今回は大好きなジェッタ君のお話しです。
日本ではフォルクスワーゲンと言えばゴルフが人気ですが、
アメリカに赴任して最初に”新車”を買ったのが1987年型JETTAのGLI 16Vでした。
自動車雑誌などでは”トランクを買ったらゴルフが付いてきた!”と言われるくらいで、
ハッチバックのゴルフに大きなトランクが付いた3ボックス型の4ドアセダンです。
GOLF GTIの”走り”の良さと、
当時は未だCRTで大きかったパソコンのモニターも難無く積める実用性が
大変に便利でした。
残念ならが16万5千マイルも走りながら、
赤信号を無視して交差点に進入して来た車と正面衝突して廃車となってしまいましたが、
その後も2000年型のGLSを挟み、今の2005年型GLIは3代(台)目になります。
2004年のちょうど今頃、サンクスギビングの週末に購入したので7年になりますが、
妻が普段はメインに運転していますので走行距離は比較的少ない7万マイル程。
ただ最近は冷却系の問題が多くて色々なパーツを取り替えていたのですが、
リコールの連絡があってディーラーへ持ち込んだ際に、タイミングベルトの交換を進められました。
ご存知の方も多いと思いますが、このタイミングベルトは非常に重要で、
僕の同僚はフリーウェイで走行中に切れてしまい、
ピストンとバルブが干渉してエンジンブロックに穴を開け、
パーツとオイルを撒き散らしながら惰性で路肩に寄せてSOSの電話を掛けてきた事もありました。
とは言っても、実際はそう簡単に切れるようなベルトでは無いので
ディーラーお得意の”Scare Tacticks"だと思いながら念のために見てみると、
想像以上に状態は悪化していて驚きました!
ちょっと見え難いかもしれませんが、表面のひび割れが分かりますか?
これを見てしまうと、やっぱりそろそろ換え時なのかと思うようになりましたが、
交換費用を聞いて二度ビックリ!!
部品と工費で$1,100から$1,300との事。
これからBlack Friday、Cheristmas、お正月と色々と出費が嵩む次期に
1,000ドル以上の修理代はムリ。
でも、もしもベルトが切れてエンジンを壊せば修理代はその何倍。
一番の働き者のボルボ君がトランスミッション故障で戦列を離脱しており、
4人のドライバーで3台の車を何とかマネージしている現在、
更に1台少なくなるのは死活問題となりかねないので、それだけは避けなければならず・・・・
という事で、いつもの通りパーツを購入して自分で直す事にしました!
(つづく)