21日にアップされたお話なんですが、何度も繰り返して読んでは意味を噛み締め、自分に置き換え、いろんな事を考えました。
★満天様の素敵なブログ「小人達が笑う部屋」より
連続テレビ小説 カーネーションに学ぶより引用
日々働いていると、私も糸子と同じように壁にぶつかる。
確かに年代のギャップなるものも感じている(笑)
「なぜ私の事を解ってくれない?」と言われたことがある。
自分の事を何も語ってくれていないので、解るハズがないのだが…。
どうやら見守って、くみ取って欲しかったらしい。
言ってもどうせ自分の事なんか見てくれていないっと思っていた節もある。
意外にも私としては影に周り彼女の頑張りを上司へ報告し支えていたつもりだったので
この発言にはビックリした。
私の方こそ、「どこを見てたんじゃ!」っと言いたくなった(ハハハハハ)
コミュニケーションの取り方が解らず、周りが見えていなかったりするので
自分一人が取り残されているように強く感じているらしく
その子は始終イライラしている。
「もう、私、更年期なのかもしれません」なんぞと言う。まだ30代なのに(笑)
それでも「どう考えているのか?」を明確に言葉で伝えなければ他人には伝わらない
なので上司に説明する場を作ると、感情を丸ごとぶつけてしまい
1時間以上も上司に忍耐を強いる結果となってしまった。
自分の考えや情報を冷静に分析し、他人に伝えるという事が出来ないのだろう。
言った本人はスッキリしたらしいが…(ハハハハハ)
先日某飲み会にて女子社員が言っておった
「○○課長は、唯一私の事を下の名前で呼んでくれるので好き」っと…。
私は若い頃、下の名前で呼ばれると、なんだか半人前扱いされたみたいで嫌じゃったが
その子の場合は嬉しいらしい。
こういう所でも自分と他人との違いを感じて目から鱗が落ちる。
言ってくれなければ永遠に解らなかった部分である(笑)
下の名前で呼ばれるのが好きなんですっと言われれば、いくらでも下の名前で呼ぶぞ。
つまりは…自分の事をいつも気にかけてくれているっと感じる事が
彼女たちにとって大事な事なのかもしれん。
そんな訳で毎朝、糸子の人生を見ながら自身の態度の確認をしている(笑)
知らず知らずに驕っていないか? 突っ走り過ぎていないか?っと…。
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私は20歳で短大を卒業してから、某音楽教室でピアノと電子オルガンと幼児のリトミック教室の講師として働いていました。次男を産む時に、切迫流産気味になって入院してしまい退職したので、「お勤めのご苦労」は、まるで判っていないに等しいです。
なので満天様のように、長年お勤めされている方のお話を伺うのはとても勉教になります。上の役職に進まれて後輩をご指導される事、こんなにも大変なんですね。
置き換えるのもなんですが、自分の子供であればどんな苦労もしますが、赤の他人で社会人相手に、「なぜ私の事を解ってくれない?」と言われたり、「自分の事をいつも気にかけてくれているっと感じる」ような接し方をするって・・・おどけてないです(私が未熟者というのに尽きるのですが)ほとほと満天様の深いお人柄がしのばれました。
自分に置き換えられる事で、そうかもしれないなぁと思った事なんですが、
>つまりは…自分の事をいつも気にかけてくれているっと感じる事が彼女たちにとって大事な事なのかもしれん。
震災の後、よもやこんなにも見ず知らずの方々に助けて頂けるとは、正直思ってもみませんでした。ブログでお言葉をかけて下さった皆さん、水と食料を下さった自衛隊の皆さん、家の泥だらけの畳を運び出して下さったボランティアの皆さん、義援金を送って下さった皆さん、あげればきりのないくらいに、無償で「私たち避難民を気遣って下さる大勢の皆さんがいらっしゃる」そのことが、嘘偽り無く、なによりも心の支え励みになっています。
(いまでも、緊急地震速報の音が恐くてたまりません。あの日と同じ寒さが、海の見える風景が恐いんです。)
震災は極端な例ですが、働く辛さを繰り返す毎日の中で、誰か自分を気にかけてくれる人が居ると感じられるのは、すごく心の支えになるんだろうなと、共感できました。
満天様、女性という共通点以外は、まったく立場も年齢も違う私ですが、ゴルフ好き、漫画好き、SF小説好きなどなど、重なる部分があってとても嬉しいです。お忙しい毎日をお過ごしでしょうけれども、お体大事になさって、これからもどうぞ沢山お話しお聞かせ下さい。