場合、下地の処理が必要ですよ」
「刷毛塗りよりもスプレーの方が仕上がりが良いです」
「最終的に完全乾燥の後に磨きをすると良いかもです」
完璧を目指すと色々と面倒臭い
「マットな表面はコンパウンドで磨くだけでも効果ありますよ」
私は以前に行った作業を思い出していた
現在レリック加工を行っているベースのヘッドも購入時は艶消しだった

コンパウンドで磨いているうちにピカピカに艶が出てきたことを思い出した

本来はペグや弦などを取り外すべきだが・・
今回は具合の確認ということで割愛した




レスポールなどのラッカー塗装にも使えるということで購入したのだ
小さなボトルだが意外に長持ちするのだ
というか最近はあまり磨いていないのだ
購入当初はレスポールもストラトも結構磨いていたが最近はサボっている
磨くよりも弾く時間の方が長いのだ
そもそも多少ギターが汚れていても問題はない
演奏性に関わる指板などがキレイならば良いと思う
そんなこんなで液が減っていない

結構輝いているのだ

軽く磨いただけでこの輝き!
次の弦交換の際にはパーツを取り外して磨きあげてみたい
今回は作業のついでにグリスアップを行った
こんな部分に塗ってみた

アームを多用するストラトならば効果絶大
アームを持たないテレキャスでもチョーキングなどの際に
チューニングが安定する効果が見込める
ナットのグリスアップはお約束

塗るだけで満足している人も多いが・・
溝の中を弦が行ったり来たりすることで効果が得られる
そもそも新品ギターのナットの溝は狭い
弦に擦られることで溝が馴染んでくる
グリスはその際の手助けになる
ナットは消耗品なのだ
弾き込む人は数年でダメになる
たま~にしか弾かない人は四半世紀は持つ
ナットやフレットの交換を経験することなく
ギター人生の幕を下ろす人も少なくない
それはそれで幸せなことだと思う
破壊王?の私が珍しくギターを磨いてみたのだ
黒いボディは磨き欲を刺激する

鏡のようにツルツルでピカピカになった
すでに腕が当たる部分に傷がついている
傷は勲章なのだ
今回の二号機は意図的に破壊することはしない
使っていく過程で付いた傷は気にしない
むしろ、実践機としてさらなる鳴りを期待したい
すでに良い感じになりつつある
昨日の音源は初のカッティングになると思う
ローズ系のカッティングも悪くない
まったりと絡みつくような質感はメイプル指板にはない魅力
いまさらだがギターは奥深いと感じる
余談だが・・
一号機のネックは廃棄した
汚れた指板などを磨いていたのだが・・
何だか面倒臭くなってきた
そもそも、弾き心地やバランスが良いギターのネックを
取り外す意義が感じられなくなってきた
ボルトオンタイプのギターはネジに締め具合でも状態が変化する
それ故にネックの取り外しが必要なヴィンテージタイプのギターは難しい
ネックの調整の為にいちいちとネックを取り外す
毎日調整するわけではないが・・
その都度にネジ穴が緩くなり強度も落ちる
それが良いならばフェンダーのギターはその仕様を貫いていたはず
ヘッド側に調整用の穴を設けたことにはそれなりの合理性と意味を感じる
ギターは長い月日の中で地味ながら進化しているのだ
最近はネックのジョイント部分で調整できるギターもあるようだ
私はあまり好きにはなれない
古い時代のオッサンなのだ
ヘッド側の穴に特に違和感を感じない
そんなこんなでいつものようにクリップチューナーでチューニング

指板も掃除してオイルをタップリと塗布した
本日は午前中に雑用を済ませ、その後は自由時間なのだ😉