テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

ストラトって言ったらやっぱりジェフベックだよね~(^O^)/

2013年05月05日 | 日記
テクニック的に優れたギタリストは多いが・・
ジェフベックのような弾き方(表現?)をするギタリストは少ないように感じる



少ないというか、私の知る限りでは皆無だと思う


表現方法の一つとしてピックを用いずに指弾きするギタリストは数多存在する

特にブルース系のギタリストに多いように感じる


指弾きはピックでは出せないような微妙なニュアンスが表現できるのだ

しかしながら、簡単そうに見えるがテクニック的にはかなり難易度が高いテクなのだ

時に音に強弱をつけたり、安定した出音が求められるシーンも少なくない


ネットで『ジェフベック』を検索すると色々な情報に突き当たるのだ


”自称ジェフベック研究家・・・”

のような人が書いたブログに出会うことも多いのだ


「良く調べているなぁ・・」

生い立ちから過去の楽曲、演奏テクニック、使用機材etc・・・

頭が下がるほどの勢いに圧倒されるのだ


私も蘊蓄(うんちく)は嫌いではないが・・・

演奏に関わる情報に興味があるのだ


ジェフベックの存在はギターを始めた頃(数十年前・・)から知っていたが興味がなかったのだ

今になって振り返ると自身が稚拙故にジェフベックの懐の深さが理解できなかったのだ


ある意味、超絶速弾き系ギタリストを差し置いて
ジェフベックやクラプトンのファンになったという中学生がいたなら驚きなのだ

非常に早熟だと思うのだ

将来有望だといえる


”速弾き≒上手いギタリスト・・”

という固定観念がある人には何を言っても無駄なのだ


そもそもプロギタリストに順位をつける事がナンセンスなのだ


私自身もここ数年で自覚できるほど成長したと実感しているのだ

ギター的なテクというよりは『精神面の充実度』が大きいように感じるのだ


ギターの音に意識を集中させるように心がけているのだ

楽器店のお兄さんとの出会いも大きいと思う

「もしかして・・いつもフルテンで弾いてませんか?」

「フロントピックアップって使わないんですか・・?」

振り返ってみればかなり笑える話なのだ


実際の話、ロック好きの私は2年くらい前までは
歪み全開!ボリューム&トーン共にMAX!というスタイルで弾いていたのだ

まさにギターを覚えたての中学生のような弾き方だったのだ


理由は明快なのだ

歪みを増すことによってサスティン(音の伸び)を稼げるからなのだ

何となく誤魔化しも効くし上手くなったように錯覚してしまうのだ


これが

”歪み系のマジック・・”


最近になって気付いたのだが・・・

かなり歪ませていると思っていたギタリストの音が実際にはあまり歪んでいなかったりするのだ

スティーブヴァイもジミヘンも音の分離が確認できる程度のクランチを多用しているのだ


ジェフベックの場合、かなり多彩な音を操るので一概には言えないが・・・

基本的な音作りはクリーンとクランチの中間くらいの音を好むように感じるのだ


ジェフベックの凄さはまだまだあるのだ

一般的なギタリストの多くはギター側の設定はほぼ同じで最後まで弾き切ってしまう事が多い

リフとソロをエフェクトで切り変えるくらいなのだ


ジェフベックの場合、曲中で頻繁にボリュームとトーンをコントロールしているのだ

興味ある方はyoutubeなどで検索してみていただきたい

豊富な数の動画にヒットすると思う

『ジェフベック』という検索ワードよりも曲名の方が本人の演奏にヒットすると思う

素人さんがコピーしている動画を見るのも面白いと思う

メロディはかなり忠実にコピー出来ているのだが・・・


肝心の音色がまったく似ていない事が多いように感じる

さらには

”ジェフベックのコピー・・”

と言いながらもほとんどアームを使っていないケースも多々あるのだ


ジェフベックを語る上で絶対に外せないのが『アームプレイ』なのだ



多くのギタリストのアームプレイは『キメフレーズ』で使う場合が多いように感じる

ソロの一部でトリルしながらアームダウン、あるいは末尾の音を軽く揺らす・・・

そんなイメージしかないのだ


ジェフベックの場合にはテンポが遅い曲ではほとんどアーム棒を握り込んでいるのだ



音を揺らすというよりはアームでメロディを奏でるパターンが多いのだ

当然ながらブリッジはフローティングという状態なのだ

アームアップも多用するのだがアームアップでも音程で一音から一音半くらいアップさせるのだ

おそらくブリッジプレートとボディ内部に若干の加工を加えていると思う


私のギターもフローティングさせているのだが・・・



二本とも半音までしか上がらないのだ


まぁ、私の場合にはこれで十分だが・・・

私の場合にはアームアップで足りない音程はチョーキングと併用することで乗りきっているのだ




先日、ご紹介した『摩擦軽減グリス』の効果をご確認いただく為にアームを多用する楽曲を作ってみたのだ




基本的にはオリジナル派なのだが・・・

時にはコピーも面白いと思うのだ


今回はジェフベックの人気曲をコピーしてみたのだ

コピーといっても私の場合にはギター以外のパートもすべてコピーしているのだ


『BRUSH WITH THE BLUES』というスローナンバーなのだ

ライブでこれを演奏しなければファンが怒ってしまうくらいの大定番の曲なのだ


個人的には『哀しみの恋人たち』よりも惹かれるものがあるのだ


注目していただきたいのはドラムなのだ

本家はブラシを使っているのだが私はあえてスティックでスネアを叩いているのだ

まぁ、ブラシの雰囲気を忠実に再現するのが面倒ということもあるが・・・


結果としてはかなり良い雰囲気になったと思うのだ


そして、ベースなのだ

ベースの魅力はスラップだけではないのだ



リアのピックアップを交換した事で音にパンチと張りが出たように感じる

地味に聴こえるかもしれないがシンプルながらも凝ったベースラインなのだ



その他の楽器はエレピとオルガンなのだが左右に振り分けることで広がりと音の分離を狙っているのだ


最後に読者の皆さんが大好きなストラトなのだ

音作りはマーシャルとオーバードライブが基本なのだ


ジェフベックを真似てギター側のボリュームとトーンで音色を決めているのだ

ジェフベック同様にピックを使わずに指弾きで雰囲気を出しているのだ


メイン部分はオリジナルに近い感じで再現してみたのだ

この部分を弄ると何の曲だか分からなくなるのだ


中間のソロ部分は完全に私のオリジナルソロなのだ

本家はワウなど使っていないが今回はワウを踏んでみたのだ


さらには積極的にディレイで音を揺らしてみたのだ



まぁ、微妙な部分も多々あるが・・・


こんなコピーも面白いのではないだろうか?

ちなみにかなりアームを多用しているが途中で演奏を中断してチューニングなど合わせていないのだ


私にはロックナットのギターは不要なのだ


使用機材はGT-100なのだがzoomではここまで音を追い込むことはできないのだ

使いこなすのは大変だが・・・

乗り越えた時の達成感は比で無いように感じる


購入で迷っている方の参考になれば良いと思うのだ


本家の画像を見ながらお楽しみいただきたい





是非とも原曲と比較していただきたいと思う

単体で聴くよりも楽しめると思うのだ



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