この世で一番いやな生き物は、やはり人間でしょうか。
年の初めから、というより気を抜くといつも私をいやな気持ちにさせるもの。
悪人ではないけれど、他人の気持ちを推し量ることができない人がいます。
「いつまでも子供のままなのがいる。時には一生子供のままのもいる」
成人の日の新聞で見たヘミングウェイの小説のなかの言葉。
そう、悪人ではない。
でも成人式はもう三回は迎えたような年齢なのに、まだ子供。
自分の事だけで精いっぱい、仕事の能力も体力も気力も追いつかない。
だけど欲はあるから仕事には来る、給料泥棒というやつ。
そもそも責任感、当事者意識が低い。 同僚の事です。
昨日はちょっと面倒な仕事があって、疲れて帰る道すがら、きれいなお月様が。
(朝は職場の窓から日の出を見たのに!)
お天気は良くなかったのに、お月様は出ていた、
いつもと雰囲気の違う、不思議なきれいなお月様。
「仕方ないよ、色々いやな人間はいる、それが世の中」
母の声が聞こえたような気がしました。
母も女手ひとつで私と弟を育てるのに、苦労は多かったと思います。
もちろん、世の中の人間関係で。
もうすぐ母の命日です。
(本当は日曜日にお参りに行きたかったけれど仕事を優先したのに)
でも母はず~っと私を応援してくれています、
今夜はお月様になって。
いいお話で完結させたかったけれど、そうはいきません。
同僚の彼女には何度も嫌な思いをさせられているので、
忘れっぽい私のこと、備忘録に記しておかなければ。
今年の目標。
堀文子さんの言葉。
もともと群れるのは嫌いな私ですが、忘れっぽい。
慣れないのが大事。
もちろん、仕事では他人を頼りません。
最近は年賀状なるものは出していないのですが、
こんな私に毎年くれる友人は数人います。
頂いた年賀状にはお詫びもかねて寒中見舞いを必ず出します。
そうしているうちに届く年賀状もずいぶん減りました。
その少ない友人には本当に感謝しています。
今年はそんな気持ちを手紙に書いて出したところ、
久しぶりにおしゃべりできたみたいで嬉しかった
昨日そんなお返事が届きました。
彼女の携帯電話の番号も書いてあったので、電話帳に登録しました。
でも・・・私は彼女に出した手紙に自分の携帯の番号は書かなかったのです。
一度書いて・・・思い直してその便箋は破って、書き直しました。
なぜなら、十把一絡げのグループラインが嫌だからです。
1対1で話すとのんびり楽しい人も、大勢の勢いに飲まれて騒がしいだけ、
そんな経験が何度かあって、グループはラインも食事会もコリゴリ・・・
そんなグループが複数あって。
折々の季節にあった便箋や万年筆のインクを選んで手紙を書く、
彼女とはそんなお付き合いに留めておこうと思います。
唯一楽しくおしゃべりできるグループラインは中学の同級生。
その中の一人がつけてくれたグループ名が「〇中女子」。
笑ってしまうけれど、おしゃべりしている間は中学生に戻ります。
真っ白な心で、未来がず~と広がっていて、
きれいなものを見つけるのが得意で、実際にも汚いものはなかった頃。
今思えば、母にも友人にも包まれるようにされていた、幸せな子供時代だった。
今朝目が覚めてビックリ、庭に雪の花が咲いていました。
そこまで寒くはなかったので。
そして庭に出て、またビックリ。
クリスマスローズの花が顔を出していました。
クリスマスローズとはいえ、咲くのはいつも早春の頃。
今年は少し早いです。
この花を見て思い出すのは、20年ほど前の3月に亡くなった夫の父の事。
その頃は植木鉢で一株だけ育てていましたが、こんもりと咲いた花を見て、
「見事なもんじゃな~」とほめてくれました。
それが義父との最後の思い出。
今ではこぼれた種から、庭中に花を咲かせているクリスマスローズ。
私はいろんな人に守られて暮らしていると、今さらながら思いました。
ひとりグチグチ綴っているうちに、心がすっかり浄化されました。
パワーストーンで作ったブレスレットも朝日で浄化。
もう、他人を慮ることのできない人のことは忘れましょう。
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