cosmotiger発信!!

日本一脚の速い「鉄ちゃん」を目指します!
時刻表検定1級
10km33:04、フルマラソン2:46:31

コスモタイガーのつぶやき(4)~将棋

2017-01-27 | つぶやき/更新中

コスモタイガーは、ドラゴンズファンであり、時刻表大好きなマラソンオヤジであることは、ブログの最初(コスモタイガー漂走記~旧東海道編0)にも書いたし、プライベートでも結構発信しているため、近しい人なら知っている、いわば「表」?の趣味。

そんな表の趣味については、また改めて熱く語るとして、今日は「将棋」について呟いてみるとしよう。

最近、某プロ棋士の将棋ソフト使用をめぐる騒動もあって残念だけど、個人的に繋がりがあるわけじゃないから、コメントのしようもないため、それはここではスルー。
純粋に将棋についての話だけね。

そう、何を隠そう、コスモタイガー、実は将棋も大好き!
小学校の頃から好きで、友達相手に指したりしていて、今も細く長く続いている。

といっても、「アマの何段」とか、「名人」とか、そういう資格めいたものにチャレンジしたことも考えたこともなく、本当に当てもなく?好きなだけなんだけどね(笑)。
いわば「下手の横好き」。

でも日曜日のNHK杯は、ほぼ毎週録画して見てるし、新聞連載の棋戦も時間があれば購読してるし、30分~1時間程度の中途半端な?空き時間あったりすると、ネットでどこかの知らないオジサン(お姉さん?)と対戦してたりする。

初めて覚えた戦法らしい戦法は「棒銀」だったかなぁ。
何かの将棋読本で、かじっただけの知識で友達相手に試したら、はまりまくって連勝街道!
(※以下、将棋のルールが判らないと意味不明かも…)

(コスモタイガーが先手として)☗1六歩、☖1四歩、☗1五歩、☖同歩。
ここで☗同銀、とするのが小学生には新鮮で、相手にしてみれば銀が手に入るから「ラッキー♪」とばかりに☖同香。

☗同香、☖1三歩、と守り切ったつもりでホッとしている相手に、すかさず☗1二歩。
いわゆる将棋用語で「垂らす」ってやつだよね。
これ、決まるのが爽快だった。

相手にしてみれば、王様の近くに取れそうで取れない不気味な歩が、鎮座し続ける。
実際、その後混戦になると、どこかで☗1一歩成としておけば、「と金」になって大活躍するからね。

と金ができれば、早かれ遅かれ☗2三飛成は決定的だし、あとはもう、「竜」と「と金」のコンビネーションで敵陣内、それも王様の至近距離を大暴れ!(笑)

もっともすぐに研究?され、これまたどこかの将棋読本が元ネタなんだろう、いきなり「振飛車」とか「矢倉」なんてされて、必殺技!であるはずの☗1二歩が成立せず…(泣)。
ロクに王様囲わず、角道すら開けずに猪突猛進していた薄っぺらな棒銀戦法は、根底から崩壊(笑)。

この棒銀戦法を追求し続けたのが、先日引退を発表された加藤一二三九段。
もちろん、小学生の幼稚なそれと比較するのは失礼だけど。

20代のころは、他に楽しいこと(華やかな社交場とか♪)もあったりして遠ざかってたりしてたけど、いつしか舞い戻り、新聞の棋戦に目を通す習慣も復活した。

どうしたことか、いつしか棋風も変わり、今ではもっぱら振飛車党。
たまに忘れたころに慣れない矢倉なんてやったりするけれど、基本は振飛車。

といってもさ、振飛車も随分様変わりしてるからね~。
確か昔読んだ将棋読本の中に、「基本は振飛車は受けの戦法。振飛車に角交換は厳禁!」なんてあったけどさ。
だから王様をガッチリ囲って(美濃囲いとか金無双、あとは穴熊とか…)、しっかり体制を整えてから迎撃するイメージ。

それが「藤井システム」なんて出てきて、せっかく美濃囲いという立派なお城を作ったのに、放置し、居玉のまま戦いに突入!
何だか怖すぎる。

最近主流が、角換わり振飛車。
は?何言ってるの?
角交換は厳禁じゃん!
オジサン、昔、本で読んだよ!

石田流。
たまにやると面白いなぁ。
相手の端攻めがほとんど無力化するし、飛車の横効きが抜群だ。
これぞ「受け」の真骨頂、のイメージがある。
ただその体制に持ってくのに、ちょっと手間取るのが難点。

矢倉もおかしい。
飛車先の歩、突かないままだもんな。
でも嫌いじゃないけどね。
「守り勝つ」。
どこかの野球チームと一緒。

「棋力は?」と聞かれそうだけど、さっき書いた通り、段とか級とか考えたことないから、よく判らん…。

詰将棋なんかだと、だいたい「5分で初段」とか「10分で1級」なんてあるよね。
初段の問題を解けたり解けなかったり…、かなぁ。
まさに下手の横好きなのだ。

振飛車でも矢倉でも、共通しているのは、コスモタイガーは気が小さい(笑)。
少なくとも将棋盤の上では、だけど。(笑)
(プライベートでの判断は、皆様にお任せします♪)

だから大駒の交換なんて自分からなんて怖くてできません!
自分が大駒を手持ちにできることより、相手が大駒を手持ちにすることの方が気になって仕方ない。

だいたい序盤での角交換なんて、1手損なわけだから、自分から仕掛けるなんて、もう訳わからん(笑)。
不用意に飛車なんかさばこうものなら、斜めから角がドカンと打ち込まれて、どうするの~!

昔ながらの角道をしっかり止めて(3手目、☗6六角♪)、ガッチリ守ってってのが未だに多い、時代遅れのコスモタイガーなのです。

今回は、ちょっと軽めの話題。
趣味と言えるほどのこともない、コスモタイガーの秘かな息抜き、将棋の話、この辺でお開きとします。

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コスモタイガーのつぶやき(3)~競走と伴走

2017-01-16 | つぶやき/更新中

1) 名岐駅伝。(2月)
2) 別府大分毎日マラソン(2月)
いずれも若かりし頃に出場した、思い出深い大会である。

1の大会は、恐らく全国的には無名であろうが、主に東海・北信越地区対象の伝統の駅伝大会であった。

「一般の部」と「高校の部」があり、自分たちが対象だった一般の部は、大垣城ホール前(岐阜県大垣市)~中日新聞社本社前(名古屋市中区)までの6区間52.6km。(ただし、若干ながら、幾度か距離は変更されている)

こちらも幾度かルール変更はあったものの、基本のラインとして、愛知県の場合、12月に「駅伝カーニバル」と称される予選が行われ、上位6チームが2月の本戦へ進むというシステムだった。

それとは別にシード権もあり、一定レベルの成績(例えば県内チーム10位以内とか)でゴールすれば、自動的に翌年の出場権も得られた。

この大会の最大の魅力は、「ニューイヤー駅伝」などと違い、実業団・市民ランナチームいずれにも門戸が開かれていたこと。
そして、いわゆるBチームやCチームの出場も認められず、1団体1チームのみ。
各チームで選ばれた6人(補欠も入れれば8人)が、ガチで走ることになる。
言い変えれば、我々東海地区の市民ランナーにとっては、実質最高レベルの大会だったのだ。

自分もこの駅伝を選手として走れたことは、今さらながら、「自分で自分を褒めてあげたい」。
若かったなぁ、俺!

残念ながら道路事情等により、2013年2月の大会を最後に休止となってしまった。

2は、略称で別大。
こちらは全国ネットで今も放映されている有名大会だから説明不要かな?

現在は、出場制限も緩くなり、大衆化した部分もあるけれど、(それでも3時間半以内という出場資格は、全国各種大会の中では厳しい方だけど…)かつては、いわゆるエリート大会の1つで、正確には忘れてしまったが、確かフルマラソンで2時間40分以内、ハーフマラソンで1時間15分以内の記録を有していなければ出場できなかった。

ハーフで資格をゲットしたコスモタイガー。
嬉々として、別府に乗り込んでいった記憶がある。

あれから随分と月日が流れた。
30代後半から徐々に競技力の衰えを感じ、特に40歳以降は劇的に下落。
今では、どうしてあんなに速く走れたのか不思議なくらい(笑)。

その逆に、40歳以降も、いやいや50歳になっても意気盛んに進化し続ける猛者もいらっしゃって、只々恐れ入るばかりだ。

コスモタイガーの場合、「走ることが好き」ではあるけれど、アンチエイジングだの食事療法だのという難しい話は正直、あまり興味はなく、いわゆる学問的(理論的)に追及して走るタイプではない。
その上、頑丈な体じゃないから、勢いに任せてグイグイと、なんてのも全然無理だし。
食事なんて、食べたい物食べてるだけだし。
毎晩、ビールなしでは寝付けないし(笑)。
きっとそんな性格にも起因しているんだろう。

ただ、長く走ってきた甲斐あり、財産ともいえる多くの友人・知人と交わることができた。
また、経験だけは長いから(笑)、ランニングのことで聞かれれば、そこそこの回答を返すことはできる(笑)。
何となく、こんな時はこう、みたいなやつで、いわゆる「カン」みたいなもんだけど。
ってか、理論的なことは私に聞かないでくださいね、無理なので(爆)。

すでに往年?の走りは無理だけど、どこかのレースで年代別入賞とかすると単純に嬉しい。
そんな年老いた?自分にも、少しだけ殊勝な気持ちもあったりして、機会があれば「ランニングの楽しさをおすそ分け♪」したい、という思いもあったりする。

現在所属しているチームで、目に障害を持ちながらも走っている、努力家のK君がいる。
最初は伴走者も結構いた気がするが、K君のレベルが上がってくると同時に伴走できるメンバーも限定されてきた。
(当然ながら、伴走する以上、K君より地力に勝ることが絶対条件となる)

4年ほど前だったかな?
ある人の音頭取りで、チーム内外にも声掛けをしつつ、K君の練習の伴走をローテーション化。
それ以降、多少の紆余曲折はあるものの、4~5人でローテーションを汲み、自分もその1人に入れていただいている。

伴走、などと言うと恰好いいけれど、現在のK君は障害者ランナーとしてはかなりのレベルであり、落ち目の自分にとってもちょうど良い刺激になっているようで、自らの走力維持にも役立っている。

そしてまた、K君の実力アップとともに、伴走者同士で練習メニューを話し合ったり、K君を囲んで飲み会を催したりしてなかなか面白い。
まさに「伴走の輪」というやつだ。

また、彼のおかげで、障害者マラソンの世界を、より身近に感じるようにもなった。
北京・リオのパラリンピックのマラソンには、学生時代の後輩も出場しているけれど、こちらの応援も今まで以上に熱い声援を送れる気持ちになった。

K君も、各種大会で入賞や優勝もするようになった。
そんな彼の今後の活躍を期待しつつ、日本盲人マラソン協会のHP、そしてそこに紹介されているK君を案内して、今回のつぶやきを締めるとしよう。

★日本盲人マラソン協会 ⇒ http://jbma.or.jp/
★K君の紹介記事 ⇒ http://jbma.or.jp/news/runnervoice/voice04/
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コスモタイガーのつぶやき(2)~お正月

2017-01-06 | つぶやき/更新中

あけましておめでとうございます!
(このブログで、リアルタイムでこの挨拶使うのは初めてなのさ♪)

時節柄、2つの正月の駅伝(ニューイヤー駅伝・箱根駅伝)でも題材に…なんて思ったけど、もう「コスモタイガー漂走記~旧東海道編35」の中で詳しく(熱く?)語っちゃってるしね。

結論から言えば、自分は圧倒的にニューイヤー駅伝の方が好き。
正式名称、全日本実業団対抗駅伝競走大会。

陸上の場合、個人としてのプロ活動をしている選手もいるけれど、チームとしてのプロは存在しないから、実質実業団が頂点なわけで。
その実業団の全国大会だから、まさしく日本最高峰の駅伝大会であることは間違いない。

まさにトップアスリート達が、ガチで襷をつなぐんだから、見どころ満載のはずなんだけど、なぜか箱根の方が人気あるもんな~。

野球でも、プロ野球派と高校野球派がいるから、それと似たような比較になるのかな?
技術的にプロの方がはるかに上を行ってるのは当たり前なんだけど、それでも高校野球が根強い人気があるのは、やはり若人のひたむきさみたいなものが魅力あるんだろう。
(ちなみにこちらも自分は圧倒的にプロ野球派)

たださ、高校野球(一般論として甲子園ね)は全国大会だけど、箱根は地方大会(出場資格は関東地区の大学のみ)。
地方大会をこんなに大々的に扱う必要があるのか?という素朴な疑問は大いにある。

ちなみに大学生の最高峰の駅伝は毎年11月開催の全日本大学駅伝対校選手権大会(熱田神宮~伊勢神宮)。
それを示すように、冠に「秩父宮賜杯」と付いてるしさ。

実際には全国大会より、関東ローカル大会の箱根の方が大々的に扱われ、様々な議論が起こっているけれど、それはここでは深入りしない。
(ネットのあちこちで議論されてるのでそっちにお任せ♪)

今年もニューイヤー駅伝は録画してじっくり拝見。
5時間以上ものまとまった時間はなかなかないから、夫婦で各区間ごとぐらいに分割して楽しんでました。(笑)
出入りの激しいレース展開は、結果が判ってても面白い。

3連覇狙いの盤石の布陣と思っていたトヨタが、まさかの2位!
愛知県民としては少し残念な思い。

さて、箱根駅伝。
これまた毎年のことながら、地方大会、などと酷評?しつつ、でも中継している以上、所々でチラ見はします。
ワタクシ、結構ゲンキンな人間なのです。

青山学院は強いです!
そして、原監督の言動もそうですが、チーム全体が良い意味で明るい!
とっても好感が持て、思わず応援してしまいます。

どこかのネットニュースに載ってましたが、雨の中、監督が現れると新入生が帽子を取ってお辞儀をした。
原監督「お辞儀はいいけど、帽子を取る必要はない。何のための帽子か?雨を防ぐためだろ?雨に濡れて風邪引く方がナンセンス」という趣旨で彼らを諭したとか。

駅伝の際、付添は必ず同学年の気心知れた部員やマネージャーが付くとか。
(そりゃその方がリラックスできます!)

寮の掃除は、4年も1年も関係なく、持ち回りでやってるとか。

もちろん礼節や言葉遣いは大切だし、練習だって相当にハードらしいけど(例:20kmペース走、設定1km3分05秒、ひぇ~~!)、「本当にこれって必要か?」と思えるような不合理な慣習や無益な根性論は排除。
そんなことより、選手一人一人が伸び伸びとパフォーマンスを発揮できるよう、配慮。

最終10区の笑顔とガッツポーズを振りまきながらのゴールを見ていると、「駅伝(あるいは陸上)は、精神修行じゃなく、楽しいスポーツなんだよ!」と訴えているようにも感じます。

ややもすると、精神修行でもしているのか、「~であるべきだ」的な物凄く閉塞感のある価値観を持ち、それを「体育会系」だとか「競技者意識」なんて言葉で美化し、他人にまで同調を求めるような話になったりするけれど。

それに引き換え、彼らの走りは、原点の「好きだから走っている」ことを認識させてくれる爽やかさがあります。

と、またまたとりとめなく書いてしまった。
ちょっと走ることから離れて、別のこと書こうかと思ったりしたんだけど。
駅伝見てたらこの話題になっちゃった。

何はともあれ、本年も「コスモタイガー発信!」をよろしくお願いいたします。

コメント (5)
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