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日本一脚の速い「鉄ちゃん」を目指します!
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コスモタイガー漂走記~旧東海道編(9)

2012-05-30 | 旧東海道run!!

「静岡県入っちゃったし、こうなりゃ次は三重県も!」
と、意味不明の動機付けで、コスモタイガーは近鉄で桑名に向かっている。
目指すは桑名側の七里の渡し公園。
(以下、ややこしいので、熱田側を宮の渡し、桑名側を七里の渡し、と呼ぶことにする。)

旧東海道編(5)でも述べた通り、宮の渡しから旧東海道は海上七里(約28km)を通行して七里の渡しに至る。
現代では、そんなルートの定期便は運行しておらず、陸路を行くより他は無い。
(宮の渡しでは、観光用の遊覧船があるようだが、周遊するだけで、桑名まで来るわけではない。)

2006年春に放映されたNHK街道てくてく旅東海道編では、サッカーの岩本選手が海上七里をチャーター船に乗っていたっけ。
まぁ、あれはTVだから出来ること、な~んて思ってたら、HPを検索してると、実際に知人か何かを頼って船をチャーターし、実行している猛者もいらっしゃるようだ。

コスモタイガーはさすがにそこまでこだわるつもりはない。(そんな知人もいないが・・・)
気楽にやりたいし、トレーニング?としての「旧街道ラン」がコンセプトだからね、船じゃ意味無いわけよ。
オリオンのように海上を走ることは不可能だから、近鉄電車であっけなく県境越え。

そもそも東海道本線と旧東海道は、熱田以西はまったくリンクしていないからね。
東海道本線は名前とは裏腹に、熱田から北上し、名古屋駅から一宮、岐阜、大垣と、むしろ美濃路(美濃街道)に近いルートを通り、その先は中山道に沿うように米原、草津と進む。
その理由を書き出すと長くなるし、話が逸れてしまうので省略するが、まぁ、敷設当時の時代背景や大人の事情がいろいろあったということやね。

そのおかげ?で、鉄チャン的にはいろいろ楽しみもあったりするんだけど。
桑名からしばらくは、近鉄名古屋本線かJR関西本線が旅のお供となる。

桑名駅から東へ約1km(徒歩約20分)で、七里の渡し公園に到着。
目の前に揖斐川と長良川が流れ、これで天気さえ良ければ見晴らしが利く景色なんだろうけど、残念ながら曇天。
写真撮影などしながらしばらく公園内を散策する。

七里の渡し公園のすぐ南側に、九華公園(桑名城址)もある。
桑名は宿場町であると同時に城下町でもあり、その点岡崎や豊橋(吉田)と共通している。
旧東海道はしばらく南下する。
城下町特有の升形が存在し、右折左折を繰り返しながら進むが、昔の面影を残し、閑静なところが嬉しい。

国1を渡って再び南下、ひたすら進むと町屋橋で再び国1に出る。
橋を渡ってすぐに右折し、左のいかにも旧道らしき小道を進むと、縄生一里塚跡があり、さらに進むと、近鉄伊勢朝日駅前を通過。

小雨が降ってきたけど、街道らしい小道が続いているため、ここで止めるのはもったいない気がして、先へ進む。

すぐに今度はJR関西本線の朝日駅の前を通り、左折。

三重県も良いねぇ。
街道オーラ出まくりで、楽しいねぇ。
街道に沿って歴史ありそうな建物や史跡が点在している。

近鉄の高架をくぐってすぐ、右側に富田一里塚跡の碑がある。
もっと先に進みたい気もするが、雨脚が強くなってきたため、一里塚から400mほど進んだJR関西本線富田駅にて、本日のゴールとする。

実走距離は、やや少なめ、12~13kmぐらいかな?

近鉄名古屋本線の富田駅とは歩いても5分ほどだけど、折角だからこのまま関西本線で帰ることにした。
で、そのまま終着名古屋駅まで乗るのが普通であるが、何故かコスモタイガー、弥富駅までの切符を購入し、弥富下車。

JR弥富駅には名鉄の弥富駅も併設されていて、ここから名鉄尾西線が運行されている。
津島から津島線に入り、須ヶ口経由で名古屋本線を鳴海駅まで乗換無しで直通する名鉄の旅を楽しんだ。
(ちなみに今日は、鳴海駅に自転車が置いてある。)
当然ながら名古屋駅直行ルートより運賃も時間もかかり、かなり非効率なルートなんだけどね。
ただ、途中の須ヶ口あたりまではのんびりムードがあってローカル色もあり、楽しいひとときではあった。

(H26.4.8追記 地図、作成しました。ここをクリック)

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