What A Wonderful World

毎日の暮らしの中で、心惹かれたことを語ります。

今日からマクドのハッピーセットは、コナングッズだ!

2007年04月06日 13時25分31秒 | 日常
ハッピーセット

 まさかの「蝶ネクタイ型ボイスチェンジャー」と「追跡メガネ」ですよ♪さっそく買いに行きましたさ!(笑)

 13日(金)からは「腕時計型ローンチャー」と「少年探偵バッジ」に変わるから、忘れるなよ!(大笑)
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「赤ちゃんポスト」に思うこと

2007年04月06日 13時18分25秒 | 日常
経営者倶楽部

記事内から引用

現代は、結婚しないでばりばり働く、世に言うところの「負け犬」も、家事手伝いなり仕事なりをしながら母娘がいつまでも同居しつづける「パラサイトシングル」も、もちろん、結婚して子どもを産み専業主婦になる生き方も認められている。女性は、どんな生き方をしても「私らしい生き方」として公認される。しかしその一方で、いったん「母親」を選択すると、なぜか完璧な母親であらねばならなくなってしまうのだ。

「私は、子どもを産むと『選択』したのだから、その選択に責任を持っていい出産をし、いい母親となり、いい子どもに育て上げなければならない。それは義務ではなくて自分で選んだことなのだから、喜びをもってやらなければならない」
「あなたはいろいろな可能性のなかから『母親』を『選択』したのだから、その選択に責任をもって、全力で子育てしなければならない。つらいなんて思ってはいけない」
‥‥こんなにきっちり考え詰める人は少ないだろうが、意識的無意識的問わず、このような強迫があると、私は見ている。

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 二段目の「子どもを生む」を「仕事をする」に置き換えると、男性諸兄でもぐっとわかり易くなるんじゃないでしょうか。

 ごく普通に「子どもへの愛情」から、母親はこういった考え方をすると思うんですが、なんにせよ理想どうりには現実は行かない訳で、何かしらを体験する度にだんだんと思い詰めていた空気が抜けて行って、自然と自分に無理のないに状態に落ち着いて行くんだと思うんです。が、そこまでへの「耐性」が、どうも最近の母親の皆さんには不足しているように感じます。「我慢が美徳」とは思いませんが(経験上、我慢して良い結果になった試しが無い!)自分以外の”大切だと想う者の為に”踏ん張る気持ちが、薄らいでいるように思うんです。

 人口の減少を止めたいのなら、もっと真摯に意識改革を促す、福祉の充実や雇用の仕組みを変えないとならないんじゃないでしょうか。


 上記の記事は、熊本市にある慈恵病院が「赤ちゃんポスト」を設置する事に関連して書かれたものなのですが、生んでも育てられない理由を持つ母親の苦しみを思うに付け、以前宮城県石巻市にあった菊田病院の事例を思い出します。

>「日記をかこう。」てづか様  http://www.digicafe.jp/diary/622779.html

記事から引用

昭和50年(1975)9月20日、石巻市の菊田昇医師が、日本産婦人科学会の宮城地方部会から除名されました。

菊田医師は石巻市で産婦人科医院を営んでいましたが、産婦人科をしていると、しばしば妊娠中絶手術をすることになります。そしてある時、高校生のかなり月数の進んだケースの中絶をしたのですが、その時、取り出した胎児がなんと産声を上げました。しかし母親は高校生。

助ける訳にはいかないと判断した菊田医師は、この赤ん坊を一晩放置して死なせました。

この時、菊田医師は自分の行動に大きな疑問を感じ始め、やがて「赤ちゃんあっせん」ということを始めます。

世の中には上記高校生のケースのように、どうしても子供を産む訳にはいかない人たちがいます。
一方では、赤ちゃんが欲しいのに、どうしても生まれてくれない夫婦がいます。

そこで菊田医師は、この産むわけにはいかない母親に中絶せずに産むことを勧め、その産まれた赤ん坊を、どうしても赤ちゃんの欲しい夫婦の子供として渡したのです。

菊田医師の行為は素晴らしい行為なのですが、ここで学会が問題にしたのは・・・・菊田医師がこの子供を、もらい受けた夫婦の実子として出生証明書を発行していたことです。

つまりこうしないと、産む訳にはいかない人の戸籍に子供の記載が書き込まれてしまうのと、戸籍上で養子ということになっていると、その子が大きくなった時に自分が養子であることを知り、そのことで変に悩んだりする可能性がある。

その配慮が、違法行為であることを知りつつ、菊田医師にこの出生証明書の発行の仕方を続けさせました。

結局菊田医師はこのことから、学会から除名されただけでなく、罰金刑を受け、半年間の業務停止処分まで受けますが、処分解除になるとやはりこの行為を続けました。そして生涯に約600人の子供の命を救ったのです。

・・・・・・当時の人口中絶は、8ヶ月未満まで中絶とみなせました。今の医学ならば、充分に生かす事が出来るくらい成長したものです。あなたがもし医者だったら・・・・・・産声をあげている赤ちゃんを見殺しにできますか??法律違反だとしても、命を救うことが出来るでしょうか??「中絶は殺人」だと菊田医師は言いました。

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*「中絶」に関しては、私は女性としての立場から殺人だとも不法だとも思いません。望まぬ妊娠から自分を守る事も、大事な命を守る事だからです。

 この菊田医師の事例がきっかけとなって「特別養子縁組制度」が制定されました。それにしても、たかだか30年の間の出来事です、日本は養子縁組に関しては、著しく意識が低い後進国だと私は思います。

 今回「赤ちゃんポスト」を設置した慈恵病院は、キリスト教のカトリックの教えに基づいた病院ですから、支持する人たちや団体が多くある事が、実施した背景にはあるはずです。そうでなくては、独特の倫理感を持つ日本という国では、これを実施するのは相当な軋轢があるはずです。
 
「捨てられる子どもの居ない国」を。政府は、もっともっと努力してしかるべきです。
 
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2007年本屋大賞 決定!

2007年04月06日 09時50分54秒 | 
全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 本屋大賞


★大賞 『一瞬の風になれ』 佐藤 多佳子(講談社) 475.5点

2位 『夜は短し歩けよ乙女』 森見 登美彦(角川書店)455点

3位 『風が強く吹いている』 三浦 しをん(新潮社)247点

4位 『終末のフール』 伊坂 幸太郎(集英社)228点

5位 『図書館戦争』 有川 浩(メディアワークス)176点

6位 『鴨川ホルモー』 万城目 学(産業編集センター)175点

7位 『ミーナの行進』 小川 洋子(中央公論新社)152.5点

8位 『陰日向に咲く』 劇団ひとり(幻冬舎)139点 

9位 『失われた町』 三崎 亜記(集英社)127.5点

10位 『名もなき毒』 宮部 みゆき(幻冬舎)89点

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 大賞と2位が接戦だった事よりも、3位以下との得点差の方がショックでした。

 う~ん、まじめな作風の方がうけたんだなぁ。「まじめ」という言葉だとちょっとニュアンスが違うかな?「切羽詰った」とか「真摯な」とかとも違う感じ。なんというか「浮世離れした世界(=創作の醍醐味)をとことん愉しもうという作風が評価されなかった」というのが一番近いかな。逆に言うと、大賞と2位の作品のような作品を求めている人が多く居たという事ですよね。なんだかみんな切ないなぁ。

 私的には「終末のフール」が大賞で、2位が「風が強く吹いている」3位が「図書館戦争」です。


*番外編的お勧め本
 10位の「名もなき毒」は、現実にこういう人が居る怖さが凄く良く書けていて、毎日の生活でこういう人物と付き合っている身としては、憩いの時間の読書の時にまで、わざわざ読みたくないと思う名作だと思います(笑)二度と読まない!
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