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コスモタイガー漂走記~暗峠越奈良街道編(0)~プロローグ~

2021-02-04 | 暗峠越奈良街道run!!

★関西ネタです

【2018年7月某日】

暑い!
でも社宅でボーっと過ごすのは嫌だ。
さあ、新たな街道を走ることにしよう!

ってことで、朝食を済ませ、走る用意を済ませれば、まだ8時を回ったばかりながら、今日は何と社宅がスタート!
移動時間0、ついでに運賃も0!

大阪~奈良を結ぶ街道はいくつかあるらしい。
その中で現代ではもっとも人気ある?「暗(くらがり)峠越」の奈良街道を走ることにしたのさ。
起点は、社宅から歩いて数分の場所♪

せっかくだから周辺の歴史巡りをしてから街道に入るとしましょうか。
走り出して1分少々、歩いても数分の距離の「北浜」交差点。
ここに大阪商工会議所創設者の五代友厚公のビッグな銅像が建つ。(冒頭写真)

NHKの朝ドラ「朝が来た」(2015年下半期)では、ディーンフジオカが演じて話題になった。
(※2021年、五代友厚公を扱った映画「天外者」が現在公開中、あの三浦春馬君が演じてるそうです!)

この北浜地区、いわゆる淀屋橋駅から北浜駅周辺は、かつて大阪商工会議所が開設され、その流れで現在も大阪の代表的な商業地区。
きっとそんな理由で五代さんの銅像が設置されてるんだろう。

さらに走って、また1分少々(同じく歩いても数分)。
はい、高麗橋ね。


京街道(東海道57次)の終点ね♪(旧東海道編46参照

懐かし…くもないか!(笑)
大阪生活始まってからすでに何回もこの前、走ったり歩いたりしてるから。

東海道57次を完全走破して充実感に浸ったこの地の近くに住むことになるなんて、あの時は想像もしてなかったなぁ。

そしてここは今から走る奈良街道、そして下関へ向かっている旧山陽道の起点でもあるわけで、まさに東の日本橋に対する、西の高麗橋。

さぁ、ここから暗峠越奈良街道ね。(以後、めんどくさいので、このブログでは単に「奈良街道」と表記させていただきます)
左折して北へ向かう。
要するにしばらくは京街道を逆走ね。
併用区間なのさ。

すぐに「北浜東」の交差点で、右折して土佐堀通を走る。

「天神橋」の交差点。
左手、土佐堀川を渡る橋の名前だけどね。
東海道57次の時は夕暮れ近い中でラストスパートだったからスルーしちゃったけど、橋の手前から降りていく川岸の散策路へ入り、ちょっと寄り道。

公園として整備されていて、なかなかの癒しの風景でもあるけれど、ここは古く平安時代から渡辺津と呼ばれた港だったんだね。


そしてここはあの世界遺産熊野古道紀州路(熊野街道)の起点でもあるわけさ。

あちこちからここまで船でやってきて、ここから熊野詣の長い歩きが始まったんだね~。

公園内をちょっと進めば、丁寧な案内板も設置されている。

渡辺津は水運の要衝として長く栄え、江戸時代には8軒の船宿が軒を並べるようになり、いつしか「八軒家浜」と称されるようになっった。
今ではこっちの方が一般的な呼称になっているようだ。


ここから見る大阪の中心街。
若い人たちの表現を使うなら、「インスタ映え」する景色で、コスモタイガーも好きなのさ。

おっと、時計は9時を過ぎた。
走ったのは3分ぐらいなのに、30分以上観光?を楽しんでるよ(笑)。
でも見どころありすぎてさ!

そのまま公園を通りすぎれば、土佐堀通に戻る。
とりあえずそこにセブンイレブンあったから、給水用のドリンクを買っておく。

目の前の信号渡って道路の反対側に。
またまた寄り道で、100mほど西へ土佐堀通沿いに走ると「永田屋昆布店」という由緒ありげなお店の前にあるのが、「八軒家浜船着場跡」の小さな碑。


足元見ながら走らないと見落としそうだ!
かくいうコスモタイガーも、普段からこの辺を走ってるからこそ、知ってるわけなんだけどね。

さっきの信号に戻る。
今度は南側に目を向けると、熊野街道起点を表す案内板がここにも建っている。


まぁね、ここで東海道(土佐堀通)とのお付き合いが終了し、南へ分岐することになるわけだから、ここが起点と解釈もできるからね。
しばらくは熊野・奈良両街道の併用区間なのさ。

ってか、やっぱりここがトレーニングとしても実質的なスタートだよね(笑)。
まだ社宅から1kmぐらいしか離れていない(汗)。

40分以上、この北浜地区を散策したってことにして、再度気合を入れ、リ・スタートだ!
コメント (3)
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