エアコンのフィルターが完全に乾燥したので早速取り付けてみた
同じ温度設定なのだが明らかに冷えが違う
汗をかいた一手間は無駄にはならなかった
冷えた部屋でギターを少し弾いてみた

またまた、廉価の1万円台のアコギなのだ
何だかんだとこのギターを気に入っているのだ
弾き込むほどにより一層音が良くなる
好循環が生まれるのだ
人間の体は一つなのだ
一人のギター弾きが管理できる本数はみえてくる
身の丈に合ったギターが数本で良いのだ
無理をすれば、持て余すのだ
見栄を張っても何も始まらない
今回はピックで弾いてみた
エレキの場合にはヘルコの厚いピックですべてをこなす
アコギの場合には薄いピックの方が相性が良いようだ

弦の太さや特性がエレキとは異なる
もちろん、無理をすれば厚い方のピックでも弾けるが楽しくない
ギターは楽しいが一番
自分が楽しい思える環境を作ることが大事
今回も録音にはzoomの愛器を使用した

ピックアップを持たないので内蔵マイクでの素録り

このマシンは宅録以外にも使える
スタジオなどに持ち込んで大音量のアンプの音を録ってみるのも楽しい
バンドなどの練習にも使えると思う

素人バンドに多チャンネルのレコーダーなど不要なのだ
「スネアに一本とシンバル系に一本だよね」
「あとはギターもステレオで録りたいよね」
「ベースは一本でいいかも 鍵盤どうする?」
結局、設置に時間がかかってしまうのだ
時間とお金が勿体無い
出来るバンドは設置と撤収も素早いのだ
バンドなどを録る場合にはむしろマイクの本数が少ない方が好都合
音がひとつの塊として聞こえるのだ
初めてステレオでレコーディングしたのはビートルズだと言われている
それ以前はモノラルだった
モノラルの時代にも数々の名演が残っているのだ
音楽は機材ではないのだ
音楽は魂なのだ
私はそんな気持ちでギターと向き合っているのだ
ギターを擬人化するつもりはないが・・・
ギターにそんな気持ちが伝わっているような気がする
ギターが買い易い時代になった
それ故にエレキをメインに使っている人でもアコギを持っている人は多い
しかしながら、その大半は使いこなせていない
”とりあえず買ってみた・・”
という感じが多い気がする
そんな人に限ってやたらとスペックを気にするのだ
「トップ板は良さげなスプルースの単板だぜ」
「んでサイド&バックもマホガニーの単板ね」
「ピックアップはフィッシュマンの高い奴な」
たまにハードケースを開けて眺めて満足してしまう
実際のところはどんな気持ちなのだろうか?
満足しているのだろうか?
それとも後悔しているのだろうか?
私にとってギターは道具なのだ
使いこなせない道具ならば不要なのだ
そんな気持ちでギターを選んでいるのだ
そして、使い易いように調整しているのだ
エレキ弾きがアコギに飽きる最大の原因は『弾き分け』が出来ないこと
アコギをエレキと同じようなアプローチで捉えているのだ
今回の音源で再現してみた
音源の前半はエレキ弾きのよくあるパターンなのだ
ギターに正解と不正解はないが・・・
私ならば飽きてしまう
アコギに触れる機会も減ると思う
”楽しくないから弾かない・・・”
ではないのだ
ギターを楽しくするのは自分自身なのだ
ギターはどんな色にも染まるのだ
まさに弾き手の使い方しだいなのだ
音源の後半は単音と複音を混ぜてみた
単音カッティングには規則性はない
その場の雰囲気やフレーズで微調整するものなのだ
全弦を思いっきりかき鳴らすようなフォークソング的な弾き方とは区別したい
あえて賑やかにする為にディレイをかけてみた
シンプルなアコギには意外に効果的に効いてくる