荒川さんの『百姓貴族』最新刊の8巻を買ってきました。
話中で「そういや15年以上やってるんだよなこのマンガ...」「何気に私の作品の中で最長連載(休載無し)になりました」とあって、欠かさずコミックを買って読んでいる私も、そんなに長いおつきあいになったんだなぁと感慨深いものがありました。ご家族の皆さん(お子さんが大きくなられた!)が、自分の親戚のように感じられます。
タイムリーに冬の季節の話題が多くて、北海道の暮らしのご苦労が体感できて切ないです。私も東のはしっぺ在住で冬の寒さの暮らしは嫌だなぁと思うことがありますが、レベルが違います。厳しい環境で農作物&畜産は本当に大変。『百姓貴族』のお話は、面白さと厳しさが表裏一体で好きです。
それと「ばんえい競馬」のお話は、故ムツゴロウさんのエッセイで何度も読んだので懐かしさを感じました。ほんと経済動物って...と、しんみりした後に「馬券...怨念のこもった紙吹雪」には笑ってしまいました。
ところで、コミック裏カバーの返しに、’12月26日 篠原鳥童 『ファサード』14巻発売’と宣伝が掲載されていて驚きました。勝手にファサードの母親(と思われる?確定?)のエピソードで終わっているのかと思い込んでいました。あの素敵なお話のシリーズが、まだ読めるんだと嬉しくなりました。でも、このシリーズも相当連載長いですよね?山田ミネコさんの『タイムパトロール』シリーズと同じく、作者さんが描こうと思う限りつづく、完結するお話ではないんでしょう。
これで年末に帰省してくる息子たちを迎える準備は万端になりました♪