喫茶 輪

コーヒーカップの耳

新獨木舟文学館

2010-10-31 18:57:45 | アート・文化

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新獨木舟文学館・第七夜に行きました。

尼崎の水堂須佐男神社が会場です。

JR西宮駅に行き、プラットホームに上がり、さて、どこで降りるのだったか分からなくなりまし

た。快速に乗れば立花には止まりません。尼崎まで行ってしまいます。尼崎で降りるのなら、

すぐにやって来る快速に乗るべきです。しかし、ふと、立花ではなかったかと疑問がわきまし

た。持っていた案内状をバッグから出しましたが、最寄駅の案内が書いてありません。ああ~

っ、どうしょう。恥ずかしい。ボケ始まってます。もう二度も行ってるのに分からなくなってしまい

ました。仕方なくケータイで、今日出演の竹崎氏に電話しました。出番前の準備をしておられ

るだろうに、申しわけない。

元気な声で愛想よく「ハイ、竹崎です」と出て下さって、「立花駅です」

で、やって来た快速には乗らず、次の各停に乗り、事なきを得ました。スミマセンでした、竹崎

さん。

駅に着いたら、雨でした。傘は用意していたので良かったです。しかしまだ時間には早かった

です。あわてることはなかったのです。

ゆっくり歩いて行きました。

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会場の水堂須佐男神社です。

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ゆっくりお参りさせて頂きました。

菊の花がきれいでした。

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まだ開場には早かったのですが、ムリを言って入れてもらいました。

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一番でした。まだ誰も…。

雨が降るから、お客さん少ないのかと思っていましたが…。

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時間が近づくと満席に。

始まりました。

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第一部は、竹崎利信氏と馬場精子さんとの二人語りです。

木下順二作・「おもん藤太」。

わたし、この作品、読んでません。

白紙の状態で臨みました。

良かったです。

さすがに舞台での鍛えの入った声です。

マイク、スピーカーなしの地の声での語りです。

生はいいですねえ。

効果音が入って、それが大げさでなく、程よく、いい気持ちにさせられました。

お二人の掛け合いが絶妙で、すっかりおもん藤太の世界に入ってしまいました。

Cimg2757_2 Omon

小一時間、異次元に浸り切りました。

じんわりと感動のさざ波が胸の中に広がりました。

お二人は、単なる語り、朗読ではなく、芸術の域に達しておられると感じました。

15分休憩のあと、第二部は、この会場を提供しておられる、須佐男神社の宮司、上村武男

氏の著書『山陰を旅する人たち』から「津和野」を、馬場精子さんが朗読されました。

これもわたしは読んではおりません。勉強不足ですね。

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達者で、きれいな文章を、馬場さんが、実に上手に(プロだから当然ですね)朗読され

ました。

あと、終了後、残れる人は残って茶話会のようなものが計画されてるようでしたが、わたしは

帰らせて頂きました。

竹崎さんにお誘いを受けながら、愛想ナシで申し訳なかったです。お許しください。

馬場さんともお話したかったですけど、又の機会によろしくお願いいたします。

>

竹崎利信さんのサイト。http://moon.ap.teacup.com/mopoct/

馬場精子さんのサイト。http://www.h5.dion.ne.jp/~hitoha/

馬場さん、宇治市の源氏物語ミュージアムで、「源氏物語」の原文を平安時代の発音、アクセ

ントで朗読しておられるということです。

わたし、一昨年でしたでしょうか、平等院へ行った時に、そこへ寄ろうと一瞬思ったのですが、

帰ってきてしまいました。残念。今度行ったら、必ず寄って、彼女のその声をもう一度聞きま

す。

今日、一つ不思議。

西宮から立花まで、切符、170円でした。

ところが帰り、立花から西宮まで、160円でした。

なんでなん?

11月1日)記

ボケ上塗りでした。

昨日の切符の値段の件、わたし、尼崎まで買っていたのでした。それで、170円でした。

今、気づきました。

JRさん、スミマセン。

しかし、自動改札から、お釣り10円、出なかったですよ。11月1日記。

明日11月1日(月)の「輪」のおすすめ定食は

「豚肉しょうが焼き」の予定です。

よろしくお願いいたします。

コメント (4)
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