「自分なくし」

用海町の信行寺さんの「7月の標語」です。



写真は信行寺さんのFBからお借りしました。お許しを。
漫画家でタレントのみうらじゅんさんの言葉から。
《　「自分探しの旅」ではなく「自分なくしの旅」を目指すべきです。》。
いかにも仏教的な言葉ですが、みうらさんは仏教に造詣が深いとのこと。そしてこの言葉は氏の著書『マイ仏教』から引用とのことです。

住職的解説のパンフを掲示板のそばの「お持ち帰りください」のボックスから戴いてきました。
←二段階クリックで。
信行寺若住職による解説です。ピンクラインはわたしが入れました。
この中の、《個人的（住職）には、自分というものが一番厄介で面倒なのに…》にわたしは魅かれました。
みうらさんの言葉もいいのですが、若住職のこの、ご自分の心を微かにのぞかせた言葉がわたしはうれしかったですねえ。
親しみを持てるということです。
若住職さん、勝手なこと言ってごめんなさい。
（「若住職」と書きましたが、立派な御住職です。老僧がいらっしゃいますのでこう書きました）。