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カリフォルニア在住28年目の筆者が、L.A.の最新ニュース、生活に役立つ情報、楽しいお話しなどをお伝えいたします。 

Tower Records

2008年02月06日 | 生活

世界中には名所、旧跡と呼ばれる所が沢山あって、観光客が多く訪れますよね。
歴史の古い国では、それこそ何千年前の物があったりで一見の価値もありますが、
たかだか建国200年程度の国(もちろんアメリカ)では
数十年の歴史でも、ありがたく思えてしまいます。

L.A.にも歴代大統領の生家(Yorba LindaのRichard Nixon Library)のような硬い物から
ハリウッド周辺の映画やポップカルチャー文化の発信地までバラエティー豊富です。

70年代、僕が未だ学生だった頃は、日本ではPOPEYEという雑誌が発刊されたりで
アメリカ西海岸、L.A.が若者文化の中心でした。 
ビートルズは既に解散して、ポール・マッカートニーはWingsというバンドで活躍。
ロックはよりハードになり、KISSが武道館でコンサートをしたり
TVではチャーリーズ・エンジェルが放映されていた頃です。


この番組でブレイクしたファラー・フォーセットのポスターは
アメリカの青少年の部屋には必ず貼ってあると言われたくらいで
(今も放映中のThat's 70's Showの主人公、エリック君の部屋にもちゃんとあります!)
もちろん、僕の部屋にも貼ってありました。


ファッションもアイビーだとかトラッドなどが流行りましたが、
有名なショップの紙袋も重要なアイテムで、
アメリカへ行かなければ手に入らない、黄色い色が鮮やかなTOWER RECORDS
少し厚手の紙の袋にLPレコードを入れて、誇らしげに持ち歩いたものでした。

そのタワーレコード、日本の法人は大丈夫のようですが
本家は残念ながら倒産してしまい、メインのお店だったサンセット通り店も
取り壊しの話が出てきたので、完全に無くなってしまう前に見に行ってきました。

黄色い壁にアルバムジャケットの写真やアーティストの写真が貼られ
数多くのスター達も訪れたハリウッドの名所も、
青く塗られ”For Lease”の看板が寂しげです。

いかがですか、この物件。
まだ借りることは可能なようですよ。
建物は平屋でスペース効率は良くありませんが、パーキングも広く
”伝説”のお店ですので、話題性は高いですし
場所は最高です。

ご興味があればご連絡下さい。