What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

高校野球の特待制度問題について考える

2007年04月27日 14時58分00秒 | スポーツ
 夕べのオリックス対楽天戦、福盛投手がリリーフにきた瞬間に「あー、出たよ福盛!同点か?逆転か?」と思ってしまうのは何故なんでしょうか?(哀)案の定、同点にされて、延長12回引き分けでした。もうさ、他の人でも良いんじゃないかな?(涙)


 さて、高校野球の特待制度問題は、どんどん波紋が広がって、あちこちの高校の野球部で、予選大会を辞退したり今までの内訳を公表したりしてますが、本当に日本の野球界って閉鎖的ですね。たぶん他の日本のスポーツ界の内で、もっとも「日本的」なんじゃないですか?縁故やら先輩後輩関係やら、凄くシガラミが深くて、表と裏が激しいように思います。

 仙台育英学園に関しては、地元民ならみんな知っている事ですが、30年くらい前は大荒れしていて、いわゆる問題を起こしてばかりの生徒さんが集まる学校でした。それが一大方針転換をして、スポーツで優秀なお子さんを全国から集めて、今の育英になったんです。野球なら大越さん、陸上ならワンジルさん、バレーボールなら大友さんが有名でしょうか、いったいどこからその費用が出るんだろうね、と皆でよく話していたものでした。それと同時に、東北高校も負けじと優秀なお子さんを集め始めて、ゴルフの宮里藍さんや、野球のダルビッシュ有君などを引っ張って来たんです。結果として、高校野球では準優勝するまでなりましたし、今年の箱根駅伝では卒業生が走るようになりました。

 当時の近隣の中学には、剣道でよし陸上でよし野球でよし、進路を決める時期ともなれば、学校関係者の人がチェックしに回って歩いてましたよ。それでも地元の子どもたちだけではどうにもレベルが上がらなくて、全国から集めてくるようになったんでしょう。でも、そうやって特待生制度をする事は、お子さんの為にも学校の為にもなる部分が大きいですから、非難されるようなものじゃないはずです。なのに、何故「高校野球」となると、別枠になってしまうのでしょう?

 一つには、宮城県が高校野球でいまだ優勝していないからです。よく私が、ブログで騒いでいるのを呆れてご覧になっておいでの方がいらっしゃると思いますが、それはもう地元民の心の中には、どっしりと圧し掛かっているのです。野球部関係者の方たちなら尚更でしょう。その結果として、なんとしても高校野球のレベルを上げたいという思いが、一般人から考えたら常軌を逸してるのでは?と感じるほどの、異様な野球部の特別扱いを常習化させていると思います。

 この問題でとても重大なのは、先に書いたように甥や孫、あるいは知人の息子さんなど、私たちの知り合いのどこかには、特待生として所属していた経験を持つお子さんが居るからです。必ずしも、そのままスポーツの世界に進まれたお子さんばかりではありません、進まれた方は一握りでしょう。でも、何があったかを話せば、先輩後輩先生親兄弟親戚・・延々と巻き込まれる事は明白です。恐らくこの問題が解明されたり改善される作業は、故意に遅々として進まないと思われます。

 でも、願わくばここでバッサリと、英断を持って改革を進めて欲しいと、私は強く思います。そうじゃないと、この問題が明るみにでて野球を続けることも危ぶまれているお子さんや、ずっと野球をやり続けてきて、甲子園に出たい大学に進みたい、プロ野球選手になりたいと願って来た人たちが報われないじゃないですか?中には、中学三年や高校三年の進学時に、大学の卒業時に、本人も承知しているに決まっているじゃないかと仰る方もおいでですが、それにしたって親や監督や球団関係者の取り決めが大きいはずです。
例えばサッカー界のように、海外留学しようがプロの育成機関に所属しようが、良いじゃないですか?野球界全体で選手を育てよう、レベルを上げようという考え方に、もう改めるべきだと私は思います。
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よしたに 「ぼく、オタリーマン。」

2007年04月27日 13時22分13秒 | 漫画
 巷で噂の「ぼく、オタリーマン。」を、長男がお友達から借りて来たので、読ませて貰ったのですが・・・普通でした。これは、カタギの人が「あ、オレの部署にもこんなヤツいるいる」と思って笑う漫画ですよ。私からすると、彼の反応や体験が今時のごく普通に居る若い男性だな、としか感じられないから、笑うところが無かったです(汗)そう長男に言ったら、ため息つかれましたけどね・・・。

 そしてこの漫画を、ネット上なら読んでも、本になったらお金を払って読みたいか?というと、よっぽどのファンか、話題になっているモノは押さえておかないと、という人でなかったら、そうは思わないだろなぁと感じました。「ネット上=無料閲覧」に甘えている部分、本になって初見の人に買って貰えるくらいの、画力や構成力などをひっくるめた”魅力”を持っているか?という部分を、創作される方は相当考えないと、最近の「ネットからの書籍化」の安易な流行に乗せられて、痛い目を見るだろうなと思いました。

でもこの漫画、30万部を売り上げたとかなんとか・・・なんだかなぁ。
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吉田秋生 「櫻の園」 再映画化

2007年04月27日 09時38分31秒 | 漫画
福田沙紀:「櫻の園」で銀幕主演デビュー-映画:MSN毎日インタラクティブ

 最近は「クイズ・ヘキサゴンⅡ」でも、あんまりおバカ発言が無くなって来て、あァお勉強してるのね、偉いね(笑)と微笑ましく思っていた、福田さん(いや、ほんと年齢相応に可愛くて、好きなのよ)が、「櫻の園」のリメーク版に主役として出演されるそうです。

 前作の映画「櫻の園」は、「あれだけ原作漫画の中で、吉田秋生さんが”女性”として見られる事を苦痛に感じている、自分の身体の変化に戸惑って悩んでいる少女の心を描いているにもかかわらず、十代の少女ってこんなにぴちぴちして可愛いでしょ?という映画になってしまっていた」という原作ファンの某サイトさんの感想を拝見して、すっかり観る気が失せた作品でした。

 リンク先の記事によると、「90年に中原俊監督(55)で映画化され映画賞を総なめにした。今作でも、同監督がメガホンを取り、原作をベースに新しい物語になる。」とあって、監督さんが同じゃあ捉え方が同じなんだから、原作ベースと言っても怪しいなァ?と、疑いの目で見てしまうんですが・・・原作を忠実に脚本化してくれれば良いのに・・・と切に願いました。
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遂に「直江が主人公」の時代がキターー!

2007年04月27日 08時16分04秒 | 
>09年の大河は「天地人」

 NHKは26日、2009年の大河ドラマで「天地人」を放送すると発表した。原作は、戦国時代を舞台にした火坂雅志さんの同名小説。番組では、上杉景勝の家臣でありながら、豊臣秀吉がほれ込み、徳川家康が恐れたという「義」の人、直江兼続の生涯を描く。配役は、今後人選を進める。 

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 この「直江」兼続さんって、桑原水菜さんの「炎の蜃気楼」の”直江”に絶対に関係ある人ですよね?

 遂に「直江が主人公」の時代がキターー!

 うわぁ、感動するなぁー、これで今年の上杉祭りも、ますます凄い事になるんだろうなぁ・・・ご存知無い方に、ウィキィの説明を一部引用しますと、

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現代に怨霊となって甦る戦国時代の武将(怨将)を調伏して冥界へ送る使命を科せられ、400年間他人の体を奪いながら(換生)生き続けてきた者たちが主な登場人物。彼らの戦いと愛憎を軸に物語は展開していく。その今までにない卓越したストーリー性と、予想を超える展開で、若い女性たちを中心に絶大なる人気を博している。主人公は、仰木高耶(おうぎ たかや=上杉景虎)で、副主人公は、橘義明(たちばな よしあき=直江信綱)。

男性同士の性的表現がある事からいわゆるやおい系と思われることもあるが、それだけに収まらない心理描写や重厚なストーリーなど非常に高い完成度をもって支持されている事は単行本最終巻の帯に記された「シリーズ600万部突破」というフレーズからも見て取れよう。

舞台が日本中の歴史的な寺社、遺跡などであるため、ファンが舞台となった神社などを巡る「ミラージュ紀行」という旅行でも知られる。例えば、毎年5月に開催される米沢の上杉祭りにくる若い女性にかなりの率で、ミラージュファンが見られるだろう。ライトノベルやまんが作品の舞台めぐり、いわゆる「聖地巡礼」のはしりとも言える。

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 という訳で、13年半続いた作品は40巻で完結しましたが、同人というか二次創作では、一時代を築いた作品といって間違いないです。私も一応読んでますが(笑)同人で「ミュラージュファン」というと、”物凄い情熱をお持ちのちょっと別格な感のある方たち”という扱いです(失礼)あー、これでまた同人が賑やかになって良いな♪
コメント (3)
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