テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

Zoomの『MS-70CDR』が仲間に加わったよ~(^O^)/

2014年05月10日 | 日記
やはり我慢できなくて買ってしまったのだ

まぁ、学生さんにも低価格が売りのzoom製品だけに財布には優しいが・・



画像の右側のブルーのマルチなのだ

zoomの『MS-70CDR』という空間系に特化したコンパクトマルチなのだ



「どんな人が買うのかな・・?」

というくらいにマニアックなマルチなのだ


ギター系のマルチのように基本的な音作りに必要なアンプや歪み系などは含まれないのだ

基本的にコーラス系、ディレイ系、リバーブ系が大半を占めるのだ

その他のエフェクトが少々・・・

という構成で86種類(たぶん?)のエフェクトが搭載されているのだ


先にも述べたように本機単体ではクリーン(素の音)だけしか出せないのだ

前に音の基本になるエフェクトを接続するという使い方が一般的だと思う



MS-50Gでアンプのドライ音を作り、空間系を本機に任せるという使い方で弾いてみたのだ


どのメーカーのマルチにも基本的に空間系は含まれているのだ

普段使いには過不足ないと感じられる


音作りにおいて一歩踏み込んだ発想に対応する為には物足りない事も多いのだ

例えばスティーブヴァイが演奏する幻想的なギターフレーズを真似てみたいと感じた時など

「もっと違うディレイが欲しいなぁ・・・」

という事が私の場合には多々あるのだ


MSシリーズの特徴として『出力』の方法が挙げられる



ステレオに二本出しに対応しているのだ

ペダルボード内でエフェクトの一つとして使う場合にはモノでもいけるのだ

MS-70CDRの最も特徴的な部分は入力側なのだ



ギター&ベースの兄弟機種と比較してみた

ステレオになっているのだ

他のマルチ(エフェクト)のステレオ出力を受けるように設計されているのだ

先にも述べたように

”他の機種との接続ありき・・”

というコンセプトなのだ



アコギ用のマルチと接続しても面白いと思うのだ

ギター用はエフェクトの同時接続が6個

ベース用は4個、アコギ用は3個という設定なのだ

アコギの場合、あまりエグいエフェクトは似合わないが時にはもっと使いたい時もあるのだ

そんな場合に重宝すると思う

アコギの音作りには上質なリバーブが欠かせない

MS-70CDRに空間系を任せるという前提でかなり積極的な音作りができると思うのだ

zoom製品の良い部分は電源オプションなのだ



乾電池で駆動するというのは自宅でもスタジオでも重宝すると思う

私は充電池を愛用しているのだ


アダプターも便利なのだ



私の場合、パソコンの前で作業する事が多いのだがバスパワーにも対応しているのは嬉しいところなのだ



この辺りに死角はないと感じられる


zoom製品同士でも十分に遊べるが・・・

さらなる『拡張』を考えるならば、やはりGT-100との接続に尽きると思う



センド&リターン端子が便利なのだ



ここに接続した他のエフェクトを内蔵エフェクトの一部として取り扱うことが可能になる優れモノなのだ

上級機種のマルチにはお約束の装備なのだ


実際に接続するとこんな感じなのだ



画像では左側に二本出しにしているが実際には左右に一本ずつなのだ

間違えてしまった・・・


ギターに詳しい読者の皆さんに突っ込みを入れられる前に修正しておきたい

画像の撮り直しも面倒なので・・・・


センド&リターン端子は便利なのだがステレオには対応していないのだ

基本的には好みの歪み系エフェクトなどを接続する為の端子なのだ

つまりステレオは必要ないのだ


しかしながら、それでは空間系が売りのMS-70CDRの利点が生かせない



GT-100の背面にはステレオの出力端子が備わっているのだ

それをMS-70CDRの入力にステレオで接続すれば良いのだ


GT-100内部でステレオ化した音源もそのままMSを通して出力できるのだ

MS-70CDRにはエフェクトをキャンセルする機能もあるのだ

不要な場合にはスイッチ一つでスルーバイパスする事できるので便利なのだ


GT-100の空間系もかなり満足できる内容なのだ

印象としては実践向けというか・・・

『大人の音』なのだ


本物の真空管アンプや上質なエフェクトを使った事がある人ならば納得できる出来なのだ

「たしかにチューブスクリーマーってこんな掛りだよね~♪」


しかしながら、一度、エグい音や変態的な音(ヴァイのような・・)を求めると物足りなのだ

ローランドの判断は正しいと思う

実際のところ、素人ギター弾きの大半は正統派の音を求めているのだ


zoomはかなり他社の製品を研究している感じられる


”他がやっていない事・・・”

という部分をかなり追いこんでいるように感じられるのだ


コーラス、ディレイ、リバーブ各20種類以上のエフェクトが内蔵されている

「実際にそんなに必要なの・・?」

と最初は私も感じていたのだ


すでにすべてのエフェクトの音を確認済みなのだ

有名な実機も多数内蔵されているのだが・・
かなり頑張っていると思う

メーカーが独自に考える(開発)したエフェクトと実際に存在するエフェクトは雰囲気が異なる

ローランドの場合、空間系は独自の解釈を元に設定されているのだ


”どんなシーンでも誰でも使い易い・・・”

という卒が無い設定なのだ


zoomの場合(MS-70CDRに限り)かなり使う層が限られる事を前提に開発されているように感じられる

実際にこのマルチをギターに不慣れな初心者が買った場合、性能の半分も使いきれないと思う

パラメーター一つにしてもかなり難しいのだ

「そこまで必要かな・・?」

という細かい部分(変化する周波数など)にまで拘っているのだ


実際、実践を想定したGT-100はすべてのエフェクトのかかりがマイルドなのだ

かかりが弱いというのではないのだ

良い意味での『馴染み』を考慮した設定になっている


一方のzoomはすべてのエフェクトのかかりが強いのだ

おそらく狙いだと思う


ギター系のエフェクトにもいえる事なのだ

これがzoom製品の味なのだ

「デジタル臭いからね~」

という意見もネット上で見かけるが・・・


そういう人はもっと本格的な他社の製品を買えば良いのだと思う

確かにデジタル臭いが・・私は好きなのだ


エグい掛りのエフェクトから思わぬフレーズが生まれることも多々あるのだ

一世を風靡したU2の曲もディレイ無しには考えられないものなのだ


単なる装飾だったディレイをフレーズの一部として組み込んだ発想は当時は斬新だったのだ

のちに多くのプレーヤーがそれを真似て現在に至るのだ


素人ギター弾きにそこまで求めるのは酷だが・・

アイディアが溢れ出るような人は初心者でもかなり面白い事ができるマルチだと思う

「速弾きが苦手だから・・そっち方面を伸ばそうかな・・?」

そんな発想もありだと思うのだ

速弾きは練習すれば誰でも一定レベルまでは弾けるようになるものなのだ


しかしながら、斬新なフレーズや音の構築はギター歴には無関係なのだ

ギター歴数十年・・といってもまったく進歩していない人も多々いるのだ


空間系のエフェクトはギター弾きとしてのセンスと引き出しが問われる部分なのだ

エグいエフェクトも単なる飛び道具ではない


スティーブヴァイが良い例なのだ

多くのプロギタリストがいるが他の追随を許さないのだ

テクも半端ではないが・・・

発想力が群を抜いているのだ


世の中は自分が理解できない部分を

”変態的な・・”

というフレーズで片付けるようだ


ツェッペリンにハマる前はヴァイの曲ばかり聴いていた時期があったのだ

その当時に作曲した曲にはその片鱗が見え隠れしているのだ

すでにご紹介した曲も何曲かあると思う


楽器屋のお兄さん達が口を揃えて言うのだ

「この音ってどんな風に作ったんですか?」

フレーズ(指運)は確認できても音は真似られないのだ


他人に説明する事も困難なのだ

「ピッチシフトで音を揺らして・・揺らした音に符点ディレイをかけて」

「リバーブは残響音をプリディレイでコントロールしているんだよ・・」

聞いているお兄さん達も結局は???なのだ


音作りというものはそんなものなのだ

以前に私のギターの骨格になる音作りを当ブログで質問されたことがあるのだ

仮に同じ機材を揃えても私と同じ音にはならないのだ


以前にもお話したが・・

エレキの音は三位一体なのだ

弾き手、ギター、エフェクトなのだ


音作りもパラメーターの数値を少し動かしただけでもかなり印象が変わるのだ

特に空間系の調整は奥が深いのだ


どんなマルチにも基本的な推奨パッチが用意されているのでそれを元に好みに調整するのもありなのだ

私の場合、推奨パッチのまま弾いたことがない

「これは違うでしょ~」

という感じですぐに自分の好みに変更してしまうのだ

保存用の空きスペースに無から音を作ることも多いのだ


ギターテクはまだまだ修行が必要だと感じているが・・

音作りに関しては絶対の自信があるのだ



最近は資源の節約と効率化から取説が付属していない事が多いのだ

自分で必要なものをプリントアウトするようだ



私はこんな感じで小冊子にすることが多いのだ

「あれ、このパラメーターって何だっけ?」

という度にネットで確認するような人はかなり高率が悪いのだ

プリントアウトが面倒な人にギター弾きとしての伸び代はない



印刷しておけば、保存も可能だし作業が速いのだ



その他のエフェクトも必要なものだけ抽出しているのだ


最終的にはGT-100も含め小冊子だけでこんな感じなのだ



かなり使い込んだものをあるのだ


ボロボロになった頃にはブラインドでも操作できるレベルに到達しているのだ

必要ならば再びプリントアウトすれば良いのだ


中高年ならば拡大、目が良いという若い人はさらにコンパクトにまとめることも可能なのだ

ちなみに市販のプリンターの印字の限界はA4サイズの半分なのだ

それ以下では文字が確認できない部分があるようだ

A4の両面プリントという方法もあると思う


今回も買って満足の製品なのだ

一万円前後の価格帯でこれだけ遊べるならば買い!だと思う


現在は色々な音を模索している所なのだ

面白くも『幻想的な世界』をお届けできると思うのだ


ギターのみのフレーズ集ならば数分で完了するのだが・・

『読者の皆さんはドラムとかベースも求めているんだろうなぁ・・?』

と考えると中々作業が進まないのだ


楽器屋のお兄さんが質問するのだ

「何でネットの読者にそんなにサービスするんですか?」

「お金を貰っているのでもないし・・商売じゃないでしょ?」

かなりドライな発想なのだ


私は自分のギターや音楽を聴いてくれる方が集ってくれる事が嬉しいのだ

星の数ほどあるネット情報の中から私のブログを気に入ってくれているのだ

これはかなり重要な事だと思う


私の文章が好きだという方もいると思う

はたまたギターが聴きたいという方もいると思う・・


先週はGW期間を挟んだのだが・・・

ピーク時には約2000人の方々が集ってくれたのだ

当ブログ(約20000件)においてランキングも140位くらいだったのだ

ギターブログとしては異例だと思う


まだまだ上がいるが・・・

ワンコや料理ネタと競う気持ちはないのだ


これからも応援をお願いしたいと思うのだ(._.)










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