Pastorale

サヴァトラ猫との今日いちにち

浄化中

2022年01月18日 | ひとりごと

この世で一番いやな生き物は、やはり人間でしょうか。

年の初めから、というより気を抜くといつも私をいやな気持ちにさせるもの。

 

悪人ではないけれど、他人の気持ちを推し量ることができない人がいます。

「いつまでも子供のままなのがいる。時には一生子供のままのもいる」

成人の日の新聞で見たヘミングウェイの小説のなかの言葉。

 

そう、悪人ではない。

でも成人式はもう三回は迎えたような年齢なのに、まだ子供。

自分の事だけで精いっぱい、仕事の能力も体力も気力も追いつかない。

だけど欲はあるから仕事には来る、給料泥棒というやつ。

そもそも責任感、当事者意識が低い。 同僚の事です。

 

昨日はちょっと面倒な仕事があって、疲れて帰る道すがら、きれいなお月様が。

(朝は職場の窓から日の出を見たのに!)

お天気は良くなかったのに、お月様は出ていた、

いつもと雰囲気の違う、不思議なきれいなお月様。

「仕方ないよ、色々いやな人間はいる、それが世の中」

母の声が聞こえたような気がしました。

母も女手ひとつで私と弟を育てるのに、苦労は多かったと思います。

もちろん、世の中の人間関係で。

 

もうすぐ母の命日です。

(本当は日曜日にお参りに行きたかったけれど仕事を優先したのに

でも母はず~っと私を応援してくれています、

今夜はお月様になって。

 

いいお話で完結させたかったけれど、そうはいきません。

同僚の彼女には何度も嫌な思いをさせられているので、

忘れっぽい私のこと、備忘録に記しておかなければ。

 

今年の目標。

堀文子さんの言葉。

もともと群れるのは嫌いな私ですが、忘れっぽい。

慣れないのが大事。

もちろん、仕事では他人を頼りません。

 

 

最近は年賀状なるものは出していないのですが、

こんな私に毎年くれる友人は数人います。

頂いた年賀状にはお詫びもかねて寒中見舞いを必ず出します。

そうしているうちに届く年賀状もずいぶん減りました。

その少ない友人には本当に感謝しています。

今年はそんな気持ちを手紙に書いて出したところ、

  久しぶりにおしゃべりできたみたいで嬉しかった

昨日そんなお返事が届きました。

彼女の携帯電話の番号も書いてあったので、電話帳に登録しました。

でも・・・私は彼女に出した手紙に自分の携帯の番号は書かなかったのです。

一度書いて・・・思い直してその便箋は破って、書き直しました。

なぜなら、十把一絡げのグループラインが嫌だからです。

 

1対1で話すとのんびり楽しい人も、大勢の勢いに飲まれて騒がしいだけ、

そんな経験が何度かあって、グループはラインも食事会もコリゴリ・・・

そんなグループが複数あって。

折々の季節にあった便箋や万年筆のインクを選んで手紙を書く、

彼女とはそんなお付き合いに留めておこうと思います。

 

唯一楽しくおしゃべりできるグループラインは中学の同級生。

その中の一人がつけてくれたグループ名が「〇中女子」。

笑ってしまうけれど、おしゃべりしている間は中学生に戻ります。

 

真っ白な心で、未来がず~と広がっていて、

きれいなものを見つけるのが得意で、実際にも汚いものはなかった頃。

今思えば、母にも友人にも包まれるようにされていた、幸せな子供時代だった。

 

今朝目が覚めてビックリ、庭に雪の花が咲いていました。

そこまで寒くはなかったので。

 

そして庭に出て、またビックリ。

クリスマスローズの花が顔を出していました。

クリスマスローズとはいえ、咲くのはいつも早春の頃。

今年は少し早いです。

この花を見て思い出すのは、20年ほど前の3月に亡くなった夫の父の事。

その頃は植木鉢で一株だけ育てていましたが、こんもりと咲いた花を見て、

「見事なもんじゃな~」とほめてくれました。

それが義父との最後の思い出。

 

今ではこぼれた種から、庭中に花を咲かせているクリスマスローズ。

私はいろんな人に守られて暮らしていると、今さらながら思いました。

ひとりグチグチ綴っているうちに、心がすっかり浄化されました。

 

パワーストーンで作ったブレスレットも朝日で浄化。

 

もう、他人を慮ることのできない人のことは忘れましょう。

 

 

 

 

 

 

 


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