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時刻表検定1級
10km33:04、フルマラソン2:46:31

コスモタイガー漂走記~旧東高野街道編(3)~前編

2022-09-11 | 旧東高野街道run!!

【2018年9月某日】

社宅で過ごす休日2日目。
つまり昨日東高野街道⑵を走り終えた翌日!

昨日は雨のせいで何となく不完全燃焼。
もとより狭い社宅で終日過ごすタイプでもない。
予報によれば曇時々晴で、雨の心配もなさそうだ。

朝から急いで洗濯や食事等を済ませ、昨日の続きをやることを早々に決断。
幸いアクセスも無茶苦茶良くて近いから、少し遅い出発でも全然大丈夫。

まずは現地へ。
といっても昨日の帰路を逆に行くだけ。
まずは徒歩でJR大阪天満宮駅(地下鉄南森町駅に併設)へ。
ちょっと距離あって30分弱かかるけどさ。
日本一長いとされるアーケード街、天神橋筋商店街を通るから気にならないのさ。
何気に名古屋の大須界隈を思わせるエリアで、退屈しないのさ。

そしてその大阪天満宮駅から東西線→片町線(学研都市線)で1本、乗車時間20分少々。

はい、野崎駅到着。
そこから徒歩約5分で、昨日ゴールした野崎まいり公園に挨拶し、その隣ともいえる十字路で、昨日と同じシチュエーションで記念のシャメをしておく。(冒頭写真)

時計はちょうど13時を指している。
さっそくトレーニング開始!
といいつつ、いきなり寄り道で、せっかくだからこの奥すぐのところにある野崎観音(慈眼寺)に挨拶しておこう。
この辺りでは名の知れた名刹らしいからね。

スタート早々、冒頭シャメの道をいきなり登る。

そういえば周囲の道路標識などを見たら、いつのまにか大東市に入っているんだね。
前回のラスト数km、雨が気になってベースアップしてたから、市境にも気づかなかったようだ。
大阪市のベッドタウンともいえる中小都市が同じような住宅街を形成しており、分りにくいことは確かなんだけどね。

わずか3分ほど参道を登っただけなのに汗がじっとり。
まずは登り切ったところにある「みはらし台」。
さすが登っただけあって、大東市・四条畷市の市街地が綺麗に見下ろせる。


降りてきて、野崎観音の立派な本堂にお参りして、今日のトレーニングの無事を祈願しておく。


本来はさらに奥深く入れば、野崎城址があるらしいが、全くと言ってよいほど「街道」は進んでない。
飯盛山城の支城として…と資料にはあるから、あの三好長慶に関係してる城なのは間違いなく、後ろ髪を引かれるところではあるが、先を急ぐこととする。(※旧東高野街道編⑵~後編参照

さぁ、参道を降りて街道に戻ろう。
目線的には住宅地が続くだけで単調ではあるが、道的にはひたすらこの道を南に進むだけ。
一気に取り戻す感じで、リズム良く走る。

めのこ橋跡、なんて標柱もあるが、跡形もない。
ただここが旧街道だと確認はできる。

瓦堂跡が十字路に立つ。

残念ながら、詳しい由緒を示すものはない。

旧街道はさらに直進。
次の信号のところでちょっと寄り道、左折すること約100m。
十林寺という素敵なお寺。

ここでも今日の行程の無事を祈願しておく。

通称阪奈道路、府道8号を渡ればすぐに国170(旧道)に合流する。
今度は両側に立派な学校が見えてきた。

同じ系列ではあるが、右側が大阪産業大学。
そして左手は大阪桐蔭高校。

そう、高校野球ファンなら誰もが知っているであろう、あの大阪桐蔭である。
旧街道とはもちろん関係ない施設ではあるが、話のタネにはなりそうで、思わず記念にシャメをする。


さらに南下を続けると、「中垣内」の交差点で、そこに魔法瓶やポットで有名な会社の大阪工場。


工場を過ぎたあたりが市境で、東大阪市に入ったらしい。
でも残念ながら、街道を忍ぶ史跡はないなぁ。

しばらく走ると、やっと街道らしい「浜地蔵尊」の案内板を発見!
何と車庫の中?にお地蔵さんが!


ここからまた平凡な国道run。
逆に迷うことはないけど、単調ではある。

とはいえ、しばらくすると国道は右斜めにカーブし、旧街道がそのまま直線で分岐、ホッとする。
そこから約400mで、小さな橋の手前にあるのが、「大峰登山百二度供養塔」。

よく分からないけど、102回も登ったんだから、凄いね!

分岐したとたん、見所が徐々に増えてきた。
左側に立派な鳥居があるのは、石切神社への参道。


結構な名刹であることは容易に想像できるけど、東高野街道が目的のコスモタイガーは目もくれず、そのまま直進。
すぐに近鉄けいはんな線の高架下をくぐる。

ふと足元を見ると、古い道標が残り、「すぐ石切」と読める。
この辺りは旧街道らしい雰囲気が残り、楽しいrunだ。

はい、見たことある変則交差点に出た!
「箱殿東」の交差点。

なぜ見たことあるかって?
実はここ、この間走破したばかりの暗峠越奈良街道との交差点なのさ。

とはいえ、ここまでの走行距離はわずか5kmほど。
まだまだ足取りは軽い。

(※次号へ続く)

コメント (2)
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