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コスモタイガー漂走記~旧東海道編(31)追記

2015-08-18 | 旧東海道run!!
旧東海道編(31)の地図を作成しました。(ここをクリック
本文末尾にもリンク先を設けました。
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コスモタイガー漂走記~旧中山道編(31)

2015-08-01 | 旧中山道run!!

秋半ば、さすがに涼しくなってきて、コスモタイガーの体調も上向きだ。
今日も、やや雲が多いとはいえ、雨の心配は無さそうな、まさにrunning日和なのだ。

旧中山道も、山場を過ぎ、いよいよ終盤にかかっている。
6区分にした中山道の、今まさに、上州路を走ってるんだね。(※旧中山道編0参照)

まぁ、どっちにしても、移動は今日も大変だ。
選択肢も限られてるからね。

とはいえ、ぶっちゃけ、お金なくってさ!
毎回往復で新幹線利用は、家計的にかなり厳しい。

ってことで、今回は帰路をさらにお値打ち(ケチケチ)に!
それを想定して、早朝に家を出るのは一緒ながら、自家用車で向かった先は星ヶ丘の職場(2010年10月現在)。

ここに車を置き、地下鉄東山線で千種駅まで移動し、ワイドビューしなの1号を捕まえる。
あとは前回(旧中山道編30参照)の往路と同じルート、同じ便を利用して、3度目の横川駅。

横川駅でそのまま信越本線に乗換、安中駅に到着したのは12時過ぎ。
ふー、やれやれ。

前回寄り道したマック(関西弁だとマクドらしいが・・・)の対面に、コンビニがあったことを覚えていて、とりあえずそこで軽くお腹を満たす。

再び駅前、というか、変則の6叉路まで戻る。
そこから北へ向かうまっすぐな道を進み、堤防に突き当たって90度右に折れる地点が今日の中山道のスタート地点。

さぁ、トレーニングスタート!
この辺り、町名が「中宿」というところに、中山道の匂いを感じ取ることができる。

とはいえ、わずか700m程度で静かな道は、再び碓井川に遮られ、終了。
仕方なく50mほど戻って、南下すると、「中宿」の信号に出た。

左に曲がって、県道(171号)を走る。
すぐに渡るのが、現在の鷹巣橋。
江戸期の鷹巣橋は、さっきの行き止まりを直進する形で進んでいたことは、容易に想像できる。

渡り終わった所が交差点(鷹巣橋東)になっていて、Vの字になっている。
県道はそのまま左で、車も大半は左へ行くけれど、右の狭い道が中山道であることは、もう、「カン」で判るけどね。

何やら一気に民家が増え、街道の雰囲気残る道になった。
「板鼻宿」に入ったらしい。

前回ゴールの安中宿とも随分近い気がするし、今日も安中駅をスタートしてから、そんなに経ってないけれど。

もともと安中宿~板鼻宿は、現在表記で約3.3kmと近い上、安中駅はそのほぼ中間にあるという形だからね、近く感じるのは、錯覚じゃないんだけどね。

左手に見えてきた公民館が、かつての本陣跡。
残念ながら、現在は、簡単な碑が残されているのみ。

他に見どころもないんだけど、どこか静かさが残る道なりは、走っていて飽きないけれど、
信越本線の高架をくぐった先で、左からの県道26号に合流、続いて右からの国道18号(安中バイパス)に、「板鼻下町」の信号で合流し、一気に大幹線の国道runとなった。
小規模な板鼻宿も、これにて終了。

ここで最初の寄り道。
「八幡大門」の交差点を左折。
この辺りから、高崎市に入ったことになるようだる

「八幡」の名前のとおり、鳥居があり、その先約800mほどの所にある上野(こうずけ)国一社八幡宮に到着。
立派な拝殿をおがみ、シャメをパチリ。

往復約1.5kmほどの寄り道も、今までのことを思えば、今日は楽なコースだからね。
ちょっと気持ちに余裕があったればこそ。

中山道に戻る。
と思いきや、すぐにまた2つ目の寄り道。
だるまの形をした案内板に従い、そのまま歩道を200mほど進み、右折、碓井川を渡る。

突き当たって左。
「少林山達磨(だるま)寺」。(冒頭写真

名前のとおり、だるま発祥の地とされているらしい。
この辺りでは、名の知れた名刹らしく、参詣客もチラホラ。
本堂は、だるまが左右に積まれている。
そういえばこの先、高崎宿(高崎市)は、だるまの産地だったような気がする。

お参りを済ませ、すぐに中山道へ戻らないとね。
橋を再び渡り、さっきの国道沿いの歩道を進む。

100mも進むと、歩道がそのまま国道から少し離れ、遊歩道のように整備されている。
これが中山道なんだけどね。

遊歩道をそのまま走っても良いんだけど、中山道は200mほど進んだところで、国道に吸収されるらしい。

そのまましばらく国道run。
「一里塚」の跡を示す立て札を発見。
豊岡一里塚跡。
かなりの交通量のバイパス沿いなのに、ここが中山道で間違いないことを教えてくれる。
地図を見る限り、正確には、この一里塚辺りから左にカーブしていた気がする。

「上豊岡町」の変則交差点に出た。
この先、3つに分岐。
中山道は、もっとも左の、狭い道だ。

ここでコスモタイガー、こだわりを見せちゃうんだね。
横断したのち、国道の反対側を100mほど戻る。

右後方、まさに一里塚からだと、左斜めに進む形の細道がある。
ここを進むと、すぐに突き当たり、右を選択すると、いかにもくねくねしたうねり道。
そう、これが中山道!

さっきの「上豊岡」の交差点の北側をランデブーで通り抜け、そのまま交差点から左に分岐する道に続いている感じだ。

300mほどで、左手の和風の門構え。
上豊岡の茶屋本陣跡。
要するに、休憩所。
和宮様も、ここでご休憩なさったということらしい。

微妙なカーブが街道の雰囲気をわずかに残していて、退屈しない。

豊岡小学校の手前、右手にまたまた神社があり、「若宮八幡宮」と称するらしい。
境内には、源義家公腰掛石、なんてものもあったりする。

左に小さな八坂神社が見えると、国道406に合流。
そのまま国406を走れば、右からやってきた国18との大きな信号に出くわし、そのまま国18に合流、左に折れると、すぐに大きな橋。

「君が代橋」。
凄い名前だね~、国歌の名が付いている。

現在では、国道18号という主要幹線が通る立派な橋だけど、元々は、1878(明治11)年、ここを明治天皇が行幸されたことを記念して、この立派な名が付けられたらしい。

当時は木橋だったんだけどね。
渡り終わったところに、記念碑として、親柱が残っている。

案内板らしきものもなく、気持ち良くこのまま国道を直進してしまいそうになるけれど、この記念碑のところで右の道を選択。

またまた急に静かになった。
群馬県の主要都市、高崎市市内とは思えない雰囲気だ。
中山道を示す案内板も多くなり、急に親切になった。

最初の信号のある十字路を左に折れるのが中山道だけど、そこに大きなレンガ風の建物がある。

「山田文庫」
高崎周辺では署名人らしい実業家、山田昌吉なる人物の旧宅で、現在は財団法人山田文庫運営の、私設図書館ということだ。
まぁ、愛知県でいう、西尾市にある岩瀬文庫みたいなもんやね。

ここからわずか400mほどだけど、「赤坂町」と呼ばれるエリアで、かつての旧街道を偲ばせる町並みが続く。
長松寺、恵徳寺、と、名刹らしきお寺が続く。

「本町1丁目」の交差点に出た。
名前からして、高崎宿に入ったようだ。

でも高崎宿、大きな宿場町ながら、この中心の場所には、あんまり「らしさ」が残っていない。
一応、ここから国道354号になり、高崎市内の中心を突き抜ける中山道。
商店街となり、アーケードも設置されている。

「本町3丁目」を右折し、南下。
「東国文化歴史街道」の名はついているものの、残念ながら、街道を思わせる雰囲気はなく、単なる市街地run。

「田町北」の交差点で、国道は左折するけれど、中山道はそのまま直進(南下)。
ここからは県道25号ということらしい。

左手少し離れたところに、高崎駅が見える。
ここでゴールが便利なんだけど、トレーニングにしては距離が短すぎるし、ちょっとしたこだわりもあって、あえて素通り。

特段、チェックポイントもなく、道なりに走ると、上越新幹線の高架に交わる。
この先、もう少し頑張って、次の倉賀野宿まで走ろうかとも考えたけれど、やっぱり予定通り、今日の中山道はここまで!

高架手前の狭い道を、案内板に従って右折。
そこにあるのは、実に簡易な佇まいの、「南高崎駅」。

「南高崎」のプレートが貼ってなければ、公衆便所かと見逃してしまいそうな建物だ。
ここが本日のトレーニング終了地点。

実走距離、15~16km。
やや少なめだけど、今日はここまで。

南高崎駅。
上信電鉄の小さな駅。

そもそも「上信電鉄」自体、地元の方は別にして、全国的には恐らく無名に近く、余程のコアな鉄道ファン以外は、名前を聞いてもピンと来ず、「どこ?それ?」状態だよね、きっと。

上州~信越を結ぶと意味で「上信」なんだけど、残念ながら、夢のままに終わり、実際には高崎駅~下仁田駅間の33.7kmを結ぶローカル私鉄。

周辺には富岡製糸場(最寄駅「富岡」)なんて名所もあるし、沿線風景もそれなりに綺麗らしいけれど、やはり全国区ではないせいか、地味な路線なのだ。
(※ただし、2014年、富岡製糸場は世界遺産登録され、突如全国区へ。上信電鉄も、少しだけ有名になりました♪)

もちろん、コスモタイガー的には、下仁田駅まで往復して、完全走破としたいところだけど、今から名古屋まで戻ることを考えるとね~。

とりあえず今、15時。
それに今から下仁田駅向かっても、着くのは、ほとんど日暮れ時。
そんな時間に着いたって、観光にもならないし、まさに何もせず、とんぼ返りになりそうだし。

残念ながら、高崎駅までのわずか1駅、「つまみ食い」で我慢しておこう(泣)。
これ以上楽しんだら、バチ当たるってことかな。

高崎駅からは、毎度毎度の信越本線で東京駅へ。
さて、今日は目論見どおり、東京駅の長距離バス乗り場へ足を向ける。

東名高速バス。
久々だなぁ。
もちろん時間はかかるけれど、新幹線やJRとは違う風景で、それはそれで楽しい。

予定通り、17時20分発の臨時便に乗れた。
あとはもう、ゆっくり景色見ながら過ごすだけ。

途中、2ヶ所のサービスエリアで軽い食料を補給し、朝、車を止めておいた星ヶ丘に到着したのは、定時より若干遅れた23時近く。

さぁ、明日も仕事だ。
9時間後には、またここに来るわけだ。(2010年現在ね)
速攻で帰ろうっと!

コメント (4)
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