cosmotiger発信!!

日本一脚の速い「鉄ちゃん」を目指します!
時刻表検定1級
10km33:04、フルマラソン2:46:31

★コスモタイガーの鉄旅★~単身赴任終了編

2021-04-05 | 旅行

【2021年3月31日(水)】

先日辞令を賜わり、明日から地元名古屋に戻っての勤務となった。
ただ今年はカレンダー的には巡り合わせが悪く、こんな平日に引越もできないため、社宅の退去は今度の週末として、とりあえず明日から名古屋の自宅を拠点に新職場へ、となった。

3年にわたる単身赴任もめでたく?終了である。
「住めば都」の言葉通り、大阪の街も最後かと思うと、名残惜しさを感じたりする。

独身生活?の気ままさを生かし、最初の1年はかなりのハイペースでの旧街道runだった。
最初に制覇した西国街道や、現在更新中の暗峠越奈良街道がまさにそれだ。
行くとこ行くとこ初めての場所ばかりで、新鮮そのもの♪

2年目に入ると、旧街道も近場はネタ切れで、だんだん遠くなり、費用的にも微妙な状況に。
また嫁の仕事の関係で名古屋へ戻る機会が増えることとなった。
さらにそこへコロナ襲来である。
最後の1年は、テレワークで長期間名古屋へ帰ったり、大阪戻れば戻ったで情勢を見ながらゆっくりと…という感じでペースガタ落ち。
もちろん誰が悪いわけでもないが、何となく尻切れトンボ感のある、エンディングではあった。

さぁ、週末の引越(退去)を除けば今日が最後の「帰省」だ。
そういえば近鉄特急「ひのとり」。
一般席は数知れず利用したけど、特別車両(プレミアムシート)はまだ未乗だわ。(※コスモタイガーの鉄旅~ひのとり編参照

それなら最後ぐらい奮発して、プレミアムシート、乗りましょう!!

難波駅19時発、名古屋行のひのとりが入線しました。

最前の1号車と最後尾6号車がプレミアムシートです。
コスモタイガーは感染リスクも考え、比較的空いてる6号車を選択。

6号車入り口には、サロンコーナーも併設され、簡単な飲食物も簡単にゲットできます。

前評判通りの3列並びの広い座席!
マッサージチェアと見紛うほどです。
新幹線のグリーン車以上の高級感かありますね。

左手部分にはスマホのような機器が接続され、リクライニングやレッグレストがボタン1つで操作できます。
さらにこの機器により、腰回りのヒーターをオンにすれば、ポカポカして気持ち良い2時間を過ごせます。(特に冬はいいかもね)

ちなみに「ひのとり」は一般席・特別席とも全席電源あり、Wi-Fi対応のため、動画見放題です。
(新幹線は一部を除き、電源は窓際席のみです)
さらにこれまた全席対応ですが、リクライニングもバックシェル方式とやらで、腰が前後に動き、頭の位置は変わらない。
後ろの席の人に「ごめんなさい」なんて気遣うことなく、思いっきり背もたれを倒すことができます。

ビールとお弁当を口にしながら、文字通りプレミアムな2時間を過ごしました。
明日から新職場であることも一時的に忘れてしまいました。

名古屋に到着です。
名古屋~大阪間の移動において、近鉄特急の素晴らしいところは「乗り越し」の心配がないこと!
新幹線のぞみなんて、目が覚めたら新横浜!なんて悲劇になりかねませんからね。

さあ、明日から新職場。
寄り道せず帰って、早く寝ましょう!
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★コスモタイガーの鉄旅★~ひのとり編

2020-03-27 | 旅行

【3月23日(月)】

コロナウィルスで騒がしい中での3連休(3/20~22)。
地域によっては「不要不急の外出は…」というニュースも流れる中、コスモタイガーの名古屋(自宅)~大阪(単身赴任中)の行ったり来たりの生活は続いている。

この3連休も、「大阪・兵庫間の不要不急の往来は控えてください」という状況の中、兵庫とは逆方向へ向かっての2週間ぶりの帰省。
それどころか23日日中にどうしても名古屋の自宅で外せない所用があるため、休暇を取って4連休にしたのさ。

そして夜。
大阪の社宅へ戻ることとなった。

そういえば…。
3/14に静かに(※試乗会等、様々なイベントが中止になったため)デビューしたものの、先週は帰省しなかったから未乗。

今日は月曜日!
よし、いいチャンス!
平日の20時発が「ひのとり」であることは当然知っている。
(これが土日祝だと「ひのとり」の名古屋発最終は19時。20時発は従来のアーバンライナーのままなのです♪)

名古屋駅までの地下鉄の中でスマホで予約♪
とりあえず今日は一般車。
プレミアムシート(JRでいうところのグリーン車)はまたの機会に。

もう完全にルーティンになってるけど、早めに名駅に到着後、地下街で弁当とビールを購入。
それにしてもついこの間までこの時間でも活気あった名古屋駅。
3月に入ったあたりから、明らかに人が減り、何となく寂しい感じ。

改札を済ませ、待つこと数分。
やってきました!赤く輝く「ひのとり」(冒頭写真
なめらかな流線形に、上品さを感じる。

同行の士が同じようスマホでパチパチやってるよ。
でも俺は撮り鉄は専門外なんだよな。
乗りたいんだ!!

はい、乗りましょう。
これが「ひのとり」一般車両です。


近鉄名古屋~大阪間の線路幅は、いわゆる標準軌(1435mm)で新幹線と一緒。
車両はやや小ぶりながら、5列の新幹線に対し、近鉄はアーバンライナーでもひのとりでも一般車両ですでに4列シート。
なのでゆったり感がありますね。

まだデビューして1週間余りですが、乗車率は半分ぐらいでしょうか。
いくら平日とはいえ、ちょっと少ない…。
コロナの影響は深刻ですね。

お腹すいてます。
座ります。


机も新幹線並みに大きいし、チケットホルダーも備えてあります。
こうしてホルダーにいれておけば、車内改札が来ても、あわててカバンやポケットをごそごそ…ということはないわけです。

ちなみにコンセント差込口もあるので、充電器があればスマホの充電もできますよ。
そして何よりうれしいのが、WiFi利用可能!
約2時間の道中。
動画を料金気にせず楽しむことができますね。

車内を少し探検しましょう。

コインロッカーと自販機。
交通系ICカードにも対応してます。

コロナウィルスで今はかなり減ってしまってますが、近鉄は外国人利用者が多いんです。
なぜかというと、関空とのアクセスが良いから。

関空で南海特急「ラピート」に乗れば約40分で難波駅ですからね。
そこから近鉄が名古屋や伊勢志摩・奈良方面へ特急を走らせています。
だからコインロッカーは意外と需要があるかもしれませんね。

「ラピート」→「近鉄特急」は、全席座席指定で絶対座れる上にJRより安いですし、乗換も難波での1回のみ。
よほど急ぎでもなければ、絶対こっちの方がオススメです。

旅慣れした(多分…)コスモタイガーからすると、「新幹線はとにかく急いでる時の手段!旅や移動を楽しむなら避ける」のが鉄則です。

salonコーナーも設置。

ちょっと開放的な気分で車窓を楽しみたいかたにはオススメですね。

さて、あまりウロウロしてるとマニアに思われます。
(その通りなのですが…(笑))
のども乾いてきましたし、ボチボチ落ち着いて食事にしましょう。

すでに外は真っ暗ですし、そもそも景色自体は何十回と見てるので、今更感があります。
動画を見ながらのビールと弁当で、座り心地を楽しみながら、大阪に向かっていきます。

これが「鉄旅」と言えるかどうか微妙ですが(笑)、コスモタイガーにって有意義な2時間であることは間違いありません。

明日から、大阪と兵庫(勤務先:尼崎市)を行き来する毎日が始まります。
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★コスモタイガーの鉄旅★~まんぷく編

2019-03-27 | 旅行

【2019年3月17日(日)】~大阪ネタです~

簡単に洗濯や掃除を済ませ、阪急電鉄宝塚線に乗込み、申込んである「池田猪名川マラソン(10km)」へ。
残念ながらお天気は霧雨が降ったりやんだりで、肌寒さも感じる。

一応レースなんだから、前日は軽めのジョグで調整するのが基本。
昨日、社宅でTVでも見ながらのんびり…、のはずだったんだけど、貧乏性でさ。
そういうの、耐えられないのさ。
話し相手もいないしね~。

つい衝動的に、かねてより計画していた某旧街道の激しいクロカンコースを攻めに行っちゃってね。
全身筋肉痛状態なのさ。

え?どこ走ったのって?
そりゃ秘密だよ。
そのうち「漂走記」としてupするからさ。

大会自体はアットホームな良い大会だったんだけどね。
予想通りのショボい走りで、入賞することもなく、ジ・エンド。
まぁ、良いスピード練習できたと云うことにしておきましょう。

参加賞はまんぷくラーメン、じゃなかった、チキンラーメン。
そりゃ~池田市だもんね。
NHK朝ドラ「まんぷく」の舞台だもんね!

池田駅に戻って腹ごしらえを済ませても、まだ13時半過ぎ。
せっかくだから、池田市内散策でもしていきましょう。

参加賞チキンラーメンもらったところだし。
朝ドラの舞台だし!

駅から徒歩5分。
安藤百福記念館(カップヌードルミュージアム)、ここは外せないでしょう!
今で云う、インスタ映え、ってやつですわ!

安藤百福。
もはや説明不要、日●食品の創業者ですね♪

やってきました、記念館!
萬平さんの、じゃなかった、百福さんの銅像があたたかく迎えてくれます。


入場無料です。
日●食品さん、太っ腹ですね~。(冒頭写真)

中に入ると…。



圧巻ですね~!

「まんぷく」始まってから、この写真、よく見かけるようになりました。

それにしても凄い人だかりです!
なかなか前に進みません。
国営放送の力、恐るべし!!

カップの中に麺を入れるんじゃなく、麺の上にカップを被せるんです!!
ドラマの中でもあった実話です。


粗悪な模造品が続々と。
百福は業界全体の健全な発展のため、特許を公開します。
もちろんこれも実話です。

世良さんの「特許の公開?何考えとるんや~」の大反対する顔が思い浮かびます。

安藤百福は、事業が軌道に乗った晩年には、スポーツ界にも積極的に支援をしたそうです。

スポーツや食育を通じて未来ある子供たちの健康を…、という考えがあったのですね。

その活動の一環として、毎年8月、横浜で開催される全国小中学校陸上選手権のスポンサーにもなり、それがきっかけになり、陸上界にも少なからず関わっていくこととなります。

そんな中、ニューイヤー駅伝の常連、日●食品グループの陸上部も、1995(平成7)年に設立されました。
実井謙二郎、諏訪利成等のオリンピック代表選手も輩出する名門チームになります。

しかし!
2019年1月、陸上部は一部の個別選手だけを残し、大幅に活動を縮小することを発表しました。(事実上の廃部)
よりによって「まんぷく」放送中に…。

すでに鬼籍に入られている百福さん、今あの世で何を思っているのでしょうか…?

期間限定で、奥様の「安藤仁子展」も開催中でした。


周囲の観客たちからも「お!福子だ!」という声が聞こえてきます。
福子じゃありません、仁子です♪
心なしか、安藤サクラさんの顔に似ている、と感じたのは自分だけでしょうか?

2人の馴れ初めなどが説明されています。

それにしても1階中央部の休憩スペース?は、物凄いことになってます!
USJもディズニーランドも真っ青な状態!


カップにオリジナルの絵を書き、そこに麺(じゃなくてヌードル!)を入れる、というコーナーだそうです。
子供連れてきたら喜びそうなコーナーですけどね。

さらに進むと、中央付近にあるのが古めかしい掘立小屋が再現されてます。
はい、百福さんの研究室。
ドラマでも再現されてた、カエルを煮たら大爆発した、あの部屋ですね。

そうこうしているうちに、先ほどの行列はさらに長くなり、ついには部屋を飛び出し、通路まで続いてます。

何時間待ち?

2階もあるようです。
階段を上がります。

こちらもまた別の行列!

案内の人がいなければ、どこが先頭でどこが最後尾かも不明です。

こちらは、カップではなく、オリジナルの麺を作るコーナーです。
事前予約要、とのことですが、それでこの状態です。

2階はこの行列だけ。
展示物はありませんでした。

売店コーナーには、常設の記念グッズや百福さんの本などが並んでいます。
また、「まんぷく」関連グッズもちゃっかり並んでいます。
そりゃそうでしょうね。

さて、そろそろ退散しましょう。
記念に建物を後ろ側から撮影しておきます。


駐車場はたったこれだけですからね。
池田駅から徒歩5分。
公共交通機関利用の方が無難です♪

さて、まだ全然明るいです。
15時を少し過ぎただけ。
もう1か所、近場で…。

いったん駅に戻り、そのまま素通り。
ひたすら北上すればそこは池田城跡公園。
記念館からは徒歩15分ぐらいです。

こちらは逆に打って変わって静かです。
素敵です。
齢のせいか?コスモタイガーはこっちの方が好みです!

案内板。


この辺りを本拠とした豪族、摂津池田氏の居城だそうです。
市名のゆかりになったとも言われています。

入園してすぐ、妙な石碑があります。


「まんぷく」のブームですっかり忘れられてますが、実はこの池田市、過去にも朝ドラの舞台になりました。
2003年下半期の「てるてる家族」。

残念ながらコスモタイガーは見てませんでしたが、いしたあゆみさんや石田ゆりさんのご実家がモデルになったドラマだったそうです。
石原さとみさんがヒロインだったことだけは記憶してますが。

時代背景もほぽ同じため、両ドラマ共通のストーリーや登場人物が所々にあったりして、ネット上では話題になってるとか!
安藤百福さんも、実はてるてる家族にも脇役で登場してるとか。(⇒中村梅雀)
逆にまんぷくの中に、てるてる家族のシーンが使われてるとか!
いわゆるスピンオフというやつでしょうか。

その筆頭は、田中雅也さんと牧瀬里穂さんが経営者夫婦演じる喫茶店は、いしだあゆみさんのご実家という設定だそうですから、確かに共通項が多いですね♪

この石碑が「私のことも忘れないで!」と語ってるようで、何だか悲しく感じられます。

脱線しました。
池田城です。

プチ天守閣?

残念ながら、「櫓を模して展望舎として建てられた」だけだそうですが、日本庭園とマッチして素敵な光景です。

ベビーカーを押しながら散策するママさんも数人いるし、鯉に餌やりを楽しむお子さん、それを見るおばあさんも居たりして、ほっこりさせられます。

展望舎、登ってみましょう。
もともと高台にあるせいか、絶景です!
池田市の象徴ともいえる五月山(さつきやま)の緑も目を癒してくれます。






さぁ、休日をしっかり楽しみました。
まもなく16時。
明日からまた仕事です。

頭の中は晩飯のことを考え始めています。
そろそろ帰宅するとしましょうか!
ここから池田駅までは徒歩10分ほどです♪
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★コスモタイガーの鉄旅★~叡山電車編

2018-06-27 | 旅行

【6月24日(日)】

単身赴任が始まって、間もなく3か月が経とうとしている。
大阪発着で、旧街道runを着々と進めているけれど、ネタバレになっちゃうから、今は非公開♪
まだ名古屋ネタ、残ってるしね。(熊野古道伊勢路とか…)

そもそも旧街道runは、時刻表オタクが「走ってから電車に乗って帰る」ために考え付いたオマケの企画。(何を今さら…)
たまには街道から離れて、しかもせっかく大阪に住むことになったんだから、こっち方面の鉄道プチ旅行、したいなぁ。

どこへ行こう?
いくら鉄チャンでも、ただ乗るだけじゃなく、一応、それらしき目的地は設定したい。
(まぁ、ホントに乗るだけが趣味の鉄チャンもいるんだけどね)

いつもコメントいただき、ブログでも繋がっている更家さんiinaさんの記事に触発された?のか、何となく深々とした山の中の古刹を訪れたくなった。

とはいえ、奥州はお財布事情的にちと厳しい。
近場で我慢我慢。

大阪の自宅(単身社宅)の最寄駅は北浜駅もしくは淀屋橋駅。
時刻表見て考える。

そーだ!京都行こう。
いや、それだけだと、京都府某所の職場も「京都」なんだけど、そうじゃなくて、ホントに京都へ行こう。
そして京都を代表する山寺といえば「鞍馬寺」。

ここなら京阪電鉄→叡山電車の乗継で、お値打ち運賃で楽しめそう♪

といいつつ、素直に京阪乗ればいいものを、市民ランナーのお努めとして、まずはリュック背負ってのランニング。
淀川の堤防道路などを遠回りしつつ、約90分のトレーニング♪で、京阪守口市駅に到着。
距離にして15kmぐらいかな?

「守口市」なら、特急以外は停車する、京阪の主要駅。
こと鉄道に関しては、まるで長年大阪に住んでるかのように使いこなすコスモタイガーなのだ。

着替えたりちょっと休憩したのち、さっそく京阪乗車。
途中、「樟葉」駅で、特急に乗り換える。

やったぜ、エレガントサルーン8000系♪
いいよね。京阪8000系。

何回乗っても飽きない。
乗車券だけで楽しめる、豪華特急車両。
ゆったりシートと窓のカーテンが高級感を演出。
2階建のダブルデッカー車もあるしね。
鉄道業界にコスパ部門なんてものがあるとしたら、恐らく全国1なんじゃないの?と思ったりする。

終着は出町柳駅。
ここで叡山電車に乗り換えます。

本線と鞍馬線があって、途中の宝ヶ池駅で分岐する。
比叡山なら本線、鞍馬寺なら鞍馬線になりますね。

ここでちょっと迷う。
3か月前にデビューしたばかりの、観光車両「ひえい」(叡山本線八瀬比叡山口行)も気になったりするのさ。

でも時刻表見ると、展望列車「きらら」号(鞍馬線鞍馬行)が何と!数分後にやってくる。

こうなりゃ初志貫徹!
でも飯食ってるヒマねぇ~。

入線しました、きらら号(冒頭写真)。
さあ、迷わず乗り込み、座席もゲット。

テンションMAX状態で、思わず車両前方風景もパチリ。

出発です。
京阪に比べると、ずいぶんのんびりしたスピードです。
家の軒先を走る感覚は、少しばかり、四日市あすなろう鉄道(前近鉄内部線・八王子線)を連想します。(※旧東海道編10参照)

宝ヶ池駅で本線から分岐すると、いよいよ鞍馬線のクライマックスです!
明らかに上ってます。
そして、緑の森に包まれ、癒しの風景になりました。

紅葉のライトアップが有名な区間ですね。

素晴らしいです。
深~い山の中、山岳列車の様相です。
政令指定都市、京都市内とは思えません。

約30分の乗車で、きらら号は、終点鞍馬駅に着きました。
時計は14時を過ぎてます。

駅舎を出て左に進むと、食事処が数軒並び、すぐに鞍馬寺の正門がありました。
正確には「仁王門」というそうですが。

ここでモグモグタイムも考えましたが、結構なお値段です。
観光地ですからね。

それに早く中に入りたい気持ちの方が強いです。

300円払って、仁王門から入山します。

階段を上って右側に見えてくるのが、普明殿。
本来は毘沙門天を拝む建物ですが、実はここがケーブルカーの駅舎(山門駅)でもあります。

正式には、鞍馬山鋼索鉄道。
ケーブルカーも、鉄道事業法では立派な「鉄道」です。
そして、この法律によって運営される鉄道では、全国で唯一の「宗教法人が運営する鉄道」としても有名です。
運転手さんも「作務衣」です。

営業キロ約800m、所要約2分。
そうです、歩いても充分登れる距離ですが、あえてこの「鉄道」に乗りたいのです。

あっけなく多宝塔駅に着きました。

名前の通り、目の前に多宝塔があります。

さぁ、あとは徒歩で鞍馬山を巡ります。
広大な敷地。
もうほとんどハイキングですけど。

洗心亭。
無料休憩所ね。

食事は提供してない、残念!
でもお茶をおいしくいただく。

引き続き階段を上る。
上りきったところにようやく現れたのが、本殿金堂。

ここが鞍馬寺の、いわゆるメインの建物。
ここさえお参りしとけば、「鞍馬寺お参りした」と言えるわけね。

反対側。
生茂る木が邪魔して、あんまり見ごたえある風景じゃないけれど、ここがかなり山深きところであることは充分に感じることができる。

さぁここで引き返して…という性分じゃないんだよね、コスモタイガー。
ふと見ると「→奥ノ院」なんて看板立ってるからさ。
行くしかないじゃん、それは。

奥ノ院参道の入り口です。

「参道」なんていうと簡単そうだけど、さらに山奥に入っていく感じ。
もはや鞍馬山ハイキングコース、と言った方が近いです。

鞍馬山と聞いて、コスモタイガーは「源義経」を真っ先に連想します。
彼がまだ牛若丸を名乗っていた幼少時、ここで厳しい修行を積んだ場所として有名だよね。

その後「遮那王」となり、修行を終えたのち、元服して義経となった。
元服場所は、尾張国内海説と、近江国鏡宿の2説あるんだけどね。(※旧中山道編3参照

噴き出す汗をぬぐいながら、さらに峠を上ります。
もう本格的なハイキングコースにしか見えません。

霊宝殿。
鞍馬山自然博物館になってます。

国宝の仏像などが展示されてるそうですが、先は長そうなので、今回はパスします。

まだまだ登ります。
屏風坂の地蔵堂なんてものもあったりしますが、ここも申し訳ないけど立ち止まらずスルーします。

さらに登ってみると…「背比べ石」。
牛若丸少年がこの石と背比べした、という伝承が残ります。

この辺りが鞍馬寺としてもっとも高い場所になるのでしょうか。
あとは下り基調となるようです。

100mほど寄り道になりますが、「木の根道」が分岐し、名前の通り木の根っこがむき出しのちょっと変わった道を進めば、大杉権現社。
ちょっとした広いスペースに木製のベンチがいくつか置かれ、外国人の方数名が気持ちよさそうに横たわっています。

さて、背比べ石まで戻り、今度は下っていきましょう。

黙々と下って数分。
立派なお堂が見えてきました。

不動堂。
名前の通り、不動明王が奉られています。

その背後にある可愛らしい祠。
義経堂です。
名前の通り、義経を奉っています。

「義経」は大人になってからの名前。
ここで修行してた頃は「牛若丸」→「遮那王」です。
よってこれは、奥州平泉で非業の死を遂げたのち、御霊がここに戻ってきた、ということになっています。

もっとも本当に義経は奥州でなくなったのか、という話もありますが(義経北行伝説)、話が長くなるのでここではスルーします。(※詳細は、旧東海道編40参照

そして、鞍馬寺の中でも、この義経堂一帯の谷が、厳しい修行を積んだとされ、「僧正ヶ谷」と呼ばれているそうです。
その由緒書きがありました。

なるほど、鞍馬天狗とは、義経の修行相手の天狗のことを言ってたんだね。
自分たちの父の代では、そんな名前の名映画があったそうですが、単なる空想物ではなく、モデルらしき人物はいたってことね。

さらに足を進めると、ようやく奥ノ院(魔王殿)にたどり着きました。

さて、ここまで来たら、戻るよりもこのまま進み、西門に出て、叡山電車の1駅手前の「貴船口」駅に出るのが自然です。
というわけで、ひたすら山道を下ります。
周囲は、本当に何もない山中です。

西門を出ると、久しぶりのアスファルトの道に合流。
車がやっとすれ違える程度の細い道ですが、路線バスも通る、貴船地区の主要道路です!
一応府道361号線ということになってるようです。

このまま左折して降りていけば、「貴船」のバス停もあり、その先には「貴船口」駅です。

が!
「→貴船神社」の看板があります。

そうです、右折して登って行けば、貴船神社です。
叡山電車の紹介番組等で名前ぐらいは聞いたことありますが、残念ながら全くリサーチしてません。
そしてそんなに時間もありません。

でも…。
せっかくここまで来たんですから、この際ついでです。
サクッと貴船神社、お詣りしていきましょう。

それはそうと、ここまで車で来る観光客も結構いるんですね、なかなかの交通量です。
気を付けて歩きましょう。

すぐに到着しました。
正門の鳥居です。

本宮です。
サクッとお詣りしましょう。

由緒書きによれば、水の神様のようです。
そしてこちらも奥の宮があるようです。

ちょっと変わったおみくじがありました。

水につけると文字があぶりだされます。
ほかの皆さん、すぐ横にある湧水(清め水)でおみくじを濡らしています。

じゃ、コスモタイガーもサクッとやってみます♪

結果は…。
秘密です(笑)
こういうのは秘めてるからご利益あるんです。

奥の宮、案内板見てしまった以上、気になります。
そういう性分なのです。
ここから500mほど、とのこと。
サクッと行きましょ、サクッとね。

さすが水の神様。
道中、本当にきれいな水が流れてます。

いったん府道に出てそのまま歩きます。
あの有名な川床料理の名店が並んでます。
おなかは減ってますが、お値段は…手が届きません(泣)。
こんなゴージャスなもの食ったら、1ヶ月ぐらい、晩飯抜かないといけません。

府道の左手に見えてきたのが、相生の杉。
見事なスギの木です。

奥の宮への入り口、神門に着きました。
参道を進みます。

はい、奥の宮。
サクッとお詣りしましょう。

さぁボチボチ帰るとしましょうか。
まずは本宮まで戻ります。
左手は、相変わらず川床料理が並びます。

時折見せる川のせせらぎ。

本宮前に戻りました。
貴船口駅までは約2km。

さらに少し下ったところに「貴船」のバス停。
ここから駅までの路線バスもありますが(所要約5分、160円)、バス停はかなりの行列です。
下るだけの2km、歩きましょう。

若干車多めですが、景色は本当にのどかです。
歩いたおかげで、こんなオマケも見られました。

貴船口駅に到着です。

runで約15km、ウォーキング(ハイキング?)で6~7kmでしょうか?
案外疲れました。

さぁ、あとは電車乗り継いで大阪に戻ります。

残念ながら、今度はきらら号じゃなく、ロングシートの普通車両でした。
でも座れて良かった。
さすがにうとうとしてしまいました。

出町柳駅到着。
腹減った~~!

そうです、結局昼食べそびれました。
気が抜けたのか、猛烈に空腹です。

17時過ぎという中途半端な時間ですが、駅構内のロッテリアに入ってしまいました。

さぁ、あとは京阪です。
またまたエレガントサルーン8000系でした!

始発です。
2階建て車両(ダブルデッカー)の2階座席をゲット!!
優雅な1時間弱の鉄旅を楽しみ、北浜駅に戻りました♪

明日から仕事です。
スーパーで買い物してから帰宅するとしましょう。
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コスモタイガーのフツー♥の旅行記~琉球編(5)

2018-05-27 | 旅行

【12月6日(水)】
最終日。
夕方、飛行に乗るだけで、あえて予定は入れてない。

ホテルの窓からは、昨日より晴れ渡る大海原が見える。(冒頭写真
皮肉なことに、今日ならダイビングできたかもしれないけど、それ、やり出すと飛行機に間に合わないからね。
土産も買いたいし、那覇空港までの移動もあるしね。

嫁は昨日の「琉球村」が気になるらしく、朝食&お買いもの&チェックアウトの後、再度琉球村へ。

コスモタイガー自身は、子供の相手をしながら、昨日見れなかったところの「落穂拾い」と土産物を購入。
嫁は一目散にモノづくりのお店へ。

2時間ぐらいかな?
嫁は作品を完成させた。

おいおい、もうまもなく昼だよ。
そろそろ南下して、空港目指そうよ。

カーナビを、空港近くのレンタカー事務所に設定し、あとはそれに従って運転するのみ。
すぐに国58に出れば、道なりに快適なドライブだ。

昼食といっても、今日はそんなに動いてないからさ、あんまり空腹感がない。
時間もそんなにないから、コンビニで好きなものを買って、移動しながら軽く済ませることにする。

右手に現れた北谷運動公園。
わが愛する中日ドラゴンズのキャンプ地だ。

はい、トイレ休憩。
文字通り、ホントにトイレ行っただけ。

勿体ないなぁ。
せっかく来たのに!

もっとも、今は12月で、プロ野球は完全にシーズンオフ。
こんな時期にここで練習するドラゴンズ戦士はいないけどね♪

さぁ出発!
途中から宜野湾バイパスに入って海沿いに走れば、まもなく今度は宜野湾海浜公園。

はい、ここは横浜DeNAベイスターズのキャンプ地。

今度は嫁がトイレに行きたいというから立ち寄る。
待ってる間にシャメをパチリ。


筒香選手に偶然出くわし…、なんてことあるはずもなく、すぐに退散。

それにしても車で10分少々の距離に、野球場・陸上競技場等を有した大きな総合公園が林立しているのが沖縄の凄さだ。
こんなこと、本土じゃありえない。

ちなみにルートから外れるから今回はパスだけど、ここから内陸に向かって南下、約10~15分も走れば、浦添市。
そこにある浦添運動公園が、ヤクルトスワローズのキャンプ地ということになる。

本土の市民ランナーとしては、仕事の後にスピード練習ができる、全天候型の陸上競技場なんてなかなかないからね。
こんな至近距離にこんなに競技場があるなんて、ちょっと羨ましい気がしないでもない。

2月のキャンプシーズンにもなると、マスコミや野球評論家が、「キャンプ地巡りをした」なんて大げさに言うこともあるけれと、車があれば相互移動は実に簡単な話なのだ。

再び車を走らせてまもなく、頭上至近距離に、米軍の軍用機が通り過ぎ、いささかビックリする。
そう、これも沖縄のもう1つの顔なんだね。

すぐ右手に大きな米軍基地があるようだから、今飛び立ったところなのかもしれない。
我々は旅行者だから、1回ビックリしただけで終了だけど、こんなことが日に何度も、しかも毎日だと、不安にはなるかもしれない。

また、信号に止まると、横断歩道を渡ったり、歩道を歩く米国人の奥様と子供さんが多いことに気付く。
きっと軍人さんのご家族かな?

那覇市内に入ってきた。
まだ少しだけ時間があるから、嫁のリクエストで、「国際通り」に寄ってみる。
コスモタイガー自身も、3日前、マラソンの前半で、ごちゃごちゃ状態で素通りしただけだもんね。

とはいえ、車をコインパーキングにサッと停め、ホントに散策程度しただけ。
嫁にとっては、期待外れだったようだ。
もっとも、もっと時間のある時にじっくり廻れば、また違う印象になるのかもしれない。

再び車に戻り、国58に戻る。
見覚えのある奥武山運動公園(ここも巨人のキャンプ地ね!)を左に見て、カーナビの指示に従う。

空港をいったん通り過ぎ、3日前に、ラスト近くに走ったであろう「小禄バイパス(国331)」を逆に走りすぎ、やがて「道の駅豊崎」発見!
その隣が、返却予定のレンタカー事務所と隣接のガソリンスタンド。

満タンにして無事返却すれば、時計は午後3時になろうとしている。

ここからはレンタカー会社が空港まで送迎バスで送ってくれるシステム。
若干渋滞に巻きこまれつつ、約20分で空港に到着。

中部国際空港(セントレア)行の飛行機まであと約1時間!
最後の買い物とおやつ♪で時間をつぶす、コスモタイガー一家であった。

                       ≪完≫

コメント (6)
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