goo blog サービス終了のお知らせ 

テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ギターアンプはスピーカーの数で音が激変する

2019年05月03日 | 楽器
今回は画期的?な企画をお届けしたい

宅録でマルチが当たり前の時代になったが・・

少々高額でも高性能なマルチとリーズナブルで扱い易いマルチ

どちらが優れているのだろうか?

というテーマで今回はGT-001で色々と実験してみた

GTシリーズは本当にリアルなのだ
アンプをマイク録りした音を別室でモニターした音が再現できている

結局、リアルにこんな録音行程を経験していない人には判断しかねる
スタジオの真空管アンプの目の前で聴いた音とは区別したい
ライブなどでは爆音がハマるが・・
実際のレコーディングでは扱い難い音になってしまう
現場では意外に小さいアンプが好まれる理由の一つなのだ

アンプの音のキャラを決定づける要素はスピーカーの径と数
色々な種類があるのをご存じだろうか?
安いアンプを購入して改造する人も少なくない

真空管アンプならば、真空管そのものを交換することも多い
劇的とまではいかないがかなり変化するもの

総じてスピーカーが小さい方が尖った(刺さる)音が出る
ピッキングの追従性が高い
立ち上がりが速い音になる
デメリットは低音域がスカスカなのだ

径が大きくなれば迫力ある低音域を再現できる
デメリットは音の反応が遅いということ

アンプも一発から二発、ヘッドとキャビを分離したモデルも多い

フェンダー系の多くは二発のオープンバックなのだ
元々は熱を放出する意味合いで開放されていた
それが音の個性だと認識されるのは後の話なのだ

ストラトなどのシングルでは芳醇なトーンを聴かせてくれる
ストラトでドンシャリも悪くないが・・
私はフェンダーアンプを味わいたい

先の四発の代表選手はマーシャル





一発のコンボもあるが・・
一般的には段積みの印象が強い
意外にも初期モデルは歪まなかったようだ

大音量と激歪みをオーダーしたのはリッチーブラックモアなのだ

アンプの出音を録る為に重要なアイテムはマイク
ダイナミックマイク
シュアー57辺りが定番だろうか?
プロも愛用しているのだ
リーズナブルな価格が有り難い
私はあえて違うメーカーのマイクを選んだのだ
このマイクは私には少し硬い印象なのだ

コンデンサーマイクも人気なのだ
ゼンハイザー辺りが有名なのだ

ダイナミックで『オンマイク』
コンデンサーで『オフマイク』
という組み合わせも鉄板

アンプのマイキングの基本はセンター(中央)を狙う
指一本くらいの距離が理想

この状態で良い音ならば終了!
少しチリチリと音が硬く感じるならばセンターからマイクをズラす

プロのアンプにテープが貼ってあるのはこの位置決めなのだ
エフェクターなどもツマミにテープを貼る人も多い
アナログ故の悩み

マルチならば設定を『保存』するだけ

自宅、スタジオ、アンプ、ヘッドフォンなどと微妙にセッティングが異なる

今回使用のGT-001の音の流れを簡単にご説明したい

始まりの音は最も小さいスピーカーから15インチまで切り替えてみた
続いて一発から4発×2という組み合わせ
さらに続いてマイキングも色々と試してみた
種類の異なるダイナミックとコンデンサーを位置や距離などを変えて録ってみた

数週間待ちというzoomG1FOURだが・・
先に述べたように音作りに拘る中級者以上にも物足りない印象を受ける
アンプやマイクなどの細かい音の作り込みには対応していない
それ故に初心者などは迷わず『良い音』に到達することが出来る

ギター用の機材は一長一短なのだ
自分の用途と予算などを考慮しつつじっくり選んでみるのも良い気がする

すでに古参扱いを受けているGT-001やGT-100はある意味でお買い得だといえる
機会がある方は楽器店などで試してみていただきたい

お勧めのセッティングはディレイをピンポンディレイに設定する方法
私の音作りの核になるセッティング方法

今回の音源も軽くディレイで音を左右に広げているのだ


最新の画像もっと見る