いやしのつえ
こちらの記事は、いつも色々考えさせられるものばかりで、その題材への着眼点に頷かされる事たびたびです。
>2007年4月16日 「ドリーム小説」を知っていますか?
『本気で小説を書きたい人のためのガイドブック』(ダ・ヴィンチ編集部 編・メディアファクトリー)より。
*この記事で言われている「ドリーム小説」は、
B:ひとりよがりプチ・ポルノといえば、おじさんが書く都合のいい小説ってありますよね。
C:それ、うちの編集部では、”ドリーム小説”って呼ばれてる(笑)
なので、腐れの方はご注意を(笑)
一部抜粋
B:一方、男性だと、村上春樹さん的な、浮遊感のあるボク、この世界に違和感のあるボクが主人公、というのが圧倒的に多い。
A:一見、本人を投影している主人公は、自己否定しているように見えるし、当の本人も否定しているつもりなんだけど、結局は”社会に馴染めない特別な自分”を肯定しちゃってるんですよね。
B:自分がダメ人間という認識はあるんだけど、根本的には自分のことが大好きで肯定しているから、そういう人の書いた小説は最後まで主人公は変わらないままで終わる。自分がダメだって否定してみても、誰か「そんなことないよ」っていってくれる人が都合よく現れる。自分探しというより、「自分を認めてくれる人」を探してる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
善い悪いじゃなくて、この類の小説に感じる”もやもや感”を、どう言葉にしたらいいのか判らなくて困ります。社会性が低いのを「それでも良いじゃん」としちゃう態度にもやもやするんですが、それを上手く伝えられない、うーん。
こちらの記事は、いつも色々考えさせられるものばかりで、その題材への着眼点に頷かされる事たびたびです。
>2007年4月16日 「ドリーム小説」を知っていますか?
『本気で小説を書きたい人のためのガイドブック』(ダ・ヴィンチ編集部 編・メディアファクトリー)より。
*この記事で言われている「ドリーム小説」は、
B:ひとりよがりプチ・ポルノといえば、おじさんが書く都合のいい小説ってありますよね。
C:それ、うちの編集部では、”ドリーム小説”って呼ばれてる(笑)
なので、腐れの方はご注意を(笑)
一部抜粋
B:一方、男性だと、村上春樹さん的な、浮遊感のあるボク、この世界に違和感のあるボクが主人公、というのが圧倒的に多い。
A:一見、本人を投影している主人公は、自己否定しているように見えるし、当の本人も否定しているつもりなんだけど、結局は”社会に馴染めない特別な自分”を肯定しちゃってるんですよね。
B:自分がダメ人間という認識はあるんだけど、根本的には自分のことが大好きで肯定しているから、そういう人の書いた小説は最後まで主人公は変わらないままで終わる。自分がダメだって否定してみても、誰か「そんなことないよ」っていってくれる人が都合よく現れる。自分探しというより、「自分を認めてくれる人」を探してる。
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善い悪いじゃなくて、この類の小説に感じる”もやもや感”を、どう言葉にしたらいいのか判らなくて困ります。社会性が低いのを「それでも良いじゃん」としちゃう態度にもやもやするんですが、それを上手く伝えられない、うーん。