昨日行った芦屋の古書店「風文庫」さんで買った本。
『古川柳おちぼひろい』(田辺聖子著・講談社・昭和51年刊)。
表紙絵は山藤章二さん。
聖子さんは川柳がお好きだったので『道頓堀の雨に別れて以来なり』ほかたくさんの川柳関連の本がある。
でもこれは、わたしまだ読んでいなかった。
その第一ページ目。
「母の名は親仁(おやじ)の腕にしなびて居」
聖子さんは「座右に置いて、年をかさねるほどにおかしみがましてくる佳句、今も変らぬ人の世の風情。」と書いておられる。
この句、わたし最初読んだ時、すぐには解らなかった。
でもすぐに「あ、そうか!」と膝を打った。
人間の滋味が滲んでますよね。
わたしも川柳が好きなのです。
このような人間の味わいを楽しめるものが。
そういえば宮崎修二朗翁は「川柳をする人には好人物が多いです」とおっしゃっていた。
『コーヒーカップの耳』田辺聖子さんに関する秘話も載ってます。
『古川柳おちぼひろい』(田辺聖子著・講談社・昭和51年刊)。
表紙絵は山藤章二さん。
聖子さんは川柳がお好きだったので『道頓堀の雨に別れて以来なり』ほかたくさんの川柳関連の本がある。
でもこれは、わたしまだ読んでいなかった。
その第一ページ目。
「母の名は親仁(おやじ)の腕にしなびて居」
聖子さんは「座右に置いて、年をかさねるほどにおかしみがましてくる佳句、今も変らぬ人の世の風情。」と書いておられる。
この句、わたし最初読んだ時、すぐには解らなかった。
でもすぐに「あ、そうか!」と膝を打った。
人間の滋味が滲んでますよね。
わたしも川柳が好きなのです。
このような人間の味わいを楽しめるものが。
そういえば宮崎修二朗翁は「川柳をする人には好人物が多いです」とおっしゃっていた。
『コーヒーカップの耳』田辺聖子さんに関する秘話も載ってます。