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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

ゴミだし

2008年11月13日 | 生活
日本から引っ越して来られる方が、皆さん喜ばれるのがゴミの処理。
こちらはとても簡単で便利です。 

我家が住む地区では、毎週木曜日が回収日で
写真のような大きなトラックが一軒一軒回って来ます。

トラックの横に大きなゴミ箱が3つ見えると思いますが、
蓋がブルーの容器は普通ゴミ用

極端な話、面倒くさければ全てここへ入れればOKで、
近所の人が中身を確認したりする事は(日本ではあるらしい恐ろしい話ですが・・・)ありません。

蓋がグレーの容器はリサイクル用

蓋の裏側に(ご丁寧に)入れて良い物と悪い物が書かれたステッカーが貼ってあります。
紙(新聞、雑誌、ジャンクメール、電話帳、ダンボール等)、プラスチック容器
アルミ缶、スチール缶、瓶などがOKで
衣類、発泡スチロール、鏡、板ガラス、ペンキやオイルの缶、紙オムツなどはダメです。

ただ、ここへ入れてしまうとリサイクルして得られた利益は市の物になってしまいますので
我家では以前にもお伝えした通り、ペットボトルなどは自分でリサイクル場へ持参して
購入時に支払ったデポジットを返してもらうようにしています。

ですので中身はいつも、リサイクルセンターではお金にならない
飲料系以外の瓶(ジャムとかドレッシング等)やダンボール類が中心です。



蓋がグリーンの容器はヤード用
これは庭のある一軒家用で、コンドやアパートにはなく、
刈り取った芝や雑草、落ち葉など植物専用の物です。

このサービスは民間の企業に委託されていて、Waste Managementという会社が
この地域では独占的に管理しています。

因みに費用は、我家のような一戸建ての場合、月12ドルで3ヶ月に一度請求書が届きます。
また、粗大ゴミなども連絡をすれば年に2回、1回に付き4個までは無料で引き取りに
来てくれますので、我家もソファーやベッドなどを買い換えた際にも簡単に処分ができました。

最近は家電製品、乾電池、蛍光灯などもキチンと分別して出すように言われ始めていますが
未だ出す側も回収する側も意識は低く、実際そのような物を受け取ってくれる場所も限られており
ペットボトルのようにキチンとリサイクルすれば現金がもらえるようなインフラでも作らないと
この国でのこれ以上細かい分別は難しそうに思えます。